本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

フルコースに追加で。【雑談】

2011年02月25日 | 【雑談】
どうも。

気持ち良いくらいに予想を裏切られたtanakoです。


土:微熱、関節痛、扁桃腺の腫れ
日:高熱、関節痛、扁桃腺の腫れ
月:微熱、鼻水
火:咳、鼻水、喉の痛み
水:ダミ声(予想)


と前記事に書きましたが、
実際のところ、そんな甘い考えは通用せず。


土:微熱、関節痛、扁桃腺の腫れ
日:高熱、関節痛、扁桃腺の腫れ
月:微熱、鼻水
火:咳、鼻水、喉の痛み
水:激しい咳、鼻水、喉の痛み、生涯最高熱、頭痛、関節痛
木:激しい咳、喉の痛み、高熱、関節痛
金:激しい咳、喉の痛み、無声(無理に出すとダミ声)


超フルコースの一週間でした。

ちなみに水・木は会社を休み、
本日金曜日にめでたく社会復帰。
声が出ない為、筆談と手話を駆使して頑張っております。


熱が39℃を超えた時、
さすがにインフルを疑ったものの、そこは陰性。
どんだけウイルス耐性が強いんだ自分、と思ったけど、
お医者さんに「風邪もウイルス感染だからね。」と一蹴され、
大人しく安静にしておりました。

いやしかし、やられたなー。
今週だけは絶対に休めないはずだったのに。


水曜日AM5時半。
見たこともない体温計の数値を見たあたしが取った行動は、以下。

①ノーメイク・超厚着フル装備で、早朝出社。
②各種引継ぎを同僚の机上にセットし、ノートPCを持ち帰る。
③病院の開業時刻を狙って退社。
④帰りのバス車内で引継ぎメールを同僚に次々と送る。

その後出社した同僚達は驚いて、
一人ずつがメール返信をくれました(笑)。

いやでもね。
PC取りに行ったおかげで、安心してお休み出来たから全然良いの。
何があるか不安なまま、2日間も休めないから。
そしたら絶対治らないから。

あたしも、やるときはやるオンナでした。


…でもやっぱり通勤するなら近場がいいなと思った件。


次に転職するときは、そこを慎重に選ぼう。

フルコース。【雑談】

2011年02月22日 | 【雑談】
面白い漫画が読みたい。
面白い映画が観たい。


土日を風邪で潰したあたしに、
プリーズ、良質エンタメ。

ちなみに、風邪は完治した訳ではナイ。

心底病気したい時には見向きもしてくれないくせに、
仕事が慌ただしい時期になるといきなりやってくるんだもの。
憎いあんちくしょうだぜ、全く。

ちなみに週末の行程は、以下の通り。

土:微熱、関節痛、扁桃腺の腫れ
日:高熱、関節痛、扁桃腺の腫れ
月:微熱、鼻水
火:咳、鼻水、喉の痛み
水:ダミ声(予想)

フルコースもフルコース。

現在、“命の水”ポカリス●ットと共に生きております。


しかしながら、早めのパブロンが効いて熱が下がったので、
花粉症を装いマスクマンとして、出勤したりしております。

そんなあたしを、
上司が、ここぞとばかりに、
花粉症デビューにしたくて仕方ないらしく
いじってくるのが心底うざいです。

こっちは熱出とんじゃわれ。


でも体は何故か元気で、仕事も出来る状態なのが哀しいところ。

「華奢」とか「虚弱」という言葉が似合う、
線の細さで生まれたかった。。。





…戯言も程々に、今日も帰って寝るとします。

ゲホゲホ。
(ここが『ケホケホ』にならないのが、あたし。)

のんだ・くれ。【雑談】

2011年02月16日 | 【雑談】
最近こればっか飲んでます。


同僚には「ジュース」だと評されましたが、
不甲斐ない最近のあたしには、
これくらいが丁度良い。

程々に気分良く、
でも意識もなくならないので、
そのまま寝ちゃったりしなくて済むのだ。



そこまでして飲まなきゃならん理由もないんですが、
日々の鬱々を忘れるには、
やっぱりお酒なのかなと思うのです。





…不健全だなあ。
スポーツをしろ、スポーツを。

あしたのジョー【映画】

2011年02月14日 | 【映画】
「あしたのジョー」実写映画化!!の一報を聞いたときは、
まさか見に行くとは思わなかった本作。

然しながら、
予告編を見てちょっと興味が湧いてしまい、
ええい!と見に行ってしまいました。

あたしはジャニオタですが、
山Pのことを特別好きという訳ではありません。
でも別に全然嫌いではありません。

という前提で。

非常に面白かったです。本作。
本気ですよ。



あたしは、「ジョー」世代ではないので、
原作はほとんど知りません。
ちょっと前に日テレで深夜放送していた「あしたのジョー2」を
夢中で見ていた相方に便乗していた程度です。

だからかもしれませんが、
物足りなくもなく、
大衆娯楽映画として、本作をとても楽しんで見れました。

ストーリーは多分原作がよく出来ているだろうから、
それほどいじってはいないんだと思います。
2時間だから端折るのは仕方なし。
でも、ジョーと力石の戦いにポイントを絞っていたから
展開も分かり易く、ライトユーザーに優しかったです。

