本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

踊らされるオンナ、再び。【雑談】

2010年07月29日 | 【雑談】
http://www.ntv.co.jp/himono2/

「ホタルノヒカリ2」を見ながら、
世の中のどれほどの女性が、
毎週水曜日の藤木直人と向井理に踊らされているのだろう、と思う。

冷静ぶってますが、
あたしも例外ではなく。

毎週水曜日にドラマ鑑賞後、
翌日先輩と二人で就業前に盛り上がっております。
最近のあたしの藤木フリークっぷりは凄まじいっす。
一体何なのよ、あのイケメンはーーー(>_<)



…失礼。取り乱しましたが。


今一度、冷静に戻り考えてみると。
このドラマは非常にがよく出来ている気がするのですよ。


王道ラブコメのストーリーの中に、
うまくアメとムチ要素が詰め込まれてるし。
タイプの違う、しかし超理想的な、二人のイケメンの存在。
そこに挟まれる主人公の好感度の高い生活感、且つ同性からも愛される可愛らしさ。
少ないラブシーンと、満載のコメディ要素。
ターゲットの層が、老若男女に渡るんだろうな、と。

個人的には、あたしはハッピーエンドが好きだし、
こういうドラマは安心して見れるのでだいすき。


何にせよ。
しばらくは藤木熱上がりっぱなしなんだろうな、あたし。


…年甲斐もなく、恥ずかしい。

でもブログに書いちゃう(笑)。

借りぐらしのアリエッティ【映画】

2010年07月21日 | 【映画】
トイ・ストーリーと立て続けに鑑賞した、ジブリ最新作。

正直、宮崎駿本人の監督作品ではないし、
声優陣も俳優さんばっかだし、
「ゲド戦記」みたいなことがあったら…
と、あまり期待はしてなかったんです。


でも、杞憂でした。非常に面白かったです。

神木隆之介はじめ、声優陣も違和感なかったし、
作画もとてもキレイでした。アリエッティが美人ね。
あたしは樹木希林演じるハルさんが、
見ていてイヤでイヤで仕方なかったけれど、
それも多分演技力故。やはりこの女優さんはスゴイ。
志田未来は映像で見ると、んー…てこともあるのに、
声は限りなくジブリっぽかったです。素晴らしい。
あと、個人的には藤原竜也の出演も嬉しかった。


お話としてはファンタジーだけど、
日本が舞台なだけあって、
トイ・ストーリーよりも入りやすい。

そして駿さん自身が脚本を書いているのもあって、
綺麗なだけの話になってないような気がします。
主人公の病弱設定は必要か??と思っていたけど、
最後まで見てみると、やっぱり必然だったと思うし。
「もののけ姫」とは違う視点で、ある意味“生きる”ことを扱った作品なのかなと。

そう考えるとより深いっす。


だけどひとつだけ残る違和感はタイトルかなぁ。

共存ではなく、「借りる」ということを強調するのであれば、
返す描写も必要ではないだろうか??
あたしだったら、
別に少量だし、返す必要は全然ないとは思うんだけれど、
アリエッティがムキになればなるほど、あたしには何だかちょっと違和感だった。

たとえば、
「借り」と「狩り」は紙一重で、これを掛けていたりするんだろうか…。
そう考えると、
スピラーという小人は、とても重要な意味をなしているような気がします。

ちなみに、
借りたものは返す、という考え方が人間独自のものならば、
ハルさんの行動や考え方も、少しは理解できるんです。
でも、そのあたり、お互いに頑なにならなければ、
きっと共存も可能だと思うのに。

どっちも頑固なのかね。
何だかさみしいね。


以上、徒然。独り言です。ハイ。


翔の「地球の変化に適応できない種族は滅んでいく」とか、
自然愛護的な観点もありつつ、
排他的な習性への警告もあるのかなぁなんて
1日経って何となく思いました。

深く考え過ぎかしらね。


しかしながら、
「千と千尋の神隠し」以降、
何となく物足りなさを感じていたジブリ作品の中でも、
久々に面白かったです。
相方は「初期のジブリっぽさもあった。」とベタ褒めだったので、
宣伝とか地味だけど、どこかのダンシン警察よりもヒットすると良いなと思います。


