2016年12月 香港澳門行 澳門1日目 その3 

2016年12月12日 その3

NHKの『2度目のマカオ』に出た《生滾粥》は朝早い時間はモツ粥のお店。そして夕方行くと牛雑だからモツだけど串焼きとかカレーおでんみたいな煮込みを売る屋台になってました。店の名前も強記に。悅城龍母 (女媧廟)のすぐ横。住所は草堆街116號、お粥は朝6:30から12:30までの営業らしい。

正面だけ残してすっかり壊されてる建物。でも鉄骨で補強してるので、正面だけは残すのかも。また行って確かめなくては!

營地大街のこのピンクの外壁の建物も澳門らしいデザインで好きです。外壁の色、角丸、壁を取り巻くバルコニーの柵のデザイン。

再び議事亭前地セナド広場に戻ってきました。イルミネーションが点灯しています。

議事亭前地には冬季は焼き栗の屋台が夕方くらいからでます。昔の映像観ても映っているので、歴史があるのかも。セナド広場の焼き栗は美味しいです。出会ったら買うのをお勧め。たぶん↓のおじさんの屋台だけだと思います。お姉さんも手伝ってるかも。

『2度目のマカオ』にも出たポルトガルのオイルサーディンの缶詰の専門店《LOJA DAS CONSERVAS新填巷9號。福隆新街から入ったところ。缶詰多すぎてどれにしたらいいのかわからず。パッケージで選ぶのが良いかも。

福隆新街でこのお店を見つけて入ってみることに。《Dragon Portuguese Cuisine福龍葡園餐廳》新馬路福隆新街40號。

ポルトガル料理に出てくるパンは美味しい。

野菜食べたくてサラダ。澳門のサラダってトマトがたっぷり。生野菜食べる習慣はポルトガルからでしょうか?オリーブオイルと塩胡椒で。

あさり、来ました「葡國炒硯」サングリア「鮮果紅酒」も飲みます。果物たっぷり入ってます。

ガーリックが効いてます。うまし!

バカリャウ炒飯

夕食終わって再び議事亭前地に戻ってきたら、人出もかなり増えてました。

民政總署にもスノークリスタルのイルミネーション。

長い一日も終わりました。途中澳門の地元スーパーでお土産買ったりもしましたが、それは画像ないのでまたの機会にお土産紹介しますね。これで12日は終了。翌日は午後から待ち合わせなので、午前中はロケ地探索とお買い物に。

 

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2016年12月 香港澳門行 澳門1日目 その2 

2016年12月12日 その2

2017年7月13日追記

グランドリスボアホテルの横にある亞馬喇前地のバスセンター で路環コロアネ行21A等のバスに乗ります。コロアネで降りたらロータリーになってる恩尼斯花園前の、路環市政街市前に澳門国際映画祭のポスターが掲示されていました。恩尼斯花園は《再見阿郎》ロケ地。

ロードストウズベーカリー安德魯餅店はいつ行ってもにぎわってます。今日は先に目的地へ。 

船人街の内地の横琴に渡る路環碼頭。横にある棠記魚舗と碼頭前地の錨モニュメントは映画『追憶のマカオ』LADERNIÈRE FOIS QUE J'AI VU MACAUでも出てきました。 

『追憶のマカオ』LADERNIÈRE FOIS QUE J'AI VU MACAU にはこの後行くところも登場します。 

船人街から荔枝碗馬路を進むと小さな造船所が続きます。 のんびりとした雰囲気ですが時折自動車も通りますし、また繋いでない犬もいるので注意したほうが良いです。何もしなければ大丈夫だと思いますが。

 

 

こういう風景を好んだのか周潤發が撮影に訪れた地域らしいです。 

『追憶のマカオ』LADERNIÈRE FOIS QUE J'AI VU MACAUに出てくる關恩造船廠 

2014年2月にも訪れた漢記咖啡。以前よりお客さんが確実に増えてます。周潤發が訪れたという。 

結構お客さんでいっぱい。 

老闆が鍛えていた木人椿も2014年当時と同じ場所にありました。老闆は以前、造船所に勤めていたころに腕に大けがをしたそうですが、治療後筋力をつけるために木人椿でトレーニングしていたとか。 

手打ちアイスコーヒー。とろとろでクリーミー。美味しいです。2014年はホットコーヒーでしたがその時もとてもクリーミーでした。実はNHKの『2度目のマカオ』が旅行前に放送されて、ここも取材されていたので、そのうち日本人も多くなるかも。この時はまだ大陸の人や香港人が多く、台湾のガイドブックでも取材されてるので、華人にはかなり知られた存在になってました。2014年はブログ書いてないので、そのうちにまとめておきます。 

友人が麺も注文。すごくシンプル。辛い調味料などで好みの味に。 

厨房のほうを写させてもらいました。 

これが例の竈。1本の材木が突っ込んでありますね。 

 

 以前は老闆ともう一人、女性がいましたが忙しくなったのか全部で3人で接客調理してました。

元は造船所のような作り。 

老闆、テレビに出た時もポロシャツ来て小ざっぱりしてましたが、最初に書籍で知ったときは、しっかり上半身裸でその辺のおやじ風でしたw 

 空のブルー、家の水色。

帰りに造船所の軒にリスが!台湾リスかな?大きかったです。ズームで撮影。

何だ何だと騒いでたら逃げられちゃった。長いしっぽなのでリスと確信。 

帰りにロードストウズベーカリーでやはりこれを買わなくては! 

