レスリー・チャン 6月のカレンダー

2006年6月のカレンダーは「夜半歌聲」から。
音楽もお気に入り。サントラ盤もオススメです。
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ロケ地検証その4



これがクリニャンクールのマルシェ・ドーフィーヌ(だと思う・笑)
ここに座ってみたいな。
電話してたのは上画像のレスリーの後ろに見える階段を上ったところ?
画像は香港の雑誌からなので粗いです。


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レスリー・チャン 映画レビュー#26


藍江傳之反飛組風雲  ARREST THE RESTLESS
1992年5月14日~5月27日 香港公開 日本未公開
監督 劉國昌 Lawrence Lau
出演 向華強 Charles Heung
   張國榮 Leslie Cheung
   葉徳嫻 Deanie Ip
   周慧敏 Vivian Chow

前年の1991年に流行った犯罪実録映画の流れを組む映画。
60年代の有名な警官 藍江(向華強) が主人公ですが、
レスリーは街のチンピラで紆余曲折あるものの
最後はアイドルスターになっちゃった・・・
というちょっとトホホのストーリー。
でもこの映画、ストーリはともかく
60年代のそのものに焦点を合わせた、といわれているように、
衣装や音楽や街の風景も良く考えられているます。
そして何より冒頭のレスリーの美しいことと、
お母さんに振り回されるチンピラ振りといい、
それだけで、満足。(すいません、レビューになっていない)
周慧敏も可愛くて、衣装もすてき
 レスリー登場、ライターをつけるところから
 決まっています。



 ひゃあ、すてきな横顔。 




 このポーズ、意識してますね、当たり前だけど。
 指と唇がいいわ。



 セットの感じもいいですね。




 このポーズと表情、どこかで見覚えが・・・と思ったら
 2ショットシリーズのこちらで 
 このポーズと同じ雰囲気。
 じゃあこれは素(笑)

 周慧敏、かわいい! 
 瓶入りコーラがこの映画のイメージ。
 ストローさしてテディ(飛哥仔)ごっこしてください。


 こんなレトロな街並でロケしています。
 それにしてもれすりー、踊ってるのでしょうか?
 ヨディ・ダンスとはまったく違う印象です(笑)
 この字が読めれば場所特定できるかな?

 路地の階段を降りてくるシーン。
 ここには荒物屋や油屋や生地屋が並んでいます。



 画像ぶれていますが、
 油まみれのレスリーがお巡りさんに捕まるシーン。
 後ろに「百姓廟」の文字が見えます。
 ということはこのあたりのシーンは上環で撮影したのかしら?
ロケ地巡りの血が騒ぐ・・・(爆)
 左はいいけど、右は許せん。
 顔と体、合成でしょ、あんまりだわ(笑い泣き)


この作品には出演者に陳果(フルーツ・チャン)や杜徳偉(アレックス・トー)も出演。
 管理人はひそかに香港の叔父様と呼んでいる(笑)
 秦沛(Chin Pin)が出ていたので受けました。
 左:秦沛 右:向華強
 秦沛は悪役なのですね。最近はTVでいい叔父さん役も。
さて藍江傳之反飛組風雲は残念ながら日本未公開ですが
以前CSの今はなきスターチャンネルで字幕付きで放映されました。
またどこかで放送されないかなあ・・・
     
 ※      ※      ※      ※      ※      ※

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ちょっとショックだったのはYESASIAにこの作品のDVD・VCDが無かったこと。
検索してみたら、「第十二回金像奨領奨典禮」DVDがヒットしました。
199年金像奨最佳男主角にこの作品の向華強がノミネートされていました。
このDVD、管理人も買いました。
なぜって、この年のノミネートに好きな作品があったから。
92黒薔薇VS黒薔薇 阮玲玉 審死官 など。
香港映画ファンにはたまりません。
たくさんの映画人たちが映像に残されています。
画像はYESASIAのページにリンクしています。
 冒頭にレスリーの姿が映って大喜びしましたっけ。 
 蝶ネクタイしてにこやかに登場。



 最優秀衣装デザイン賞のプレゼンターでしたが
 結構しゃべり倒しています(笑)



 東方不敗で張叔平・余家安が受賞。
 代わりに受け取った主演のブリジット・リンにチュッ
 この3枚は画像ぶれててすみません。
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2ショットシリーズ #17


久々の2ショットシリーズは『左右情縁』つながりで
邱淑貞(チンミー・ヤウ)との2ショットを。
チンミーはこのドラマ撮影後、実業家と結婚引退しています。
確か東京お台場のホテルで結婚式を挙げたので、
香港明星が大挙して来日していたような・・・
(香港映画祭も同じ時期だったかしら?)

