内面は顔に出る 表に現れる

外国の人が日本の歌を日本語で歌って競う番組を観てた。
それ観て多分私だけじゃなく、感動した人結構居たんじゃないかな？

出て来る人みんな、とても歌が上手は当たり前なんだけれど、皆基本日本が好きね。
愛してるって言うのかな。そりゃ日本の歌を日本語で歌う位だもの少なくとも嫌いでは無いね。
中には日本に来てこの番組で歌えただけで幸せ💛！と言う人も居た。

それで、キルギス？の女の人が優勝したのだけれど、彼女は目が見えない。
出場者全員、歌う前に母国での紹介Ｖが流れるのだけれど、その女の人は男の子を２人持つ
お母さんだった。
歌声は美しいだけでなく素直で伸びやかで、心に沁みるというか何とも不思議な世界を
醸し出していた。
陳腐な言葉でしか表現出来ないけれど、暖かくて優しくて周りを包み込む様な雰囲気。
審査員の方々も結構涙ぐんでいらしたような・・。

その女性、何とも穏やかないい顔をしている。
きっと優しい良いお母ちゃん？ママ？なんだろうな・・・と思わずにいられない。
歌も綺麗、心もきっとキレイ、内面の美しさとか、それが顔に、その人の表情に出ているのよね。
その人、自分は目が見えないから、今自分がどんな顔しているとか分からないのだけれどね。

つくづく思った。
人間の中身って内面って顔に出るんだなと。
いやらしい人はいやらしい醜い顔してるわ。
化粧を塗りたくった美しさでは無く、本当の意味の美しさが顔に出るよ。
内面の豊かさは顔に出るよ。
そのキルギスの女性は、優しくてしなやかでそして多分強靭な精神を持ち合わせている
んだろうなと思わされる、美しく素適なお顔でした。

指導死って言葉があること自体おかしい

『指導死』と言う言葉があるのを知らなかった。
とても変な言葉だ。
”指導”しているのに”死ぬ”の？

指導をきっかけに子供が死に至ること。
指導している側の行為により指導される側が精神的・肉体的に追い詰められて自殺する。

これって指導と言えるの？

万引きしていないのにしていることにされて学校の推薦をもらえなかった中学生の男の子。
まるで犯罪者扱いだ。
冤罪だ。
これって本当に学校の、教師の、責任だよね。
単純にデータを写し間違えてそのままになっていたと。
人一人の命が掛かっているのに、どれ程いい加減な作業をするのだろう。
会社で”売上の数字を入力ミスしました”とは訳が違う。
大事な大事な人生が掛かっているのだ。人生を左右するのだ。
どれ程いい加減な指導をするのだろう。
廊下で相談？面談？５回って理解に苦しむ。どんな面談？真面目に聞いている？立ち話？

教え子のことを本当に愛情を持って接しているのだろうか。
中学生って多分、人生で一番多感な時期だと思うのだけれど、教師はそんな大事な時期の
子どもたちを預かっている・導いている　と言う自覚があるのだろうか。
自分のひと言で、子供は自信を持つことも出来れば、絶望の淵に追いやられることもある
ということを知っているのだろうか。
そりゃ立派な先生もいっぱい居るけれどね。

やってもいない罪を、濡れ衣を着せられて、親に言うよと言われたその子には、
その時きっと絶望しかなかったんだろうな・・・。
人一人の人生を狂わせて、というか終わらせて、一体何をしたか分かっているのだろうか
その学校、その教師。

そもそも『指導死』なんて言葉があること自体おかしい。
何ともやりきれない気分。