日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

無力。

2017-09-13 22:15:14 | 発達応援
 昨日、バスに乗りました。
すると、すごい荷物を持った初老かと思われる男性がバスに乗り込んできました。

 その荷物が、すべて、猫のご飯でした。

 それはそれは大変な量で、スーパーでもらう特大のレジ袋で4つほど。
両手に持つだけでも大変そうでした。

 一体、どれだけの猫を飼っているのだろう、と思いましたが、
買われている猫のご飯は、大量だけど、「シーバ」や「三ツ星レストラン」など、
小さい箱もののものや缶詰など、割高なご飯ばかりでした。

 グルメな猫を飼っているのか?好き嫌いがすごい猫なのか?
妄想膨らむバスの中でした。

 何かストレスがかかって、苦しくて、苦しくて仕方がないときに、
言葉で表現できたり、自分で発散できる方法を持っていると良いのでしょうが、
凸凹っ子の中には、自分が今、ものすごくストレスを感じていることに気がつけなかったり、
自分の意にそわないことをさせられている違和感に気がつけなかったり、
「なんか、変だ」「なんか、嫌だ」と思っても、
それを表現する手段を持っていなかったりする場合があります。

 本人が自分のそういうところに気がつけるといいのですが、
なかなか、そうはいかずに、ただただ、得体の知れないものと戦い、
自分が安心感を得るために、どんどん幼児のようになっていくのでしょうか。

 見た目は成人、心は幼児の大人を
たぶん、わかっていても受け入れられない家族。

 本人と家族にしかできないことがあります。

 せめて、猫を目指すも、猫にもほど遠い私です。



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