画像が粗くて残念!
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エンター・ザ・フェニックス


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エンター・ザ・フェニックス
原題:大佬愛美麗  Enter the Phoenix   2004年 香港
監督:馮徳倫
出演:呉彦祖
   陳奕迅(イーソン・チャン)
   莫文蔚(カレン・モク)
   馮徳倫
   羅家英
   杜汶澤(チャップマン・トー)

こちらも公開中なので、STORY紹介は控えますが、
馮徳倫監督初作品ということで、バックアップメンバーがすごいです。
製作総指揮(出品人)に成龍・楊受成(アルバート・ヤン)・陳自強(ウィリー・チャン)、
製作顧問に張文嘉(シルビア・チャン)、撮影指導に潘恒生(ブーン・ハンサイ)等々、
香港映画界あげて期待の新人監督を支えています。
恵まれていますよ、ステ監督。
もちろん監督の才能を買ってのことでしょうが。
さて出演者も豪華です。
呉彦祖・陳奕迅・莫文蔚そして馮徳倫
(監督は自分を使わんでどうする?なタイプ・笑@東京国際映画祭)
のお友達4人に加えて、
芸達者で人気のある羅家英・杜汶澤を親子役に据えて
この映画の裏の主役のような働きをさせています。
また友情出演、カメオ出演者も数多く、あなたは何人わかったでしょうか、
って監督に聞かれてるような感じでした。
彦祖が、気は優しくてとっても強いゲイの役で、
いつもの(爆)暗くて孤独な犯罪者の役柄と正反対のキャラを演じているのが
とってもお気に入り。
ゲイをコミカルに表現するとどうしても同じようなキャラクターになりますが
(この作品にもマッサージボーイや李燦森の役柄がそうですね)
彦祖の役は自然体で媚びてなく、大げさでも悲劇的でもない
とーっても共感できるキャラでした。
また裏の主人公羅家英・杜汶澤と呉彦祖とその父親(なんと元彪です)、
そしてステ監督演じるチャウと亡くなった父親への思いの
三つの親子関係を対比させて、
ここでも父親の存在を強く感じさせる演出をしています。
とりあえず、香港映画好きにはたまらない見所満載です。
男たちの挽歌などの香港ノワールといわれる作品やその他、
香港映画に対するステ監督の愛情があふれています。

それと莫文蔚演じるジュリーは、彼女の持っているキャラクターが
存分に生きている役柄で、これもステ監督の愛情のなせる業かな(笑)

場内はそこそこの入りでした。
ドラゴン・プロジェクトと2本立てで見ていた方もちらほら。
お決まりのギャグやパロディには、笑いが漏れるなど、
香港映画好きのお客様が多かったような雰囲気で安心しました。

◆上の画像は香港版DVD
◆香港での映画公式サイトはこちら
◆日本での公式サイトはこちら
シネマート六本木にて上映中、大阪シネマート心斎橋では2006年夏上映。

おまけ
管理人が一番受けたのは
ディバージェンスのロケ地と同じ場所かと思われるシーンがあった事でした。
エンター・ザ・フェニックスの映画冒頭のシーン。
25年前の組同士の対立を描くシーン。街市と呼ばれるマーケットで撮影。


こちらはデバージェンスで、刑事アーロンが殺人現場から逃げる彦祖を追って
逃げ込んだ街市の中でふたりが壮絶な戦いをするシーンです。

照明」や天井のつくり、床のタイルなどで同じ場所に見えますが、
香港の街市って1度行ったくらいなのではっきり断定はできません。
DVD最後の「鳴謝」の字も小さくて読めません(笑)
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ひとりステ監督祭、あるいは彦祖映画祭は続くよ(笑)