葡撻は香ばしくてサクサクのパイ皮。 

路環コロアネで見かけたにゃんこ。可愛いよ。 

路環の雑貨屋さん。 

半島側に戻りました。八角亭。図書館です。観光客も席があれば利用できます。受付で申し込んでね。カードをもらって閲覧。帰るときはカードを返す、というシステムでした。 

澳門大會堂。映画館と劇場。アールデコデザイン。中も素敵ですが撮影禁止。 

 雀仔園街市。街中の小さなマーケットですが周囲にもお店やレストランがたくさん。1939年から営業しています。ここの近くは坂道が多いのでエスカレーターなどが設置されてます。香港のヒルサイドエスカレーターのように長いものではありませんが、坂道の上に大きな病院があるので作られたのかも。

マーケット近くのお店のにゃんこ。 

晩御飯を食べようと思っていた「2度目のマカオ」に出た富仕葡式美食がまさかの臨時休業だったのでがっくり。禮記雪糕でデザートのつもりだったけどまだご飯食べてない、というがっかりな気持ちで前を通り過ぎる。雪糕三文治、食べたかった…

樂寶大廈Edifício Fortuna 1966  9R.de Eduardo Marque 馬忌士街9。いろいろな作品のロケ地でおなじみの瘋堂斜巷近くの馬忌士街の建物。 

新勝街と美珊枝街の交点の角丸物件も定点観測。

 

対面にある社會工作局は何年か前にきれいなブルーに塗り替えられていると思うけど。 

茨林圍へとやってきました。

 

郵便受けがかわいい。

小さい範囲ですが古い戸建てが建っています。 

 

小さな広場のようになってます。 

じょうろは畑と花を育てているから。近くには古い井戸跡もあります。 

グリーンの色あいが素敵。 

小さな菜園に野菜作ってますね。 

 

肉が干してありました。皮付きの豚肉かしら? 

茨林圍の外側の建物と比べたらいかにも小さい建物、というのがわかります。 

全体的に低い土地です。 

ちょっと坂を上がると聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)の裏側に出ます。奥左手に見える木の向こうの古い壁のアーチ状の出入口のあたりは1964年の東映映画『ならず者』(石井輝男監督)で高倉健と杉浦直樹の澳門でのロケ地のひとつです。アーチをくぐるとすぐに大三巴哪吒廟で『ならず者』でも映っています。

 

2014年2月17日の大三巴哪吒廟。塀にアーチ状出入口が。上の画像のアーチをくぐるとこちら側に出ます。

下は戀愛巷。 

聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)の表側に出ました。1日中お天気でした。 

これからどこか夕食を食べるところを探さなきゃ…ということでその3に続きます。 

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2016年12月 香港澳門行 澳門1日目 その1 

2016年12月12日 その1

ちょっと間が開きましたが、去年12月の香港澳門の旅4日目は、朝から上環の港澳客輪碼頭からターボジェットで澳門へ。今回は残念ながら日帰りですが。フェリーターミナルのホールにはコップのフチ子さんの等身大?フィギュアが( ;∀;) クリスマスデコレーションです。

7時半のターボジェットで1時間、澳門もお天気でした。入国は相変わらずだらだらしてましたけどね( ;∀;) まずはちょっとバスで遠回りして關閘へ。そこから3番の巴士で紅街市へ。賑わってますね。

そしてここに来たら『激戦』の賭輝が間借りしてた建物はまだ残ってましたが住人はいない?取り壊しではないですよね?また次回も行かなくては! 

紅街市の南側の大きな道路、高士德大馬路を南東方向へ進むと、定点観測建物の《陳子芹醫生Chan Tomas Chi Kan Doctor》診療所はいつも閉まってるのですが、今日は開いてる!中が見えます。ちょっと興奮しました。ここは小さな建物ですが、玄関周りとか窓ガラスとか窓の格子のアイアンのデザインなど意匠に凝っていて、いつ通りかかっても必ず足を止めて拝見させてもらってます。もちろん歩道から。

 

今日は中も見えるので中の方が写らないようにして、中もちょっと撮影。内部も予想にたがわず素敵です。腰高の壁のタイルやアイアンの仕切りパーティションもいいですね。そして中華デザイン・シノワズリ風味の椅子。

アップにすると卒業写真も飾ってありますね。 中もきれいなので使ってるのですね。ちゃんと診療してるっぽい。何度見てもこのタイル素敵♡

 

