本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

日本の恥さらし人。【雑談】

2009年05月29日 | 【雑談】
相対性理論、というバンドの「シフォン主義」というアルバムをヘビロテしております。

ituneだとか、CDショップ店員が選ぶ売りたいCD1位とか、
色々選ばれているので、乗っかって入手しました。


CDは素晴らしい名盤です。

が、諸々危険が伴います。


これ、頭から離れないんですなー。曲が。
ぐるぐる、ぐるぐる、回ってしまって
仕事中も、頭の中では相対性理論。
やる気なんて、なくなるよねー。(完全に責任転嫁。)


聴いた人は分かると思うけれど、
『コントレックス箱買い』の下りなんて、特に。


今朝なんて、あまりにも頭に流れて過ぎていて、
無意識に口ずさんでました。

そしたら、同じビルの他社の社員さん(外人さん)に見られていて、
複雑な表情で笑いかけられました。


ぎゃー。


こういうとき、
日本人の見て見ぬフリ、という行為が、至極有り難かったりする。

・・・日本人カンケイないか。



あ、繰り返しますが、CDは名盤です。よかったら是非。

MTV LIVE JAPAN TOUR'09 SPRING ROAD TO VMAJ@ZEPP TOKYO【LIVE】

2009年05月28日 | 【LIVE】

東京日程が2日間ある中で、迷わず参戦した初日。
対バンが熱すぎたんですよ。ホントに。
マキシマムザホルモンと、9mm Parabellum Bullet。

このライブ発表よりもかなり前から相方が待ち望んでいた対バン。
「これを逃したら、二度と見れないかもしれない。」という思いから
いつも以上に頑張って、チケットを取った。
取れなかったらどうしようという不安も、いつも以上。
でも、無事に参戦~。

平日なのに・・・???というツッコミはなしで。

会場に着いて、まずホルモンTシャツ率の高さに引く。
(あたし達は共に9mmTで参戦。誰かMTVのTシャツ着てあげてよ・・・)
でも、何だか、あたし達含め両方好きなお客さんが多かったみたいで、
全体的には完全ホームな感じのライブでした。


ただ・・・

9mmのときに、張り切って前に出過ぎたため、
途中で何回か、走馬灯。曲どころじゃなくなりました…。
「Mr.Suicide」辺りから、死を意識し始めました。甘かった、あたし。

モッシュってヤツは、すごいね・・・。

翌日も会社だし、負傷を恐れて、
ホルモンは戦線離脱、後方でのんびり暴れながら(?)観賞。

ライブはどっちも素晴らしく、MCも凄く面白かった。

まぁ、フェス仕様のセットリストも大分満足度高く、
久々の9mmも、よりカッコ良く、個人的には満足。

また是非、この2マンで見たいっす。もう少し長めに。
そして、出来れば翌日休みの日に。(勝手。)



最近。
回数を重ねるごとにライブ慣れしていく自分に
一抹の不安を感じる今日この頃。
このままだと、モッシュピットに入れそうな気が・・・。いやぁ、まさか。無理無理。

でもまぁ、いくつになっても楽しければいっかな。
自分が、観客の平均年齢上げてくつもりで今後も行きますか(笑)。


【9mm Parabellum Bullet】
01.Widpitch
02.sector
03.Hide & Seek
04.Black Market Blues
05.Trigger
06.Supernova
07.Wanderland
08.Mr.Suicide
09.Living Dying Message
10.We are Innocent
11.Punishment
12.Discommunication


【マキシマムザホルモン】
01.「F」
02.What's up, people?!
03.ロッキンポ殺し
04.ロック番狂わせ
05.アカギ
06.包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ
07.W.H.U
08.ジョニー陰部LIFE
09.人間エンピ
10.ルイジアナ ボブ
11.シミ

~アンコール~
12.チューチューラブリームニムニムラムラプリンプリンボロンヌルルレロレロ
13.握れっっ!!


重力ピエロ【映画】

2009年05月25日 | 【映画】
ようやくだーーーー・・・と思いながら観賞。

思えば第一報が出たのが2年位前??
その頃から、これは爆弾だぞ、と思いながら、
でも公開を心待ちにしていました。
オープニングから何だか感慨深く感じてました。

まぁ、伊坂作品なので、ハードルは上がる一方だったんですがね。


結果。

「とても良い映画だった」と称した伊坂氏のコメントは間違ってなかったなぁ。と。

本当に良い映画だった。


原作を読んでいて、且つ思い入れの強い人間が、
原作を忘れて見ろ、なんて難しいとは思うのですが、
それでも、原作ありきで見なければ、映画としての出来は非常に良かったと思います。