もうなぜか常連になりつつあるシネマート六本木にて
ドラゴン・プロジェクト エンター・ザ・フェニックス の2本を鑑賞。
順番的には反対なのだが劇場のタイムテーブルと自分の都合で仕方なく。
05年東京国際映画祭で『ドラゴンプロジェクト』は見ていたのですが
今映画祭のページを開いたらレビューを書いていない(大汗)
盛り上がった『長恨歌』についても書いてなかったので仕方ない(おいおい)
2本まとめておまけとともにご紹介。

ドラゴン・プロジェクト

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原題 精武家庭  House of Fury 2005年香港
監督:馮徳倫(スティーブン・フォン)
武術指導顧問:袁和平(ユエン・ウーピン)
出演:黄秋生 (アンソニー・ウォン)
   馮徳倫
   呉彦祖 (ダニエル・ウー)
   鍾欣桐(ジリアン・チョン)
   蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)
   午 馬(ウーマ)
   王敏徳(マイケル・ウォン)
   羅家英(ロー・ガーイン)
いまや香港期待の若手監督 馮徳倫(スティーブン・フォン)の監督第2作目。
長編デビュー作エンター・ザ・フェニックスに引き続き豪華な出演陣と
バックアップのスタッフリストがJ・チェンはじめ超豪華。
公開中なのでSTORYは紹介しませんが良くできた作品だと思います。
まず、アクションは香港カンフー映画の雰囲気を思わせて楽しめますし、
俳優さんたちもかなり頑張ってアクションをしています。
特に監督自らとTwinsのジリアンはすごいです。
また秋生さんと午馬さんはステ監督やジリアンを上回る、
年齢を考えたらすごいアクションをやってます。
やっぱり香港の役者さんたちってすごいな、とあらためて感心しました。
思わぬキャラクターが思いがけず大活躍、ってのが第一の特徴かな?
ただし、アクションがすごいからって血なまぐさいものではない映画だ、
ということにもっと感心しました。
戦うべきところは全力を尽くすが無駄な血は流さない。
家族愛を強調したハートウォーミングな映画であるところも
この作品の大きな特徴でもあるのです。
これはデビュー作のエンター・ザ・フェニックスにも共通するところでしょうか。
どちらも父親の存在が重要なキーポイントになっています。
監督は香港映画らしい香港映画を作っている雰囲気で
実は新しい香港映画スタイルを作ろうとしているのかもしれない。
また香港映画でおなじみの友情出演も羅家英が、
ワンショット・ワンフレーズで笑わせてくれてます。

◆上画像は香港版DVD。このDVDは2枚組みでメイキング映像など盛りだくさん。
◆香港での映画公式サイトはこちら
◆日本の公式サイトはこちら
◆シネマート六本木で公開中、大阪シネマート心斎橋では7月15日から公開
6月18日は親子で鑑賞すると割引があるそうですよ~
(詳細は映画館まで問い合わせてください)

2005年東京国際映画祭『ドラゴン・プロジェクト』ティーチ・インのステ監督。
英語でのやり取りでした。
(映画祭でレビューも画像もupしてなかったので今頃ですが・汗)
こちらはシネマート六本木にて。
父も妹もあったのですが携帯で写したらブレブレで、兄のみです。

※エンター・ザ・フェニックス に続く

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ロケ地検証その3


『左右情縁』で場所が特定できなかった部分が
1ヶ所、特定できました。
レスリーが街を歩きながら、セシリアに連絡を取ろうとするシーン。
街並の雰囲気やガラスの屋根があるマルシェのような感じです。
パリでこのような街並があるところは、
セーヌ河右岸にあるパッサージュとい呼ばれるアーケード街が有名ですが
ここはどうも蚤の市のような雰囲気でした。
レスリーが覗いている店の雰囲気などでそう感じましたので
ガイドブックやネットを探してみたところ
クリニャンクールの蚤の市の中の雑貨のお店が集まる
マルシェ・ドーフィーヌ(Market Dauphine)でした。
 



ガラスの屋根もそうですが、
グリーンの柱と茶色のレンガの壁が対照的な色合いでとても印象的です。




このパーカーってレスリーのいろんな年代のMVなどで
印象的なスタイルですね。




ところでこんなシーンもありました。
ここは同じクリニャンクールのマルシェ・ヴェルネゾンの出入り口です。
反対側の出入り口はブルーの文字の看板らしいです。
こちらは昔ながらの蚤の市の雰囲気を味わえるところのようです。
レスリーがペンダントを買っていたところはどちらなんでしょう?




