パッとしない政府が言い出した。
住民税非課税世帯に5万円あげるんだって？思いつきも甚だしい。バラマキでしか無い。
何の効果もないと思う。5万円1回きり貰ったって、一瞬にして有り難みがなくなるわ、きっと。
長期的対策でも展望でも無いよね。となるとただの税金の無駄使いでしかない。
そもそもが何で国民全体じゃないの？この値上がりばかりの現状、誰だってしんどいのじゃないの？
なのに特別扱いね。不公平感丸出しの政策ね。私ら貰えないんだ・・・。
子どもたちだってちゃんと住民税は払ってる。でもやりくり大変だって言ってる。育ち盛り抱えていたら
食費も大変。ちゃんと食べさせないといけないしね。
大体、こういう中途半端な政策が出る度に私は考える。
所得格差だの貧富の差だの、一体何であるの？ってこと。
親が金持ち。代々富裕層は、余程の失敗しない限りそれなりの豊かな生活が維持出来るだろう。
これを運が良いという？多分守る為には目に見えない努力はしていると思うが。
そしてニューリッチ（という言葉ももう古いね）という、言い方は悪いが成金。今なら新しい分野で
成功した人とでも言えばいいか。彼らはアイデア勝負とか研究を重ねてとか、日々頭と身体と心を
使って、挑戦し失敗を重ね研究し成し遂げて来た人。そして成功し莫大なお金を手に入れる。
これは運が良いとは言わない。汗と涙の結晶だろう。
反対に親が貧しかったので、貧困の連鎖とでも言うか、子も又貧しいという人。やってもやっても
上手く行かない。これは運が悪いのか？今で言ういわゆる（嫌いな言葉だが）親ガチャ？
ハズレなの？自分は努力しているのに、一生懸命頑張っているのに報われない。何故か貧しさから
抜け出せない。一体何がいけないのだろうと不思議？やり方が悪いとかタイミングが悪い
時代が悪いとかでは済ませられない？
貧しさから抜け出すために、血の滲む様な努力をしてきた？死ぬ思いで頑張った？
豊かさと貧しさの間にはどんな事情があるのか？
女性はまだまだ、お金の事情で離婚したくても出来ずに我慢している人も多いだろう。
私なんか自慢じゃないが、離婚したての頃は財布に数百円しか入って無くて、忘れもしない
その頃子どもたちがハマっていた『キキとララ』のおもちゃが欲しいと言われ、『もう今までみたく
何でも買ってあげることは出来ないんだからね』と我慢させた覚えがある。
子どもたちが卒業する寸前は、それまでちまちま貯めていた貯金が”０”になり青くなった。
授業料が払えない！
色々あったけれど、それでも今普通に暮らしているし、仕事しているし収入もある。
税金もたくさん払ってる。
運が良かったとか恵まれているとかここまで来られた要素は色々有るけれど、どんなに言っても
半端なく頑張ってきたことは事実。
何が言いたいかというと、恵まれている生活というのは、ある意味、やってきたことの結果でも
あるんじゃないかということ。いつも言うように、皆頭と身体と心使って頑張って来た結果なの。
貧しい人が何の努力もしていないとは言わない。勿論理屈では割り切れない世の中の理不尽さとか
おかしさというのは有るだろう。でも、ほぼほぼやってきたことと結果とは違わないと思う。
なのに、5万円は住民税非課税世帯にだけ行く。住民税払っている人たちの中にも生活苦しい人は
いっぱい居るだろう。だけど彼らは、カバーする側だ。
全員に公平じゃない、中途半端な決め方。文句出ない？働いたら損などと言われない？
そういう説明の付かない割り振り方がイヤだなと、私は思う。