行き道の途中で見かけてこんな横断幕。澳門でもいろいろと市民運動が起きてるらしいです。香港と同じく重建(再開発)反対、立ち退き反対。 

ここは以前の建物よりも高く足場を組んでるのかそれとも上を壊してるのかクレーンが見えるので気になります。澳門もところどころ新しい建物が建てられてちょっとがっかりする場所が見受けられたり。香港に比べるとまだまだ古い建物が残ってますが…

こちらは唐樓または騎樓と言われる建物。可愛い。

十月初五街を歩きます。ここの向かって右側は古い建物が無くなって建物が建設中だったり、少しずつ変わりつつある澳門の古い街並み。喜臨門麵家となり。 

昔ながらの家庭雑貨のお店「正記」。香港製造である紅Aの製品がたくさん置いてあります。 

ここはずっと残っていますね。この建物は昔からこのまま。ずっと残るといいのですが。 

 

その隣には真香園餅家。ここの向かいの通りは『激戦』でニックとキョンちゃんが鍋を食べてた秋記大排檔が夕方からお店を出すそうですが、まだ行き当ってないので、次回はぜひとも夕方以降に歩いてみたいです。

 

遅い朝ごはん代わりに十月初五街の《南屏雅敘CAFE NAM PING》へ。いつ行っても素敵外観。看板の文字もタイルの色合いも素敵。 

熱奶茶と揚げ菓子の沙翁サーヨン。Sonhosソーニョスというポルトガル菓子が由来だと言われてるらしい。ドーナツみたいだけどもっとフワフワしてる。C&Sのソーサーもお店のタイルと同じグリーン。 

 

南屏雅敘推介の南屏文治。厚焼き卵の中に叉焼がたっぷり挟んであります。パンもふわり。東西の味の融合。お腹いっぱい。

 南屏雅敘のメニュー。

今回初めて2階で食事。階段の壁のタイルも雰囲気が良いですね。 

素晴らしくシャビーな建物。ベランダから木が生えてる?

そのお隣は解体されて更地に。そして鉄骨で支えられてるシャビーな建物。所々こんな空き地があります。 

南屏雅敘から十月初五街を南へ下りすぐの四つ角から皇子街を左へ。果欄街にぶつかる手前の左側に《時香》 という看板

花生、ピーナッツやナッツ類やかぼちゃやひまわりの種などを売ってます。薄い店舗で見逃さないように。

 

反対側からお店を撮影しようとすると扉が開いてました。 

商品の入った容器が並んでますね。やはり薄い…でもお店には商品がいっぱい。実は向かいの建物も時香のお店で、こちらは倉庫のような感じでした。3枚上の写真のトラックが停まっているところがそうです。

時香で買った南乳花生と麻辣花生。美味しいです。ビールのおつまみにぴったり。

 古い建物の花屋さん。 

ここも定点観測。アールのついた外壁とタイルの色合いもすてきですね。《葉培記》は今は中古CDやテープ、レコードのお店。おばあさんが店番してます。レスリーやアラン・タムのレコードもありましたがお値段はそれなりにお高いです。 

 このあたりの街並みもいい感じ。2階にも注目してください。すごくきれいにリフォームしてるところとシャビーでそのままのところも。

 

東亞酒店、廣洲大酒店跡など通り火船頭街と亞美打利庇盧大馬路との交差点にやってきました。左手は李錦紀蠔油庄のアールの建物。

反対側は國際酒店の跡。廃墟なんですが残ってます。何かに使うのかどうか…何年もこのままです。

火船頭街を挟んだ向かい側の半島酒店ホテルペニンシュラ(ペニンシュラホテルではないw)も廃墟。建物はずっとそのまま。1階のお店は営業しているのかしら? 

李錦記の横の榮甡蠔油荘Oleo de Ostra Veng Sangはずっと閉めたまま。扉に御用の方は裏のお店に、と書いてある紙が下げてありました。裏のお店には榮甡の蝦醤だけ売っていました。蠔油オイスターソースは置いてませんでした。美味しいオイスターソースで残念ですがもう手に入らないのでしょうか? 

新華大旅店(『イザベラ』ロケ地) 

清平戯院跡地。韓国映画『十人の泥棒たち』ロケ地 

同善堂歷史檔案陳列館。澳門最古の慈善団体の建物。建築遺産として残されている。

中のステンドグラスも素敵。こちらも東西デザインの融合。 

 こちらの建物アーチの窓のガラスがすてきですね。下もアーチ状になっています。

 議事亭前地セナド広場にやってきました。クリスマス前なのでイルミネーションやデコレーションがいっぱい。

民政總署の中の上に上がると中庭風になっていてベンチなどもありクリスマスツリーが飾られていました。ここは澳門フリーWi-Fiが使えます。トイレも建物内にあり、良き休憩場所です。 

窓の手すりにもクリスマスのデコレーション。 

殷皇子大馬路の豪華大厦。ステキ角丸。まだまだ澳門旅が続きます。 

後半は路環コロアネへバスで向かいます。 その2に続きます。 

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