でも、原作から足りない部分は多々あるので、
それが許容できるか否かで、この映画の評価は大きく変わると思う。


あたしは、と言うと。
許容できない部分もあるけど、それを忘れれば良いのだ、という結論に至り。


正直、書こうと思えば文句はいっぱい出てきますよ。
・大学院生、という設定変更の意味はあったのか、とか。
・そもそも、泉水は最初から・・・とか。
・「アヴェ・マリア」は?とか。    etc,etc

でもまぁ、それを知らなければ辻褄は合っているし、
「重力ピエロ」の核となる、最も重要なテーマ性は伝わっていると思うので、
映画化作品としては成功なんじゃないかなと思いました。


役者さんの存在感に救われている映画ですね。
色々なところで評価を目にしますが、
小日向氏の演技が、本当に、本当に、素晴らしい。
あんなに穏やかに、あんなに存在感のある、スプリング兄弟の父親でいられるのは、
小日向氏しかいなかったんだなと実感。
彼の放つセリフに、何度も何度も、涙が出そうになりました。
特に最後のセリフ。あれが、この映画のテーマを最大限に表していると思うから。


加瀬亮も、泉水にぴったりでしたし、
春役の岡田将生も、ビジュアルも空気感も、良い感じで映画に溶け込んでいました。
渡部篤郎のクズっぷり(笑)とかも最高でしたし、
キャスティングは大成功だと思います。


森監督作品はあまり好きではないんですが、
(個人的には前作「Laundry」が、あまりにも、あまりにも、面白くなかったんで。)
挽回したかなという印象です。
難しい原作をうまく料理してくれました。


映画化しない方がよかった、という感想にならなくて、
本当に、よかった。

インスタント沼【映画】

2009年05月25日 | 【映画】
初日舞台挨拶に行ってきました。
麻生久美子が超絶美しかったのは言うまでもないですが、
個人的には、風間杜夫が見れたのは貴重な経験だったなー。

映画は、と言うと、
監督も挨拶の時に言っていましたが、
全力で作ったクダラナイ映画だな、と。(笑)

でもこれが三木映画の醍醐味なんでしょうね。


麻生久美子のような女優さんが変なことをやると
違和感も手伝って、やっぱり笑ってしまうのだけど、
風間杜夫も、加瀬亮も、それに良い具合にマッチしていて、
話はメチャクチャなんだけど、人間関係を見ているが非常に興味深かったです。

ただ、話は突飛ですね。
最後の方、何が何だかわからなかった。
「もう、何か、どうでもいいわー。」とさえ思ってしまったわ(笑)。
加瀬亮が唯一まとも(と言えるかどうか微妙ですが、少なくとも中身は普通の人だと思う。)なので、
麻生久美子始め、他の変な登場人物たちが
メチャクチャな物語の中で、うまく活かされていたと思います。

あたしは個人的には、この加瀬亮はツボだったので評価は低くないですが、
映画としての出来は、他の三木作品と比べると若干地味かもなー、と。


「ダメジン」とか「図鑑に載ってない虫」よりは面白かったけど、
「転々」には及ばない気がするなー。
(相方の中では、「イン・ザ・プール」に勝る三木作品はないとのことで、今回も然りでした。)

悪ふざけに徹したところは良かったんだけど、
話が突飛過ぎて、途中で何が何だか分からなくなってしまったんですなー。
で、最後に無理矢理まとめようとした感が、若干否めない。
メッセージ性も、こういう映画にはあまり必要ないと思うんですよ。
個人的には、見終わった後に、分かる人だけ分かれば良いと思うんです。
クダラナイ、を売りにしている映画としては、
それをあまりにもストレートに伝えるのは、ちょっと違和感でした。

テーマとしては、凄く良いテーマなんだけど、伝え方って難しいですね。


でも全体的に見れば、すごく笑えて、明るい気分になれる映画だし、
好きなジャンルです。
「人生、泣いてる時間よりも笑ってる時間の方が、圧倒的に長い。」
良い言葉だと思います。


ただ、近々観賞予定の「おと・な・り」は、
もう少し、時間を置いて見ようと心に決めました。
麻生久美子のキャラクターが、恐らく違いすぎて笑っちゃう気がするのだ・・・。

順番待ち。【本】

2009年05月22日 | 【本】
超絶、どうでもいい話。

ようやく「夜は短し歩けよ乙女」を読み終えたけど、
まだまだ、読みたい本が眠っている。


とりあえず。

東野圭吾の新作と

気になって買ったミステリー(文庫)と

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」と
(これは数年前から温めている・・・。)

何故か今更、太宰治。
(高校時代に読んどけよ。)


・・・何この統一性のなさ。


「百年の孤独」なんて、こないだ棚から出て来てビビったもんなー。
ああ、こんなの買った気がするわーって。
でも絶対、一番新しい東野圭吾から読むんだろうなー。


そして、更に狙ってるのも、ある。結構、ある。


何でもかんでも見切り発車で買う癖を、なんとかしなくては。