The Gift of Nothing (Christmas)
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Little, Brown Books for Young Readers |
ストーリー
特別な日、ネコのMoochは親友のイヌEarlに何か贈り物をしようと考えた。けれどもEarlはなんでも持っている。なんでも持っている彼に一体何をあげれば?悩んだ末、Moochが贈り物に選んだのは・・・nothing!
感想
図書館本です。借りたときには気がつかなかったんですけど、この本クリスマス本としても最高ですね。
思いついたようにnothingを贈ろうと決めたMooch。でもそうそう、世の中はsomethingであふれている。なのにみんな事あるごとにnothing、nothingと言っていることを不思議に思うMooch。確かにそうだなぁと思いました。面白い。いろんなことに気づかせてくれる本ですね。本気でnothingを贈ろうとするMooch。本当に?
英語だと娘にはちょっと難しかったかも。nothingの意味は多分知らないだろうし、he found nothingっていうのもとても英語的な言い方。でも英語だからこそこのnothingが生きてくる。ほんとだったら何も見つからなかったという意味でしょうが、この場合、Moochは素敵なnothingを見つけたのです。大切な人に心をこめてnothingを贈る心温まるお話。