映像:九重星生ホテルの大浴場は白濁源泉で満たされていた。
星生温泉は九重連山の名湯とされる。4種類の源泉を有する。
嘗て、このホテルの露天風呂で眺めた星空の感動が今に甦る。
温泉は何時でも、何処でもこんなに人々を癒してくれるのだ。
【Data】下記混合泉
①単純温泉 94.1℃ PH6.8 源泉:九重星生ホテル(噴気泉)
②単純硫黄冷鉱泉24.1℃ PH5.2源泉:九重星生ホテル(硫黄泉)
筋湯温泉には4つの共同浴場がある。打たせ大浴場、岩ん湯、せんしゃくの湯そして
この薬師湯だ。みな特徴があるが、この薬師温泉の特徴はジックリお湯に浸かれる事。
湯壺はごく一般的な長方形、程よい湯温に身体がゆっくりほぐれていくのを感じる筈。
【Data】食塩泉 76.9℃ PH7.1 源泉:筋湯温泉
解説:薬師湯と岩ん湯浴場は男女交互入浴。一方が男湯の場合、他方は女湯。
筋湯温泉のなんとも風情のある打たせ湯共同浴場。
うたせ大浴場とは違う趣のある小さな打たせ湯だ。
筋湯温泉に来たら4つの共同浴場湯巡りが楽しい。
【Data】単純温泉 40.1 ℃ pH7.3 源泉:岩ん湯
参考:本物の名湯ベスト100‐55九重温泉郷(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域文化資産No.118共同浴場の打たせ湯(日本温泉地域学会編)
映像:筋湯温泉のシンボル『打たせ大浴場』の様子(by公式HP)
九州九重連山の名湯中の名湯と言えば、様々あるがその内の一湯が
筋湯温泉といえるだろう。その中心となるのが、打たせ湯大浴場だ。
残念ながら、浴室内はもうもう湯煙で撮影不可、外観の紹介のみだ。
【Data】単純温泉 44℃ PH7.1 源泉:うたせ湯
解説:由来は、共同浴場「うたせ大浴場」の湯にある。2mの高さの
湯が落ちる「日本一のうたせ湯」とも云われ、“筋肉をほぐす湯”、肩
こりなどの筋の凝り等「筋の病に効く」という事から「筋湯」と称す。
2014年の元旦に相応しい温泉は九州九重温泉郷の筌ノ口温泉の
黄金の色をした共同浴場です。この普段着の湯に身を沈めて新
たな年を迎えたいと思います。皆様良いお年をお迎えください。
【Data】含芒硝・食塩・土類ー重曹泉 48.5℃ pH6.6 源泉:筌の口温泉
(入湯3回目)
参考:本物の名湯ベスト100‐55九重温泉郷(講談社現代新書:石川理夫著)
感想:久し振りの筌ノ口温泉を訪問した。日本温泉地域学会を
途中で抜け出し友人と二人でタクシーで駆けつけたのだ。
九州に名湯は数多くあれど、この鄙びた共同浴場は格別。
文学:川端康成が小説「波千鳥」の構想を練るために滞在(新清館)
参照#大分県 温泉地 データ・ベース