本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

東のエデン 劇場版I The King of Eden【映画】

2009年11月30日 | 【映画】
どうも、オタクです。あしからず。

相方が“今年一番”楽しみにしていたと称する映画を、
初日に見に行きました。


That's 立ち見。

あれ、テアトル新宿って、定員入替制じゃなかったっけ…??
とか思いながら鑑賞。
(※どうやら普通の入替制らしい。この辺の違いが分かるのはバイト時代の知識。)


映画としての感想はちょっと言いづらいなぁ。
だって、ほとんど物語が展開しなかったし。
次の劇場版で、きっと色々動くのが予想されるので、
今作は、序章も序章。
楽しみにしていた気持ちが強かった人は、拍子抜けしたかも。
あたしも、(そして相方も)含めて。


近年のアニメ映画のレベルは凄く上がっていると思うし、
アニメ映画と侮るなかれ、実写版より出来の良い映画は沢山ある。
ジブリを筆頭に、秀作をどんどん製作しているアニメスタジオは、
それぞれ、作風に個性を持ち、その名前自体がブランドになっていたりもすると思う。

だからこそ、観客の求める作品のハードルも
徐々に上がっている気がするんですよ。


もしかしたら、「東のエデン」はアニメ作品としては良作だったけど、
劇場版、と銘打つアニメ映画としては、
他のそれと比べてちょっと足りなかったのかなぁ・・・と思ってしまった。

多分。
2つの劇場版をまとめて2時間超、とかだったら、
もっと満足度は高かったと思う。

だから。

構想が広がったことにより、製作上の都合で公開延期された次作で、
この物足りなさを覆してくれるだろうとは予想されるので、
まだ、期待度は高い。

まだまだ、あたしはオタクです。


さーて来週はカールじいさんを見るぞー。

アニメ映画ばっかりだな。おい。


そして余談ですが。

こういう映画を見に行くと、
劇場マナーの悪さに辟易したりします。
「Air Communication」を見に行った時にげんなりしたような事は起きなかったけど、
http://blog.goo.ne.jp/analogue-tanako/e/0d8b03cfc9cbf548a62e667a457f60c0
その代わり、混雑故の弊害であるマナーの悪さを実感しました。

劇場出る時にさー、
映画の内容を大声で話しながら出たらダメだと思うんだよねー。
これから見る人が入場を待ってるってのに・・・。
小さい劇場だからこそ、その辺は周りへの気遣いが大事ですよね。

何だか、映画の出来よりも
そっちの方にガッカリしましたよ。


マナーって、ほんとに大事。

流行りには乗っとけ。【雑談】

2009年11月27日 | 【雑談】
>ニコニコ動画「ネット流行語大賞」は「※ただしイケメンに限る」に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000019-rbb-ent


この言葉が流行っているのは知らなかった。
・・・大してネット見てなかったんだな、あたし。

個人的には面白いし、響きも好きです。
ものすごい勝手な言葉だけどね(笑)。

ちなみに、「ケータイ流行語大賞」はいまいちピンときませんでした。
(金賞「盛る/盛れる」、銀賞「ガチで」、銅賞「やふー\(^o^)/」)

・・・年齢のせい???


***********************************************
(以下、別記事より引用)
■過去のネット流行語大賞
2007年 年間大賞金賞=アサヒる
銀賞=スイーツ(笑)
銅賞=ゆとり

2008年 年間大賞金賞=あなたとは違うんです
銀賞=~ですね、わかります
銅賞=ゆっくりしていってね!!!

2009年 年間大賞金賞=※ただしイケメンに限る
銀賞=どうしてこうなった
銅賞=裸になってなにがわるい
***********************************************

こうして見ると、大々的に発表されている
ユーキャン主催の流行語大賞(http://u-ryukogo.jp/)よりも
皮肉な言葉が多い分、身近な感じがしますね。


まあ、そもそも流行語を日常的に使ってる人なんてあんまり見ないしね。

遅ればせながら、今後しばらく使おうと思います。


手始めに、手元にあった情報誌の表紙の文句に付けてみました。





『スノーシーズン到来! この冬はゲレンデへGO!!!
※ただし、イケメンに限る。』




何か、大喜利のお題みたいだな・・・。

好みと、許容範囲のモンダイ。【映画】

2009年11月26日 | 【映画】
あたしは基本的にネタバレOKな人間なので、
見に行く前にレビューとか見ちゃうことも多いんですが。
(それを喋って、たまに相方から怒られたりもするんですが・・・。)


公開前から楽しみにしていた「笑う警官」。
http://www.warau-keikan.com/

大森南朋主演で、
しかも比較的好きな刑事モノ。
見ないわけがないだろう、と思ってたんですが・・・。

Yahoo映画「笑う警官」のページ。↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332960/


・・・評価がヒドイ。(笑)

