雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

保育園落ちた 日本死ね!の続き。世の中の趨勢に国が追い付いていない

2016-03-20 21:41:50 | 政治
保育園落ちた、日本死ね の続き。

前回これに関する記事を書いた時は、まだ
”子どもを産んだ後、お金がしんどい訳で無いのなら家に居て子どもを育てて、子供が大きくなれば又仕事
再開したらいいんじゃないの?焦らなくてもゆっくりと。働きたいからってだけで子供預けるの?
保育園申し込むの?そんな人増えれば本当に子ども預けなければ生活出来ない人がに困るでしょうに”
位に考えていた。
でも考えが甘かったことを思い知らされたわ。
だって周りの同意はあまり得られなかったもの・・・。
私の考えが相当偏っている・古臭いんだと言うことに気付かされました。

そもそもこういう騒動になったのは、預けたい子どもの数より圧倒的に保育士の数が少ないからだ。
子どもを産んでも変わらず働きたいと言う女性が増えている現実を、国の運営をしているおじさんたちが
知らなさ過ぎるのが原因だ。
最早そういう国に日本がなっていると言うことに目をつぶり過ぎだろ。
私も分かって無かった部分はあるが、今の若い人たちは、お金の為だとかそういう観念だけで仕事しない。

結婚する⇒子どもを産む⇒働く⇒子どもを預ける⇒子供の数だけ必要な保育士の確保
そういう国としてのシステムをさっさと構築しないからこんな騒動になるんだ。
本当に少子化が問題だとか子供をもっと産めよとか言うなら、子供の世話をする人をもっと確保してから
言えよと言う話になる。
だってこの騒動の元になった人だって、働いて税金払ってやるって言ってるのに・・・と言っているよね。
昔みたいに大家族でじーちゃんばーちゃんが家に居て、みんなで子供の面倒を見てと言う時代では無いの。
日本はもうとっくの昔に、そんな国では無くなっているんだよ。
核家族って言う言葉、一体いつから始まったと思ってるのさ。
きょうび、じーちゃんばーちゃんだって働いている。
孫の守もしないといけない、お財布にもならなければいけない。みんな色々大変なんだ。
必然として子どもを見る職業・プロをもっと増やすべきだろうに。

大体、保育士さんのお給料がとても低い・安い。安過ぎる。
一般の業種に比べて平均して10万位低いのだそうだ。
そりゃそんなの、喜んで保育士になる人居ないわな。

今民主と維新とが、保育士の給料を月額5万上げてと法案提出しているそうだが、良いことだと思う。
大体子どものお守りってどれ程大変か、国会を運営している人たち知っているのかね?分かっているの?

保育士さんだけじゃない、介護士さんもだ。
子どもだとかお年寄りだとか、そういう人たちの面倒を見る人たちの収入が給与が低いって言うのは
本当によろしくない。
まあはっきり言って子供はこれからの人たち。お年寄りは死に近付いて行く人たち。極端に言えばね。
ちょっと思いは違うかも知れない。でもどちらの世話も大変だ。

子どもは預かれば非常に神経使う。先ずケガなどさせない様に事故起こさない様にとすごく気を遣う。
少しもじっとして居ないし、散らかすし、モノも言えないうちは意思表示出来ないし。
暑い寒い痛いしんどい・・・分からない。すぐ泣くし。こちらが気を利かせなければ大ごとになってしまう。
目を離せない。
先生の神経休まらないと思う。

かたやお年寄り。
こちらもこちらで、まだ元気なうちはワガママ言いそう。そしてガンコそう。
段々ボケて来ると、もとい!認知が進んで来ると、今度は徘徊だの粗相だの。
同じお下の世話でも、赤ちゃんのそれとは違うと思うよ。
そして何て言ったって赤ちゃん・子どもに比べれば体大きいし重いし。
世話する人は体力的にきついと思う。
でも年寄りだからと邪険にしてはいけない。
今まで家族の為・社会の為・国の為に働いて来た人たちだから。
敬意だとか敬愛の気持ちで大事にしなくては。

いわゆる福祉?にもっと金掛ければどうなの?
正直どちらの世話も安い給料でなんかやってられない!ってなるよね。
国家予算の使い道に色々あると思うんだけれど、もっと人に優しい国であって欲しいね。
一部特定の人が良い目おいしい目をするようなことには使わなくてもいいから。
経済も安定して欲しい、教育も大事、国防も大事。
でも自分の選挙区に道路をダムを鉄道の駅を・・・は要らない。
天下りで訳の分からない組合だの組織だのに行って何も仕事らしい仕事もしないのに高い給料をもらう
役人もさっさと切ってもらいたい。

かなり前に外交官が絵画だのワインだので私腹を肥やしていると言う話も聞いたことがあるが、
そんなことも未だに続いているのかしらん?
海外駐在の外交官の奥さまって大変なんだってね。
序列があって旦那様のランクで言うこと聞かなくっちゃいけない世界があって。
あっ、それは民間の企業でも同じか。
でも外交官は役人だからね。すべての費用が税金じゃないんですか?

強く正しく清らかに。そういう思いと生き方。
特に国政に関わる人は、そうあるべきだと思う。
例え理想論であっても、それに近づくべく努力をする。それこそが崇高な精神の持ち主。

何だか話が変な方に行ってしまった・・・。
でもね、日本死んだらみんな困るんだよ。

昨日の訂正。防衛大学校の任官辞退者には学費返還の義務が今は有るらしい

2016-03-20 19:28:26 | 政治
昨日の続き。訂正。
少し調べたら、過去何度か学費返還に向けての動きがあったとされている。

・2011年9月、防衛大臣指示に基づき『防衛大学校改革に関する検討委員会』が設置され
 計8回の審議の後、償還金制度導入を含む報告書がまとめられた
・その後2012年に防衛省は同制度を盛り込んだ防衛省設置法の改正法案を国会に提出
 しかし衆議院において審議未了、廃案となった
・同法案で学費返還の対象となるのは平成26年度からの入校生としており、最大の徴収額は卒業時の
 任官辞退者で国公立大学4年在学間の授業料・入学金に相当する約250万円を、又卒業後6年以内に
 退官する場合にも一定割合を減じた額を徴収するとしていた
 (防衛医科大学校は卒業後9年以内に退官する場合が返還の対象)
・なお防衛省は総人件費改革の一環として平成22年度から採用を開始した自衛官候補生制度についても
 初任期の中途退職者に対する手当の償還義務を設けている

と記載があった。
どうも今は返還の義務があるらしい。

防衛大学校の学生さんは、朝から晩まで訓練がびっしりだしアルバイトも禁止されているから、
小遣いとして手当支給があるのだろうね、多分。
学生手当は月額¥108,300- 賞与年額¥319,000-ということは、
4年間で1人当たりざっと650万位掛かる訳。
今年の卒業生400人のうち任官しない、いわゆる自衛官にならずに辞めてしまう人、
民間企業に行くのか何するのか知らないけれど その数は約50人。
締めて3億以上。
国費からしたら、防衛費からしたら、たいした金額では無いのかな?

厳しい訓練に耐えて卒業するのは至難の業かも知れないが、国費を使って知識を増やし訓練を受ける以上、
それを生かして役立ててお返しないうちに辞めるのならば、やはり返金した方が筋だと私は思う。
いくら返還するのが義務かは知らないが。

しかし勿体無いね。
折角厳しい訓練をクリアして身も心も鍛えられた人材が日本の国の防衛に付かないなんて。
最初からそのつもりか途中で気が変わったのか知らないけれど、心身を鍛えるだけの組織なら
他にもあるだろうに。
お金返せばいいってもんじゃないと思うよ。