<辞任を表明し目を潤ませる甘利経済再生相 日刊スポーツより>
甘利大臣が辞任!!選挙制度の改革が必要!?
私の好きだった甘利大臣が辞任しました。
なんでこんなことになったのか???
その答えは、甘利大臣が辞任会見で発言したこの言葉に
つきると思います。
「いい人だけとつきあっていれば、選挙には落ちる。
小選挙区だから間口を広げておかなれければならないのだ!」
いい悪いは別にして、政治家は落選したら「ただの失業者」です。
当選しないと、「煮えたぎるような志」も絵に描いた餅なのです。
私が甘利元大臣に好感を持ったのは、第1次安倍内閣の
経済産業大臣をされていたときです。
地域力連携拠点事業を説明をする甘利大臣に、今までの
政治家にない知性とリーダーシップを感じたからです。
<その時の地域力連携拠点の開所式におけるビデオ>
その当時は、私の所属する広島県中小企業診断協会も地域力連携拠点
として、中小企業のために様々な取組みをしました。
今までは国、県、市町の中小企業支援機関や商工会議所、商工会の
下請けでしかなかった診断協会が、主体性をもって中小企業の支援を
行えるようになったのです。
当時から診断協会の副会長をしていた私は、セミナーやコンサルティングを
診断協会が主体性をもって行えるようになったことは本当にうれしく思いました。
しかも、国、県、市町の連携拠点と競争をしてくださいと!
本当に画期的な取組みだったと思います。
しかしながら、3年後には民主党が政権をとることになり、
地域力連携拠点は解体されたのです。
甘利元大臣が小選挙区制度の問題を提起する背景には、
2度も落選の危機があったことが言われています。
1996年の小選挙区制度の導入の時には、1751票差で新進党の新人の
冨沢徳紘氏に敗れたが、比例代表で救われました。
また、2009年の選挙では、民主党の橘秀徳氏に1960票差で敗れたが、
またしても、比例代表で救われたという首の皮一枚で政治家を継続できた
のです。
いくら優秀で仕事ができる政治家でも、落選したら失業者なのです。
テレビや週刊誌の報道で投票を決める民衆に当落が左右される
現状の選挙制度には、改善する必要があると思います。
甘利大臣の「死を覚悟して臨んだ」というTPP交渉成果も
「汚職」の一言で全て帳消しになってしまったのです。
甘利元大臣の悔しい気持ちがずっしりと伝わりました。
こういうことが繰りかえれないように、選挙制度の改革を
望みます。
私の所属する経済団体や、各士業の政治連盟も様々な
形で口利きを政治家にお願いします。
そこには、お金のやりとりはありませんが、票をちらつかせて
お願いするのです。
自分達の組織や企業のために政治家に口利きをお願いする
という体質はこれからも変わることはないと思います。
自分がお願いしていながら思いますが、ここにも今の選挙制度
の限界を感じます。
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代表取締役所長 西原 州康
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