レスリー・チャン 映画レビュー #1

レスリー・チャンの映画デビュー作は

紅樓春上春 (78)Erotic Dream of Red Chamber

この作品は何かで読んだけれど、
レスリーファンにとっては「踏絵」のようなものらしい。
たいていは、ひどい状態のビデオでしか観られなかったこの作品が
なんと君に逢いたくて というタイトルで
日本版DVDとして発売された。
中国の古典小説「紅樓夢」を映画化したものですが
中身は78年旧正月向けのエロティックコメディー映画です。
【STORY】
レスリーは裕福な官僚の家の息子パオ・ユイ役です。
家族一同好色で愛の遍歴を重ねていますが、
最後はパオ・ユイは真実の愛を失ったことに気づき
仏門に入って修行の身となるのです。が、しかし・・・

紅樓春上春
1978年1月19日~1月26日 香港公開
興行収入 $1,068,036.30(HK$)   年間第37位

ストーリーはともかく最初はレスリーの目張りが印象的で
若かったし芸能界で頑張っていこうという気持ちが表れてる?
古装物に慣れていなかった、ということもあるかも・・・
(言い訳がいっぱいでてきます・・・。確かに踏絵かも)
画像は日本版DVD



続いて第二作目といえるかどうか

狗咬狗骨 (78) Dog bites dog bone
許冠英・呉孟達・黎小田と出演陣は豪華です。
私も何回も観たわけではなく、ストーリーも
よくわからないところがありました。
レスリーはゲスト出演で最後のホテル(?)のプールサイドで
パーティのお客さんとしてタキシードを着て登場します。
なんだかニコニコ笑ってましたが・・・。
たぶんこんな
【STORY】
70年代の香港では庶民は生活が苦しく
誰もが金持ちになることを望んでいた。
市場で働く4人はお金を出し合って宝くじを買う。
そのくじが当選して、当選金をめぐって
狗咬狗骨(仲間割れの意味)ドタバタ劇が始まる。

狗咬狗骨  1978年6月23日~6月28日 香港公開
興業収入  $825,909.60(HK$)   年間第52位

この映画は紅樓春上春 以上に感想がありません。(ごめんね)
唯一、最後のレスリーの笑顔がきれいだったというか、
可愛かったのはよく覚えています。
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