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ANANDA BHAVAN 人生の芯

ヨガを通じた哲学日記

認知症の番組

2025年09月07日 | 日記
認知症の番組

 NHKの特別番組、山中教授とタモリさんと吉岡里穂さんで進行する「!?」で認知症を扱っていました。アミロイドβと言う物質が20年にわたって脳に蓄積され、するとそこにタウと言う物質が現れて脳全体を覆い、たちまち認知症を発症するのだそうです。怖いですね。番組では色々な事象を紹介していましたが、今のところ認知症の発祥の仕組みも治療法も予防の仕組みも分かっていないようでした。しかしアミロイドβが脳に現れ蓄積され認知症を発症するまでに20年と言いますから途方もない事です。私達は自分の人格が壊れるのを恐れるのですが対処法も治療法も分からないと怖さも数倍ですね。

 番組の最後の方で認知症になりやすい事柄を人生の年代別に紹介していまして、それが面白かったのでこれに自分をあてはめてみました。

 18才まで「学習環境の欠如」。若い時に勉強しないと認知症の危険が増すそうですが、私は17才から18才にかけて猛烈に受験勉強をしましたし、また30才でヨガに出会ってからは仕事や家庭生活の間にインド哲学の勉強をしましたので、これはクリア出来そうです。

 60才まで「難聴」。難聴になるとコミュニケーションがうまく行かずに認知症の危険が増すそうで、これは怖い。3年前からオンキョーの補聴器を買って使っていますが、日常会話には問題が無いもののテレビの音が聞き取りにくく、SONYのテレビの音量を(補聴器をつけて)14にしないと話が聞き取れません。更にNHKの大河ドラマ「べらぼう」は元の音が小さいので補聴器をつけても音量は16でもちょっと聞き取りにくく、これはいけない。

 毎朝起きますと補聴器をつけずにテレビの音量を12にして耳の聞こえなさ具合をチェックしていますが、これで話が聞き取れると嬉しいですね。

 60才から「社会的孤立」。これは分かりますね。番組ではペットを飼うと夫婦の会話も弾み、また犬友も出来て孤立せずに済むと言っていましたが、今更ペットを飼う気にはなりません。犬の散歩も嫌だし昔には猫喘息になった事もあります。しかし。

 私にはSNSと言う強い味方が有りました。気が向かない近所付き合いよりも、Facebookで気の合うお友達とどうでもいい冗談を交わし、それが受けると気持ちの良いものです。またLINE友達も居て、しょっちゅうLINEを送ってくれる人とはLINEで交流していますし、そのお友達ともつながりが出来ます。

 私は現在78才、飲み友達が次々と亡くなって都心へ出る機会も減って来ましたが、私の周りには亡くなった人は居ても認知症の人は今のところ居ません。認知症は恐ろしいですが、過度に恐れる事無く、注意も忘れず、毎日を過ごしたいものです。

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