ぶらり紀行

宝塚市近郊の神社仏閣・祭り山車を中心に訪れた様子をレポート

第三回宝塚だんじりパレード 参加だんじり紹介4

2014年04月24日 21時13分56秒 | 地車祭礼まいり

26日(土)パレード当日いい天気になりそうですね♪

明日は準備の為ブログ更新できそうにないので第三回宝塚だんじりパレード 参加地車紹介最終。 

最後のグループは川面地区三台

冊子(パンフレット)紹介文より 原稿画像及び、予備画像添付


川面南

川面南の地車は明治15年に製作されました。彫師は泉州貝塚岸上の流れを汲む二代目 高松彦四郎(安田夘ノ丸)です。正面車板の天照大御神の岩戸隠れなどは見事な彫です。
川面南の特徴は秋の祭礼で曳行する範囲が広く、東は向月町(大堀川付近)西はJR宝塚駅の北側、有馬街道沿い旧池田町(現川面6丁目)となっております。それから一番の見所は毎年、秋の祭礼の川面神社への宮入です。狭い境内を全速力で直線を2往復して3回目に鳥居手前で直角にやり廻しを行い地車と地車の間へ見事に納める醍醐味は祭りの中でも最大のクライマックスです。また、川面南の法被は昔ながらの和柄の伝統を引き継ぎ、その後ろ姿は粋と呼ばれております。ぜひ一度、川面の秋の祭礼へお越し下さい。












川面西

市内随一の賑わいを誇る川面のだんじり祭り。3台のだんじりがしのぎを削る勇壮な宮入や華やかな手打ちなど見どころ満載。
中でも旧鍋野町・旧池田町から成る川面西地区のだんじりは、名匠として名を馳せた「小松源助」「小松源信」が腕を奮ったダイナミックな彫り物が自慢です。明治15年(1882年)に大阪の大工「栗田庄兵衛」らによって新調以来、明治33年、昭和61年、平成18年と改修を繰り返しながら、今日まで大切に受け継がれてきました。また、見送りを飾る刺繍幕「対峙する龍虎」も迫力たっぷり。
なお、川面西青年団ではいっしょに祭りを盛り上げてくれる仲間(中高生)を募集中です。性別・地区内在住不問です。










川面東

川面東地区は、川面皇太神社、川面神社を氏神に持つ旧大道町、旧小場町から成る。現地車は旧小濱東ノ町で江戸末期(推定)に新造された地車で明治14年に礼金を含め525円にて購入。当時の小濱組大工が総力を上げ築造した姿形の美しい典型的な宝塚型地車である。
彫刻は、大坂浪花彫刻の名門相野一門の彫刻と推定され、推測の域を出ないが相野藤七又は近い彫師と思われる。獏様牡丹の木鼻は、嘉永7年築造の棟札が残る吹田市川面地車の彫刻と同じ彫物師の手によるものと思われる。
見送り幕は、双龍・中心に東文字。幕に文字があるのは、宝塚市内では唯一である。







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