こんな場面もありました。メトロの出口です。
ここはメトロ1号線と7号線が交わるパレ・ロワイヤル/ミュゼ・デュ・ルーブル駅。




※今回は画像がやや鮮明なMVをキャプチャしてみましたので
カラオケの字幕入りです(汗)
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男生女相

 

東京国際L&G映画祭で男生女相上映
そして関西QueerFilmFestival(大阪)でも7月23日に上映。
東京は本日10:00より一般発売。
電子チケットぴあをチェックしたら、まだチケット買えるようです。
観にいきたい方はお早めに買ってくださいね。
売り切れていたらごめんなさい。
大阪はLLの方でも先行予約が終わりまして後は一般発売のみだそうです。

◆追記
ぴあの『男生女相』前売り日時指定券は販売終了しました。

男生女相  
GENDER IN CHINESE CINEMA 1995年香港 80分

監督:關錦鵬(スタンリー・クワン9
撮影:杜司風(クリストファー・ドイル)
出演:關錦鵬
   張國榮(レスリー・チャン)
   陳凱歌(チェン・カイコー)
   呉宇森(ジョン・ウー)
   李 安(アン・リー)
   徐 克(ツイ・ハーク)
   侯孝賢(ホウ・シャオエン)
   楊徳昌(エドワード・ヤン) 他

東京国際L&G映画祭
■7月9日9:30~
■東京ウィメンズプラザホール
「慶」サイン会でもおなじみの青山ブックセンター(ABC)のお隣
作品紹介のページはこちら

レスリーの出演時間は長くはないのですが、
インタビューで話している内容がとても興味深いものです。
89年の歌手一時引退後のレスリーだからこそ話せる内容だったのか
率直にデビュー後の噂や自分のジェンダーについての考えを話しています。
その後一貫して彼が話していたことがここから始まっているような気がします。
そしてこのドキュメンタリーは、レスリーが出ている、
ということを抜きにしてもかなり興味深い作品です。
95年くらいまでの香港・中国・台湾の映画作品の歴史と
それに携わった、あるいは携わっている監督が多数出演し、
關錦鵬監督のインタビューに答えています。
元々イギリスのTV局の映画100年を記念して
企画されたうちの1作品なので、
ちょうど『ユリイカ』97年5月号の香港映画特集の中のいくつかの評論を
実際に映像で見ているような雰囲気で香港映画ファンにも
実に興味深い映像でしょう。
エンドクレジットの豪華さを見ても実感できると思います。


※この作品上映素材が散逸して映像があまり良くない可能性があるそうですが
以前CSで放送されているので、そちらに残っていなかったのかな?
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お気に入り写真 #22


現在PASSIONモードでもある管理人。
(いろいろ気になることが多くてモードもいっぱい・笑)
このブログの前身 亜美的時間 で
熱・情演唱會フィナーレの2001年4月16日の全曲をレビューしていますが
ページはこちら
そこにupしていた画像がLINK切れしていたので
もう一度再掲載。
拝神式の写真なのですが後ろに西島王子が写ってます。
下の画像は表情がすごく好きです。満足そうな顔。
きっと皆がスタンディングして歌って踊って楽しんでるのを
とっても嬉しそうに見てるのかな~なんて。
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本日は上海グランド放映


先ほど友人から連絡がありました。
本日深夜 1:44~3:30 日本テレビで 
上海グランド(字幕)放映 だそうです。
広島では自主上映会が企画されている「上海グランド」、
一足お先に予習として観なくちゃ!
といっても起きてる自信なし(笑)
録画予約しておきましょう。
日テレHPはこちら
下は「昨天与今天的上海」という昔と今の上海の風景を比べている絵葉書。
お土産にいただきました。
上は1930年代半ばの外灘、まさに上海グランドの時代です。
印象的な女神像もしっかりありますね。
下は1998年の外灘、これも現在はまた変わっているとおもいます。
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かわいい!