まぁ、あたし達が見た回も満席だったし、
そんな心配も無用だけれども。

トイ・ストーリー3【映画】

2010年07月21日 | 【映画】
連休最終日に見ました。

Yahoo映画のレビュー平均点数が
タイヘンなことになっているたのよ。
いや、元々見るつもりだったんだけど、
ここまで評価が良いと否が応にも期待してしまうなー、
なんて思っていたところ。


「クレしん(※過去記事参照)を忘れた訳じゃないよな…。」
※http://blog.goo.ne.jp/analogue-tanako/e/312ca6cf2cef35228703dd3c2886715a


相方の声で目が覚めましたよ。

ハードルの上げ過ぎ注意。



それでもさすがのピクサーだけあって、
非常に面白かったです。

Yahooレビューでよく目にした“号泣”まではいかなかったけど、
とても良い話で、
これは子供に是非見てほしい映画だなぁと素直に思いました。

オモチャの気持ちは、あたし達人間は想像するしか出来ないけれど、
こんな風に動いているんだと小さい頃に思っていたら、
もう少し丁寧に扱っていたかもなぁと反省。。。

リカちゃん人形の髪を切って
伸びないことに泣いた自分をぶん殴りたい。
ごめんね、リカちゃん。


また、この映画は、
オモチャ達の豊かな表情も見どころだと思います。

普段は無表情(薄い笑顔)なオモチャ達の喜怒哀楽を
子供達は知らないけれど、
心でしっかり繋がっている持ち主とオモチャ達の絆が
とても強い。
もちろん、ずっと一緒にいて家族のようになっている
オモチャ同士の絆も同じく強い。

だからこそ、
みんな一生懸命で、
みんな大切なものに対して強くなれるんだと、
この映画を見ていて思いました。

理屈とか目的とか、この映画にはなくて、
ただ「アンディのため」「みんなのため」と繰り返すオモチャ達の姿が
ある意味泣かせてくれました。


分かりやすいながらも奥深いと思います。
小さい頃見た子供が
大人になって見ても楽しめるピクサー作品だと思います。

あと宮崎駿作品へのオマージュで登場していたトトロ。
笑い方がとても良いです。よく見ているなという感じ。
ホントにジブリが好きなんですね。


個人的には
「モンスターズ・インク」を超える映画ではないと思うけど、
1、2よりは格段に大人向けに仕上げてきたなーという印象です。

面白かったです。

出す方も出る方も。【雑談】

2010年07月16日 | 【雑談】
>「加護亜依、ジャズシンガーとしてサマソニ参戦に大興奮!スティーヴィー・ワン
ダーと同じ日に出演!」 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100716-00000003-flix-movi


>元モーニング娘。の加護亜依が夏の音楽祭典SUMMER SONIC 2010に
>ジャズシンガーとして参戦するが、興奮を抑えきれない様子をブログで報告した。
>ハロー!プロジェクトの出身者が本イベントに参加するのは初となる。(シネマトゥデイ)



…勇気。

虫と歌 市川春子作品集【マンガ】

2010年07月16日 | 【マンガ】
同時に購入した「Waltz」2巻を差し置いて
こっちを先に読んでしまった…。


マンガ大賞で目にして気になっていた本作。
どうやら手塚治虫文化賞新生賞とかも受賞しており、
ハードルを無駄に上げまくった状態で読みましたが
非常に面白かったです。
こういう作品が埋もれてしまわなかったのは嬉しい。

個人的見解ですが、
この作者は多分、手塚治虫の影響を強く受けてると思う。
雰囲気が似てる気がします。

少ない中でも言葉の選び方が上手だし、
コマ間とか、セリフのテンポもすごく良い。
シュール、と言い切ってしまうにはちょっと勿体ない。
全編通して居心地のいい空気が流れてました。

内容は非常にファンタジックですが、
SFのような派手さはなく、
あくまでも日常の中に潜むファンタジーというか…。
とにかく発想力がスゴイなと思いました。

この作者は、自然愛護精神が強い??
でも押しつけがましくないのがいい。

そして
優しい、温かいだけの話ではなく、
しっかりと負の部分も描かれているのもいいです。
そのバランスが何というか絶妙。

収録作品の中では、
個人的に「日下兄妹」と「虫と歌」が好きでした。
ヒナがとてつもなく可愛い。人間じゃないのに。人間じゃないからかしら??


収録作品全部に共通して、
人間外生物と人間との間で愛が溢れてました。

派手ではないですが、
何度も読み返したくなると思います。



おすすめです。