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2010年 好きだからフルコースで・・・と思っている本 (ファンタジー編)

2010年12月26日 | ☆年間ランキング

 2010年のまとめ。第7弾。フルコース(原作orGR、朗読CD、翻訳版、ドラマor映画)でいろいろ楽しみたいという希望を持っている本。ちょと長めの無駄話にお付き合いください。難易度順。

 

Twilight (The Twilight Saga)
Stephenie Meyer
Little, Brown Books for Young Readers

 ラブファンタジー。Edwardがとてもよさげに思えてくる理由の一つは、Bellaが彼をほめちぎるからだと思ったりします。Bellaいわく、Edwardはvelvet voiceを持つ、godlike creature。彼が脱いだジャケットの匂いや、吐息すら思いっきり吸い込みたくなるような・・・。でもそれってvampireの罠にまんまとはまっているということなんですよね。獲物である人間をおびき寄せるための美貌であり、美声であり、体臭や口臭なのです。本来であればその美しさに惹かれてふらふらと近づいてきた人間をガブリ!・・・従来のイメージとはかなり違う美しきvampireの生態に興味を持てたのなら、#4のBreaking Dawnまで楽しく読めることでしょう。あなたもvampireの罠にはまってみては?
今年公開になった映画『エクリプス』も見て来ましたよ。ラブラブお花畑に始まって、ラブラブお花畑に終わっているのがとても印象的でした(笑)。あの草原みたい所はEdwardお気に入りの場所?原作だとあそこには頻繁に行ってなかったような気がするのですが(ましてや寝転がってはいなかったような・・・)、映画だと、毎回とても印象的で象徴的な場所になっていますね。
オーディオブックは人物の区別が付きにくくてあまり好きじゃなかったです。翻訳版は分かりやすく、あまり翻訳ものや、本自体を読まない若者にも配慮しているのかなと思いました。2/8の過去記事はこちら

 

Harry Potter and the Order of the Phoenix (UK) (Paper) (5) Adult Edition
J. K. Rowling
Bloomsbury Publishing PLC

 映画の公開までに#7まで読みたいところだったのですが、そうもいかず、#5止まり。来年前半で残り2冊読もうと思っています。どの巻もそれまで意味不明だったエピソードを、ラストですべてうまいこととめてくるのはお見事。読み終わった後はすっきり爽快感があります。#5は一番ボリュームのある巻ですが、5冊の中では一番好きかな。翻訳版は確か3巻までは読んだような気がするのですが、その後は補足程度にしか読んでないです。長いのでね。オーディオブックにまで手が回らないのが残念。最後の巻くらいは聴いてみようかと思ったりするのですが、値段がね~。
映画『死の秘宝 part1』は見に行こうと、張り切って前売り券を買ったのに、まだ行けていません。トホホ・・・。いつ行けるのか?11/6の過去記事はこちら

ちなみに、クリストファー・ベルトン著『ハリーポッターと不思議の国イギリス』はハリポタを読んでいて日本人が分かりにくいと思うイギリスの文化や習慣などについてわかりやすく説明してくれています。ハリーポッターの世界をより深く理解したい方やイギリス文化について知りたい方にはとても興味深い内容です。

ハリー・ポッターと不思議の国イギリス
渡辺 順子
コスモピア

 

 

 

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