今、若レスとブエノモードの管理人(時代がバラバラ・笑)
この写真可愛い!
TOPの画像も変えてみました。
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レスリー・チャンコンサート・レビュー#11 Konica演唱會MC訳その4


*注:黒色フォントはcheunjiさん
*注:緑色フォントは管理人とします


32)Crazy Rock

<Crazy Rock>の後

さあちょうど今、新年になった。
マイケル、今夜は君に任せたよ。新年の歌を頼む。


33)Happy New Year

Happy new year, happy new year, happy new year to you all.
We are singing, we are dancing, happy new year to you all.


<Happy new year to you>の後
新年快楽!頭に気をつけてよ。ぶつかるかもしれないよ。

上から物がふってくるからさ。フ~フ~フ~フ~!


ひとり友人が来てくれてる。でも歌を唄う人じゃない。
テレビで1度唄ったらしいけどね。
萬梓良(アレックス・マン)、阿良は僕の古い親友だ。
(子供の頃から君を知ってるよ、、、という意味の歌を唄う)

また僕を訪ねてきてくれたんだね。
僕たち二人が若かった頃、そんな子供の頃じゃなく、
この世界に入って間が無い、若い頃のことを覚えているよ。
僕達は師兄弟みたいだった。
ふたりとも将来への抱負を持っていたね。
これからどうやっていく、どんな妻をもらおう、
子供はどうしようとか。

今夜も君は変わらずに、翠雯と一緒なんだね。離れて座ってるの?
一人は前で一人は後ろで、いいのかい?

もう何もいうまい。僕はいまだに独り身だ。
君は良くやったよ。
子供が出来たら、お祝いのお裾分け、期待してるからな。
僕と萬子がある大きな百貨店で、
映画の中の人間を演じた時のこと(注)を覚えてる。
ふたりともすでに友人ではあったけど、
みんなの評判は萬子に集まってさ。
僕だって頑張ったと思ったんだけどな。
二人が共鳴することはなかったな。残念だよ。
今からこの歌を唄って聴かせるよ。
萬子、歌い終わったら、きっと僕達、共鳴しあうだろう。
だろ?観客のみんなも聴いて欲しい。<有誰共鳴>。


(注)ふたりの共演とは、<浮生六刧>か?

34)有誰共鳴

<有誰共鳴>の途中で
毎晩、12夜の間、一万以上の観客が歌に合わせて、手拍子を打ってくれた。
とても響いて、共鳴していた。

これから歌のタイトルを変えた方がいいと思う。
<有誰>の2文字をやめて、ただ<共鳴>にしてはどうかな?


35)Stand Up

<Stand Up>の後
多謝。まだ唄ってない歌が沢山あったっけ?
これからはリクエストタイムと行こう。
(ダンサーが寄ってきてボールを投げる。そのうちの一人のお尻を叩いて)
見るとこありだな。

君達、何を歌って欲しい?<MONICA>?
他には?<H2O>?<藍色憂鬱>?
ア~?<第一次>?他に?
<恋愛交叉>?<少女心事>?また唄うの?
全部唄ったら夜が明けるよ。いいよ。ゆっくり一つずつ唄っていこう。
ついでにどこのお客さんたちが僕と握手したがってるか見るとしよう。
このアイデア興味有るかい?握手だよ!
みんな、Hi とか、Hello とか言ってよ。
どこが反応いいか見てるからね。そこからはじめようか。
音楽、1、2、1、2,3,4!



36・37・38・39・40)H2O・第一次・甜蜜的禁果・少女心事・藍色憂鬱


<藍色憂鬱>の後で
チェリー・チェンがここにいるよ。マギー・チャンもここに。




(ぬいぐるみをもらって)ガーフィールドだ、ハハハ。


41)戀愛交叉


42)MONICA
<MONICA>の後で 
*「   」はレスリーの替え歌。コーラスは基本的に飛ばしてます。
さあ、この時がやってきた。
<MONICA>を少し歌詞を替えてみた。
詞は彼得先生が僕の趣旨を考えてつけてくれた。
今回のコンサートを支えてくれた、全ての友人に感謝を込めた。
例えばその第一はガーフィールドのマイケルだ。
コンサートは音楽監督無しでは有り得ないから。先ずは彼に感謝を。

「彼が今夜の伴奏の一切を取り仕切ってくれた。
一連の音楽を高度なテクニックで僕の為に指揮してくれた。
それにEDDIEは僕を変身させてくれた。イメージ美を求め
僕の為に買った服は高くついたに違いない。」

音楽監督のマイケル・ライに拍手を!
そしてイメージ・アドバイザーのラウ先生にも!


