今回は、大佐つながりで上安倉地車。
この地車は、記録・銘板により住吉大佐にて築造された地車である。
住吉大佐地車請取帳記載
摂津国川辺郡安倉村・明治25年11月26日に渡しとある。
他に若中頭2名・世話人2名・大工1名の記載がある。
単純に疑問ですが、川面のように2つの町で1台の地車保有の場合、若中頭2人考えれますが、上安倉は一つ町構成ですよね?その場合は、頭はひとり?が普通ですよね。請取帳記載には、安倉となってますので当時は上下安倉で購入ですかね?
大工・川崎仙之助、川崎宗吉、下川安次郎
ちなみにだんじり屋「住吉大佐」最盛期には、年に3、4台の地車をつくり近くの空地に3台ほど仕入れ地車?(つくり置き地車)をならべていたそうです。又、多い時には、従業員40人、大工、彫師各4人が働いていたそうです。
村に残る伝承では、当時の若中頭、世話人が住吉にある大佐まで出向きそこにあった新調地車を一目で気に入り即契約。後日地車を解体し住吉から鳴尾浜まで船で鳴尾から安倉まで馬力によって運び村内で組み立てたそうです。
彫師ですが、9代目小松源助こと岡村平次郎と言われています。
近年になって地車研究家調査により大佐地車の彫物に9代目小松源助がかかわっていたことが解り、この地車彫物も小松源助ではないかと推測されています。ただ、川崎家(大佐)末裔の方によると「大佐地車の彫物は、じまえである」とのことです。
獅子噛み・昭和59年修理前大佐作
三枚板・後藤又兵衛・大佐銘板
地車購入以前の上安倉は太鼓を所有していたようです。安倉側からの記録等はないようですが、その太鼓の購入先である尼崎市東大島太鼓台幕箱に明治26年(上?)安倉より購入の墨書きがあるそうです。
その太鼓台(唐破風屋根・東大島太鼓保存会)ですが、彫物題材が非常に興味深くなんと小濱地車とまったく一緒です。古年代の地車(太鼓)彫物題材構成まったく同じは、(北河内型除く)ほとんどないと思うのですが・・・・めずらしくないですか?
東大島太鼓台・飾目 前後とも、懸魚対の獅子子谷落し
車板(桝合)・漢高祖龍退治、牛若丸弁慶五条大橋出会い(小濱は脇障子)
桝合・龍
高覧・獅子牡丹
村は隣ですから影響を受けたか?参考にしたか?もしかして、小濱築造太鼓台かも?
うちの親父の伝承話ですが、小濱には、たくさんだんんじりあってあまっていたそうですよ。
脱線しましたが、上安倉町内旧村道はまだまだ昔ながらの面影ある狭い道です。
夜曳行の様子
この地車は、記録・銘板により住吉大佐にて築造された地車である。
住吉大佐地車請取帳記載
摂津国川辺郡安倉村・明治25年11月26日に渡しとある。
他に若中頭2名・世話人2名・大工1名の記載がある。
単純に疑問ですが、川面のように2つの町で1台の地車保有の場合、若中頭2人考えれますが、上安倉は一つ町構成ですよね?その場合は、頭はひとり?が普通ですよね。請取帳記載には、安倉となってますので当時は上下安倉で購入ですかね?
大工・川崎仙之助、川崎宗吉、下川安次郎
ちなみにだんじり屋「住吉大佐」最盛期には、年に3、4台の地車をつくり近くの空地に3台ほど仕入れ地車?(つくり置き地車)をならべていたそうです。又、多い時には、従業員40人、大工、彫師各4人が働いていたそうです。
村に残る伝承では、当時の若中頭、世話人が住吉にある大佐まで出向きそこにあった新調地車を一目で気に入り即契約。後日地車を解体し住吉から鳴尾浜まで船で鳴尾から安倉まで馬力によって運び村内で組み立てたそうです。
彫師ですが、9代目小松源助こと岡村平次郎と言われています。
近年になって地車研究家調査により大佐地車の彫物に9代目小松源助がかかわっていたことが解り、この地車彫物も小松源助ではないかと推測されています。ただ、川崎家(大佐)末裔の方によると「大佐地車の彫物は、じまえである」とのことです。
獅子噛み・昭和59年修理前大佐作
三枚板・後藤又兵衛・大佐銘板
地車購入以前の上安倉は太鼓を所有していたようです。安倉側からの記録等はないようですが、その太鼓の購入先である尼崎市東大島太鼓台幕箱に明治26年(上?)安倉より購入の墨書きがあるそうです。
その太鼓台(唐破風屋根・東大島太鼓保存会)ですが、彫物題材が非常に興味深くなんと小濱地車とまったく一緒です。古年代の地車(太鼓)彫物題材構成まったく同じは、(北河内型除く)ほとんどないと思うのですが・・・・めずらしくないですか?
東大島太鼓台・飾目 前後とも、懸魚対の獅子子谷落し
車板(桝合)・漢高祖龍退治、牛若丸弁慶五条大橋出会い(小濱は脇障子)
桝合・龍
高覧・獅子牡丹
村は隣ですから影響を受けたか?参考にしたか?もしかして、小濱築造太鼓台かも?
うちの親父の伝承話ですが、小濱には、たくさんだんんじりあってあまっていたそうですよ。
脱線しましたが、上安倉町内旧村道はまだまだ昔ながらの面影ある狭い道です。
夜曳行の様子
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