ぶらり紀行

宝塚市近郊の神社仏閣・祭り山車を中心に訪れた様子をレポート

有馬・愛宕神社

2009年01月11日 23時26分54秒 | 社寺まいり
神戸市北区有馬町・有馬温泉地内の堂として保存されています。現・愛宕神社

元上之町地車とされてますが、近年色々な説があるようです。

上之町地区に鎮座、上之町組で奉仕されていますので上之町の元山車であったと推測はできます。

唐破風屋根・獅子噛・車板・枡合と地車の特長です。現状は1枚屋根(大屋根)です。後部は継いだような継いでいないようわかりづらいです。高覧は、途中で切ったような感じですので後部があったかもしれません。しかし屋根の獅子噛等細工した痕なく彫物納まってますし、脇障子があった形跡ないので、元々1枚屋根の可能性もあります。
ちなみに屋根は、折りたたみ式です。
ただ、太鼓?ではないと思います。担ぎ棒取り付ける感じでもなく、担ぎ太鼓であれば、屋根を折りたたみにする必要性もかんじませんので。

摂津絵図の中で有馬温泉お祭り風景図にだんじり登場してますが、小屋根みえません。もしかしたら1枚屋根の可能性もあります。
元々1枚屋根の曳きだんじりやったかもしれません。
近年の地車研究家が地車定義を2枚屋根にして、有馬温泉にも過去地車ありとした際勝手に2枚屋根と推測したのかもしれませんね。

獅子噛、懸魚・前



獅子噛・後



枡合・横 麒麟



全体にいいかんじの彫物です。この枡合の麒麟頭は、龍ですな。東の枡合と同じ場所にいますが、ちょと印象違います。

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