「彼は僕のダンスをより美しくなるよう指導してくれ、
スーパーダンサーたちも配して僕に一層の輝きをくれた。
そしてTOMLEEは無償で楽器を提供してくれた。
みんなで仕事する時は、お金なんてうるさいこと言わないんだよ。」

今回のダンスアレンジは梁駿忠先生、楽器提供は通利琴行(TOMLEE)、
ミキシングは阿ヘイ。Thank you very much。

「華星レコードの尽力は言い尽くせない。
兄と弟のような深い絆のパートナーだ。
ART WING LASER はとても美しく光り輝いていた。
照明の素晴らしさは、日本人青年のおかげだよ。
そしてコーラスの素晴らしさ。
その鬼のようなハーモニーテクニックのおかげだよ。」

更なる感謝をコンサートプロデゥーサーの呉さんに。
Debbie!(花束を渡される)

今回のコンサートの単独協賛は、Konica器材公司。
もうすぐ僕が出演したCMが見れるよ。

そして何より、全ての観客の皆さんに感謝を。どうも有難う!

他に誰かいたっけ?

(コーラスが、”Thanks,thanks,thanks,thanks,飛機栄!(*注)
と唄ったので笑いながら舞台を下りる。
その後、再びコーラスの”Thanks,thanks,
thanks,thanks 張国栄!貴方の変わりは他にはいない。)

※注:飛機友、飛行機のように飛んでいったきりの
頼りにならない奴にひっかけてある

※注:EDDIE とは劉培基(エディ・ラウ)、香港のファッションデザイナー

(アンコールで呼ばれて戻ってきて)

コロシアムでのコンサートはまだ無理だと思っていた頃、
二人の大先輩が僕に歌を書いてくれた。
顧嘉輝先生と鄭国江先生のふたりだ。その歌はとても励みになった。
ちょうど年を越したばかりの若者たちに、この歌を送りたい。
今年は始まったばかり。心には大志があるだろう。
黙々と向上するために泳ぎ続けてよ。
去年この歌を唄った時は、ホイッスルの音や、声援が響き渡っていた。
今年はもっと大きな応援が聴けるのか、見ているよ。


43)默默向上游
<默默向上游>の後で
僕も泳ぎ続けるよ。(泳ぐ真似をする)

<為你鐘情>の前に
有難う、みんな。この歌を唄う前に 言っておきたいことがある。
今回のコンサートを開いた大きな理由は、
みんなにもっと僕と触れ合った欲しかったし、
同時に、みんなの好きな歌を唄ってあげたかったし、
みんなが見たいものを見せたかった。
今回の12夜の中で、沢山の友人が僕を支持してくれた。
感謝でいっぱいだ。
この歌をみんなに。


44)為你鐘情

(<為你鐘情>の途中で大粒の涙をこぼして)
もう何も言う事はない。ただ一言。ありがとう、みんな。
(深くお辞儀したまま起きてこないレスリー)

(アンコールで呼ばれて再び舞台に)
今年一番みんなが好きだと言ってくれた歌を送りたい。
いつか年を重ねた時に振り返って、僕と君達で過ごした昔を思い出し、
お互い心の中で微笑みあうんだろうなと思う。
もう一度、大好きなこの歌を。<當年情>


45)當年情


訳責:cheunji

      ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
おまけ

他にも萬梓良との共演は古装物ドラマ「大内群英」などありますが
現代物では「浮生六刧」ではないのかと。

いよいよ演唱會も、ファイナルを迎えます。
握手タイムでは次のコーナーに行きかけてまだファンがいるのに気づき
戻って握手する姿にレスリーの生真面目さが垣間見えたり、
<默默向上游>の時の会場の笛の音のすごさにファンの熱気を感じたり、
MC訳を繰り返し読んで映像を何回も見直して、得るものがたくさんありました。
全編を訳していただいた cheunjiさんにあらためて多大な感謝を。
完成まで長い時間がかかりましたことをお詫びします。
何かご質問、また誤りなどありましたらコメント・メールを
お願いいたします。

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