宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

テロ特措法廃案、イラク撤退が早まるだろう

2007-11-01 22:07:20 | 政治
テロ特措法の海上給油、ストップですな、
それで良いのです。
4チャンネルの朝番の司会者が民主党のせいでやめることになったと言わんばかりに職責を忘れて言っていたが、愚かな男だ。
みんなどの国も自腹となれば、撤退も早まるかも知れぬ。
自腹で欲得もなしに損失だけを重ねる国、重ねられる国もそうそうはあるまい。
戦争するための後方支援給油、
治安維持の名目でも、片方への人殺しに手を貸していることに疑いはない。
国際貢献ならイラクに飛行機も飛ばしている、武器を持たない筈の訳だから、日本がそんなに一生懸命に手伝うこともあるまい。もっと違った貢献方法を手探りでもいいから追求すれば良い。

お金もないのにそうやたらと警備、軍備で貢献しようとするは愚の骨頂なり、
軍隊を調子に乗せれば、かれらは文民統制など赤信号程度にしか思わない。
かつての日本だって、朝鮮を奪い、満州を奪い、調子づいて行ったのは良くご存知であろう。

右翼思想の方々がすぐ得意げになって言う、中国のチベット虐殺問題も、日本を追い出して勢いづいた共産党人民軍の行為は、それが事実であるならば???日本軍人たちの一部過激な師団の無差別な人殺しの真似じゃないか・・・・良く中国を糾弾できるよ。
今では、5000メートルのチベット高原をゆったりと汽車が走る。古きもの達にとっては隔世の感である・・・それが良いかどうかは私にはわからないが・・・・?



うまく行けば行ったで愚かなる者たちは、発言力も威嚇力も強大になった「つもり」(錯覚)になるのだ。亀田親子に良く現れているではないか・・・・あれがかつても今も日本人の一部過激な輩たちの本質なのだ。みなさん批判なさっているが、自分にもその血が流れていることを他山の石とした方が良い。
オーム真理教の彼らもあれが日本人の典型なのだ、と言うことを自覚すべきなのだ。
その反省の上で生き方、考え方を模索しようではないか・・・・・名実共に分別ある大人として成長するには、その日々反省する心持ちが大切なのだ!酒飲んで、くだまいて、テレビ観て、寝るだけでは、良識が育たない・・・賢民にはなり得ない・・・

一部の愚者は・・・・
防衛庁から省への格上げが、国民に信認されていると錯覚しがちなのだ。

うまく行っても反省!うまく行かなくても反省!という殊勝な心掛けを持っている人が何人いるのだろうか・・・・?
それがないから、バブルにも踊り、踊らされるのだ!

調子付くのは時と場合には必要な事もあろうが、そういう時ほど、ブレーキに常日頃、足を乗せておくことが必要なのだ!
民主党が過半数を得たことは、ムチャクチャな政治手法に対するブレーキだと思わなければ、賢明とは言えぬ。
右傾きがきつくなったればこその本能的なゆり戻しに他ならないのである。
それでも「ゆり戻せる」からまだ救いがある。
ゆり戻せなければ転覆を待つ!のみ、となるであろう・・・・

過激な、思慮浅い思想は、はっきりと「敵」を作り上げる術に秀でている・・・・
次第に何処か遠くの方でドンパチが始まり、やがて新宿副都心、はたまた霞ヶ関のノッポビルが、水道が、地下鉄が、野球場が、国会が、電気が、コンピュータが、通信が、破壊の憂き目に合うかも知れないのだ・・・・・?