本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

もはや才能。【雑談】

2008年11月30日 | 【雑談】
本日。
丸の内線新宿駅にて、


到着した荻窪行きの電車に乗ろうとして、
電車とホームの隙間に
右足だけ落ちた女の人がいました。


ワンピースだった彼女は、
スカートの中身全開を気に止める余裕もなく動転し、
後ろに並んでいたご夫婦と
前にいた彼氏に引き上げてもらってました。



電車に乗った後、
彼氏は「あんなとこ落ちた人、生まれて初めて見たわー。」と苦笑していました。






………。






あたしです。ハイ。





小さい子供でさえ落ちてるの見たことないのに。



…もう自分が信じられません。

されど、父。【雑談】

2008年11月28日 | 【雑談】
昨夜いきなり父からメールが来て、今日一緒にご飯を食べて来ました。



さらっと書くと普通の出来事のようですが、
実は、人生初。

正直ビビりながら行きました…。



しかし。

別の意味で驚愕。


うちの父があんなに話せるとは思わなかった。

あたしは、顔も性格も完全に父親似と実感。



経営者目線での話は面白かったし、
今まで聞きたくて聞けなかったことや、
言いたくて言えなかったことを、
びっくりする位伝えられて、
びっくりする位受け入れて貰えました。


子供のままだったのは、あたしの方だったんだなぁ。


父は還暦過ぎてもまだまだバイタリティ溢れていて、
相変わらず自分本位だし、それはそれで困るんだけど、
でも良い刺激を受けました。




そして更に驚愕。

あたしが歳をとったらいつかやりたいなと密かに夢見てたことを、
今まさに父がやろうとしていました。


何か、負けた気分…。


いつか勝てるんかな。

Xファイル:真実を求めて【映画】

2008年11月25日 | 【映画】
「ハッピーフライト」と同日に見た本作。


前述していますが、
http://blog.goo.ne.jp/analogue-tanako/e/c11427da2b09cb6ecb232169cba922c9
あたしは「Xファイル」については、ド素人です。

でも、前作の映画は面白かったから
多少分らなくても、本当に楽しみだったんです。
素人なりにね。


でも。

素人のあたしでも感じる位、
脚本が、ちょっと雑な印象を受けました。

どの辺が「Xファイル」なのか、さっぱりわからなかった。


相方から聞いた&Wikipediaで読んだ知識が
多分ほとんど役に立たず。

モルダーとスカリーが登場する必要性を
いまいち感じない映画だった。


ちなみに。
初見の観客に優しい、という意味ではないよ。

1本のサスペンス映画としてもちょっと雑なんです。


個人的には、
いつ宇宙人が出てくるのかな~とか、
いつ陰謀が絡んでくるのかな~とか、
そう思いながら最後まで見終わっちゃった感じ。

加えて。

このくらいの猟奇殺人を題材にした映画なら、
本当に山のようにあると思う。
もっと出来の良い映画がね。

「Xファイル」という名称は、広告塔の役割しか果たしてないように思いました。

あと。
「真実を求めて」というタイトルが全く成立していない。
原題は「I want to believe」だそうだけど、
ニュアンスが違くないかな?



聞く話では、ドラマは緻密に作り込まれているから、
突飛な設定も嘘臭くならずに楽しめるエンターテインメントとして成立していたよう
で。

そう考えると、
嘘臭さを回避するために、
無難な設定を起用したからこうなったのかなぁとか思ったり。
正直、地味な印象は受けました。

もしもこれが、
「Xファイル」新シリーズスタートへの序章としての
2時間ドラマ作品だったら十分だと思います。

が。

10年ぶりの映画化作品!となれば
否が応でも期待する人は多いんじゃないかと想像出来るだけに、
若干、残念な出来だったようにも思います。



まぁ、あたしのはあくまでも素人目線での感想ですが。。。

帰り道の相方の落胆ぶりにはちょっと同情しました。

ハッピー・フライト【映画】

2008年11月25日 | 【映画】
久しぶりの映画^^
矢口史靖監督の最新作を見ました。


良かったですね。
やはり期待通り、安心して見れる監督です。


最近、飛行機もの(CAもの?)って多いよね、と
相方は言っていましたが、
その中のどの作品よりも群を抜いて出来が良い。

某バスケCA映画とか、
某CAドタバタコメディドラマとか、
あの辺の作品を見ていると、
素人でも違和感を覚える位悪ふざけ甚だしいんですが。

この映画にはそれがなかった。


あたしは空港で働いたことはないので、
実際にお仕事されている方が見ると、
もしかしたら「あり得ない」こともあるのかもしれないけど、
一般人が見る限り、現実に近くしようと頑張っている感が
すごく伝わる作品になってたと思います。


ところどころ見える明らかなフィクションは、
映画なんだから許容範囲だよね。


職業ものって、これまでにも色々とあったけれど、
その仕事自体をネタにしてストーリーが展開する作品て、
実はそうそうない気がする。

下手すると、
職業紹介ビデオになってしまうし。

そこが矢口監督のうまいところだなぁと思います。



壮大で長い話にしなくたっていいんですよね。

空港で働く方にとっては、
ルーティンでも1回1回のフライトが仕事なんだし、
主人公の成長とか人間関係だけをメインに描いて、
その他周りの描写をウソ臭くするよりは、
こういったストーリーの方がより楽しめる気はします。。

加えて。

矢口監督作品は、
登場人物が多くても、各々の個性が際立っているので、
映画の中で動く人々がとても魅力的で、
それも相乗効果となって映画を面白くしている気がします。


大傑作!!

と騒がれはしないかもしれないけど、

良作。

という感じでしょうか。


あたしはとても好きです。