こんなに酷評されている映画レビューを見たのは、
「パッチギ2」以来。


相方にこれを相談し、
劇場での鑑賞は見送りました。
だって、不景気だもの。お金払って失敗したくないもの。


あああ、無念。ちきしょう、角川春樹め。




ちなみに、全然関係ないけれど。

この話から軽く派生して、
今までの人生におけるワースト映画は何だろうね、という話になり、
あたしの拙い映画鑑賞記録を現在読み返し中。

B級・C級映画と、クソ映画との差別化が難しい。


気が向けば、ワーストランキングも記事書きます。

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない【映画】

2009年11月24日 | 【映画】
これ、原作本が出たばっかりの頃に、
本屋で立ち読みした記憶があります。

あんまり覚えてないけど、
第一印象としては、このエピソード自体が
それこそ「都市伝説みたい・・・。」という感じ。

まぁ、2ちゃんねるの書きこみの真偽は分かりませんが、
映画自体はフィクションですから、親近感とかはわかなくて当然かなと。


大学生の頃に見てたら、印象が違っただろうこの映画。
プログラマー経験のある相方は、苦笑いしながら見てました。
そして、見終わった後疲労困憊状態でした。

経験者にしか分からない何かがあるんでしょうな。

あたしは、一般的な社会人として、
第三者的目線は終始変わらずでしたが、
必死なんだ、という台詞にはちょっと心打たれました。

小池徹平では伝わらないかなと思ったけど、
あの従順さは、ある意味ナイスキャストかも。
どちらかと言うと社会人経験の浅い人に、何か感じさせる映画かもなと思います。

あたしは、基本的にはマ男タイプの人なので、
こんな理不尽な状況(さすがにあんなに酷かったら死んじゃうけどね。)になっても
あまり口答えとか出来ずにダメになってしまうかもしれないっす。

それでも、これは映画ですから、
共感出来ることと出来ないことがあるのは当然っす。
あたしも想像の域を超えませんでした。

あとは映像ね。
ソルジャーの下りとか、三国志の下りとか、
あの辺は、マニア的側面の描写なのかな。
知識のないあたしにとっては、例えとしてもさっぱりでした。勉強不足??
でも、現実との間に挟み込むバランスはさほど悪くなかったです。


さて。

今作はシステム会社をブラックの分かりやすい例として挙げてますけど、
多かれ少なかれ、企業にブラックな面は存在すると思います。
こんなに分かりやすくはないかもしれないけどね。
あたしも理不尽なことや、納得がいかない状況を何回か経験しました。

ただ、この映画での「藤田さん」のポジションの人が会社に居るか居ないか。
これは重要だと思うのです。

会社がどんなにブラックでも、
人間がブラックでなければ、頑張れることは多いと思う。

あたしも、「藤田さん」のような人間でありたいなと思いました。


そういう意味では、
あたしにとっては、良い影響を与えてくれた映画だと思います。


ただ。
客観的に見たら、あんな会社辞めちまえ、とは思うけどね。

小説 東のエデン【本】

2009年11月19日 | 【本】
アニメ版は、デッキ持ってないのにも関わらず、
ブルーレイを買った「東のエデン」。

いつかデッキ買うんだよ、いつか・・・。



それはさておき。


木曜ノイタミナ枠アニメで放送していた「東のエデン」。

この原案を小説にした本を読みました。
勿論、アニメは全話見たうえで。


アニメを見た人にとっては読みやすくはなってると思う。
ただ、初見の人にはあまり親切ではない気がするので、
アニメの付随品として楽しむのが正解かなと。

アニメで見逃した携帯の表示とか、
各キャラクターの語られなかった背景・エピソードとかが読めたから、
個人的には楽しめました。

エピローグ部分もちょこっとあって、
映画への期待度も増したし。


アニメも、小説も、その他のメディアも、
主観的か、客観的かで、事実の見え方が変わってくるものだけど、
アニメは主に客観的で、
小説は結構主観的な物をよく読んでいる気がする。
(勿論、全部という訳ではないけど。)

でもこの小説はどちらかと言うと客観的で、
何だかシナリオを読んでるみたいだった。

まあ、監督が書いてるから当然か。

監督の頭の中でのイメージが活字になっていることで、
客観的な小説の中で生きるキャラクター達の主観もきちんと書かれていて、
キャラクターの感情とか思惑を読者が読み取れるから、
アニメの時に残った疑問符が、少し解消されたかな、という感じ。

個人的には、
アニメでは飄々としていた滝沢の感情が
小説では語られているのにとても満足でした。



28日公開の映画が楽しみです。




歳をひとつ重ねても、
相変わらずおたくな自分・・・。

マニアックな記事ですいません。