個人的には、白木お嬢様が恋愛で絡んできたらイヤだなと思っていたけど、
それもなく、だからストレスもない。
笑いあり、涙ありの、熱いスポ根映画として楽しめました。


キャストについても特に気になりませんでした。

あたしの中でのジョーのイメージは
いつもニヤついていて、飄々としている感じだったんですが、
山Pのジョーはどこか陰のある、よく言えば雰囲気重視なジョーだったのは、逆に残念。
でもこれ、おそらく山Pのせいではなく、演出上の問題だろうなと。
(山Pは飄々とした役は得意なはずなので。。。)
そうなると解釈の違いか、はたまた事務所の方針か。
どちらにしても、演技力のせいではないな。と好意的に受け取れました。

山Pは演技は決して上手くないと思います。
それでも、時代を超えた名作「あしたのジョー」で主演するにあたり、
相当努力をしていたように見えます。
体の作り方はもちろん、一生懸命ジョーという役に取り組んでいたように見えたし、
それはしっかり観客に伝わったと思う。
そこのところが、個人的にはかなり高評価です。

力石役の伊勢谷については、各メディアで絶賛されている通り、
素晴らしくストイックです。
相方は、伊勢谷こそ役に真摯に取り組むイメージがなかったらしく(失礼)、
力石に対しての取り組み方は、非常に高評価だったそう。

お嬢様の香里奈はちょっと滑舌が危なかったけど頑張っていたし、
丹下段平の香川照之なんて言わずもがな、素晴らしかった。
そして相方いわく、マンモス西なんて瓜二つらしい。
キャスト全員が手を抜いてない感じがとてもいいです。


原作ファンの方には、もしかしたら許せないくらいの駄作かもしれない。
だけど、「あしたのジョー」という作品の存在は知ってるとか、
どんな話かくらいは知ってるよ、という人が
興味本位で見たら楽しめる出来にはなってると思います。
何よりもキャストもスタッフも、
作品に対して、誠実に向き合って作った感じが画面から伝わってきたので、
それで十分かなぁと思いました。


ちなみに、本編中に山Pはボッコボコにされていて、
そこそこに不細工な顔が大画面にアップになりますので、
それに耐えられないならば、山Pファンの人は止めといた方がいいかも(笑)。
でも個人的には、凄く頑張っているこういう山Pの姿こそ、ファンには見て欲しいと思うけどね。

名作、とは言い切れないかもしれないけれど、
良作だとは思います。



そして余談。

これを見た後、相方と実写映画化の成功例・失敗例について話しました。

自分達が見た作品とか、
世間の評価とか、
まぁ色々ありながらも、
ちょっと挙げて考察してみたいなと思い立ったので、
近日中に書こうかなと。

まあ、気が向いたら。

冷たい熱帯魚【映画】

2011年02月14日 | 【映画】
世間はバレンタインな三連休。

久々に映画を見に行きました。
混雑が故に、先週は諦めた「冷たい熱帯魚」。
園子温監督の最新作で、その過激さが話題沸騰中の映画です。

園監督作品は、「自殺サークル」くらいしか見たことないですが、
今回は、吹越満主演ということと、その描写への興味もあり、
予告を見たときから、見たくて仕方なかった作品。
念願の鑑賞です。連休中ということもあり、立ち見でした。
いや、あたしは座ったよ。


R指定でも、昨今はこういう過激な映画が少ないので、
久々に骨太な映画を見たな、という感想です。
最近は、TVの延長戦上だったり、漫画や小説等の実写化だったりで、
オリジナルでここまでやる映画は少ない気がする。
そういう意味で刺激的で、すごく面白かったです。

この映画は、
93年の埼玉愛犬家連続殺人事件に着想を得て制作されたそうですが、
これをだいぶ大衆向けフィクションにアレンジしているように感じました。
実際の事件の概要を読んだら、映画の方がゆるく見える位だし。
それでも園監督独特のブラックユーモアや、
鬱になりそうな描写も多々あったせいか、
上映時間の長さの割には、飽きずに見れたと思います。
映画としては、この決着点がすっきりしてていいです。
実際の事件は、その後も泥沼だったみたいだしね。

メッセージ性とかはあまり感じられなかったけど、
本来映画はエンターテインメント。
これをしっかり体現した映画だと思います。
「人生は痛いんだよ」という言葉はだいぶ重く響きました。
それが主題じゃない気はするけど。


役者については文句なし。園監督のキャスティングの素晴らしさに目を見張ります。
吹越とか、よく選んでくれた!!ていうハマリ方だし、
でんでんがこんなに怖い映画を初めて見たし、
黒沢あすかなんてもう、3児の母とは思えない本気演技に圧倒されました。

相方が言ってたけど、でんでんと渡辺哲を並べると、
どうしてもでんでんの良い人さが際立ってしまって、
若干哲に負けていた、というのも一理あるのだけど、
印象で負けているでんでんが、哲をやってしまう、という構図が
ある意味面白い気もしたので、これはこれでありなのかなと。

個人的には、もっと酷くてもいい気もしましたが。
そこまでいくと、もう上映禁止レベルだなと(笑)。
それでも全員が本気度100%の演技なので、観客も圧倒されますね。
これでこそ、映画だなー。


巷で言われている描写のエグさは、
あたしがグロを見慣れたからか、さほどキツくはなかったけど、
ご飯を食べて満腹状態で見るべき映画ではないと思いますね。
DVDで見直す映画でもないかなー。趣味がいいとは言えないのでね。

でも、一見すべき価値のある映画だと思います。
最近の邦画には少ない、骨のある映画に感じました。
面白かったです。

おすすめです。