日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

『庭に小さなカフェを作ったら、みんなの居場所になった』を読みました。

2019-05-23 23:59:00 | 本の紹介
桜は病院に行かない日は夕方くらいから、ぽたぽたぽたとお漏らしをすることがあります。特に暖かいところで眠っているとお腹の力も抜けるのか、一気にお漏らししてしまいます。しかし、今週はずーーーーっと晴れマークの天気予報。「漏らしちゃった」と寝床を変える桜の去った後のタオルやもこもこの敷物は昼過ぎに洗ってもパリッと乾きます!あとは洗濯機よ、がんばっておくれ!
 
ぐいぐいと引き込まれて一気に読んだこの本。
 
読みおわったとき、こんなカフェいいな!とただただ、その風通しが良さそうな居場所とされるカフェに惹かれました。
 
これは私の思い込み、偏見かもしれませんが、居場所というものに対して、「提供する人」と「提供される人」との間が対等でない感じがしていました。
 
不登校の人のために、障害がある人のために、困り感のある人のために、などなどなど。居場所は解決のヒントや糸口を持つかもしれない人が、悩める人へ提供する場、そんな偏見がありました。
 
でもみやの森カフェはそうではなさそう!当事者も支援者もいない。人の立ち位置を固定しない、誰かに何かを一方的に提供するのではなく、出入り自由なカフェに来て、食事をして話したり聞いたり、出会ったり繋がったりがある。
 
変幻自在な間口の広い、奥行きの深いカフェなのだなぁと本を読んで感じることでした。
 
そして、読みながら、読み終えて、ああ、私も行ってみたい!みやの森カフェを体感したい!と強く思いました。
 
本が来て、その日のうちに一気に読んで一週間経ちました。その後も近くに置いて、何度も、あちこちを読み続けています。こんなにこの本に惹かれるのはどうしてか、ということは自分でもわかりません。いつか、「そうか!」とわかる日が来るのかなぞですが、その日まで近くに置いて読み続けたいと思います。
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