日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

新しいエッセンス。

2015-09-11 11:23:17 | TLP
世の中と隔離された数日を過ごしている間に、大雨で川が決壊してものすごい光景にびっくりしました。朝の天気予報では聞きなれない雲の名前が画面に書き込まれていましたが、大雨を降らせる雲なのでしょうか。

特に、この2日間のワークショップで自然界を意識し、自分たちも自然の一部であるのだということなどを再認識した後だったので、嗚呼、人が地球上のカーストのトップだと驕ってちゃいかんのだなぁ、自然の力の前では黙って呆然とするのみだなぁと思ったことでした。

2日間に渡るワークショップが終わりました。

ワークショップ2日目では、自分の中に色々な拍子でリズムを作ること。そのリズムが自分の中の安定した骨組みになり、自分の内側を整えること。整った内側をより強固なものにするため、しっかりと呼吸をすること。そうすることで、自分の真の声を発することができることなどを学びました。

こうして言葉にするととても観念的なものに感じられるかもしれませんが豈図らんや、足でリズムを刻み、手拍子を打ち、中腰でリズムを取りながら呼吸法を行い、声を出し、ハーモニーを楽しみと、とても具体的なワークでした。

おかげで、今日、私はハムストリングスが筋肉痛で、椅子に座ろうとするたびに、攣りそうなほどの痛みと闘っていますT^T

さて、そのワークの中で、5秒間息を吸い、5秒間で息を吐くという呼吸法をしました。私は普段から、息を吸うよりも吐くほうが長いため、その呼吸法に合わせることがとても難しく、大変でした。

自分のペースでいくと、3秒ちょっと吸って12,3秒吐くという感じになってしまいます。5秒も吸うとアゴが上がりそうになり、5秒では息を吐き切ってしまえず、吐ききれないまま吸う動作に入るので、まるで地上で溺れているような感じでした。

ワークでの感想でそのことをいうと、吐き出すことも大切だけど、自分に与えるということの大切さをナチョさんは話されました。自分で自分に滋養や慈愛を向けるということなど、考えにも及ばないことでした。へぇ、そうか、好きに突っ走り満足するということとはまた違うんだな、と新しい視点を教えていただいたな、と思いました。

声を出すワークもとても楽しいものでした。合唱や発声練習での腹の底から声を出すというものとは異なり、自分の整えた内側の声の通り道からポーンと声が出るイメージです。私の中では、自分が五重塔になってその中を下から上の空間に声がぴゅーっと向かって行く感じです。

全員がそういう感じで、安定した声を出しているので、その声で和音をつくるととても美しく、グレゴリオ聖歌や大勢のお坊さんがお経をよむ唱和のような響きの余韻があり、自分も声を出しているのですが、わー美しい~とうっとり聞き入ってしまう程でした。

また、そういう声の真ん中で自分で即興で声を出すワークでは、周りの声を肌で感じ、ナチョさんがリードしてくれながら自分の声が周りの声と溶け合い、今まで経験したことのないハーモニーの世界を経験することができました。

この2日間は、知らないことばかりでワークは楽しいものの、頭の中はごちゃごちゃでした。
でも、気がつけば今からの自分の仕事に重要なとても濃いエッセンスを頂いた気がします。

この原液を今すぐブレンドすることは、まだ私にはできないのですが、自分で使いながら色々な方法を見つけていきたいと思っています。

企画してくださった由美子先生に感謝!
そして、惜しげもなく自分の持っているものを教えてくださったナチョさんにも感謝!

休日を分けてくれた早朝の仕事仲間にも感謝!
送り出してくれた旦那どんにも大感謝!

行けて良かったなぁと思いながら、飛行機待ちです。





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