本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

手紙/星の速さで駆けてく【マンガ】

2011年01月05日 | 【マンガ】
谷川史子先生の漫画を2冊、
佐渡のTSUTAYAでゲットしました。

大好きな漫画家さん故、もう説明は不要ですが、
2冊の短編集、両方とても良かったです。
簡単に感想をば。

【手紙】
●手紙
→恋愛主軸ではない分、テーマが分かりやすくて押し付けがましくないのが良いです。
素直に読める母娘ものの漫画が少ないあたしにとっては重要。
●ソラミミハミング
→哀しいのだけど、前向きな話。
あたしは主人公と似ているけど、このままではいかんと思う。正しい進み方を教えてくれた気がする。
●河を渡る、きみと歩く
→現在のあたしに、とても勇気をくれます。長い春は別に悪いことではない。

【星の速さで駆けてく】
●星の速さで駆けてく
→死とか別れを扱うと重くなりがちだけど、そうならないのが谷川先生の作品の持つ空気感。
描写とモノローグが綺麗でした。
●星の隠れ家
→かなりの短編だけど、無駄のない感がいい。そして可愛い。
●ココアブレイク
→断トツでヒット。まず主人公があたしの同い年。そうか、29歳ってああいうイメージか…(涙)。
明るい恋愛の話ではないけど、別の愛情が溢れてる話です。すごく好きです。




余談。

妹と同時に読み始め、
その後お互いのもう1冊を交換して読みましたが、
総じて、あたしは読む速度がはやい。

元々、自分は色々とせっかちな方だと思ってたけど、
「屍鬼」のペースといい、食べる速さといい、喋る速さといい、
何を生き急いでるんだろうね。


谷川先生の作品の持つ、ゆっくりとした空気感に憧れます。
だから、すきなんだろうなぁ。

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