日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

尿意。

2014-11-26 13:17:25 | 発達応援
 雨が続いています。
今年の冬は、暖冬だが雨が多いという3ヶ月予報を聞き、
日々の通勤を憂うことです。

 みなさん、「あ、ちょっと、トイレに…。」と思うときって、
自分のからだの中をどういう風に感じていますか?

 私は、まぁ、腹部、膀胱のあたりの圧迫感だったり、
あまり意識せずだったりですが、
よく考えると不思議なことですね。

 こんなことを考えたのも、今日読んだブログからでした。
(リンクが貼れませんでした。「発達障害は、治りませんか?」の感覚統合の功罪2の記事

 そして、やはり一緒に勉強していた子どものことを思い出したからです。

 一緒に勉強した子どもの中で、何人かの子どもがトイレが間に合わず困っていました。
本人も親御さんも悩み、小児科や泌尿器科まで行き、
「何も問題ない。精神的な問題。」といわれ、
心療内科にも行き、しかし、特に問題ないと言われ、とても苦労されていました。

 当時の私は、まだ感覚統合ということも、前庭覚も知らず、
ただただ、休み時間ごとに「トイレは?」と声をかけることしかできませんでした。

 当時本人の話を聞いたところによると、
私に「トイレは?」と言われている時点では、
トイレに行きたいなんて、少しも思わず、
でも、いざ、授業が始まったり、何かをしていると、
もう、間に合わない感じになっていたそうです。

 まさに、宇宙飛行士状態ですね。

 そういうことも知っていたら、
また、違った声かけや対応ができただろうなぁと思います。

 今も、きっと、学校の中で年齢にふさわしくない感じで、
トイレ問題を抱えている子どもたちがいると思います。

 先生方や保護者の方が、ただただ、その子の失敗を残念がるのではなく、
背景にある色々なことも知っていたら、
子どもの余計な心配を減らせるかもしれませんね。



 
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