本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

ヲタクと言われても。【雑談】

2010年08月27日 | 【雑談】
著名人の訃報は、多かれ少なかれ話題になることが多い。

ファンだとか、
憧れだとか、
手は届かなくても、
その人がもうこの世に存在しなくなるのは、
知り合いじゃなくたって、やっぱり悲しくなる。


最近、フジファブリックをよく聴いている。

相方もあたしも、
フロントマンの志村氏の訃報を聞くまでは、
あまり積極的に聴くことはなかったバンドだけど、
その才能に触れ、早すぎる死が惜しまれた理由に納得した。

訃報がきっかけだなんてにわかにも程があるけれど、
にわかファンはにわかなりにも、
もっと早く聴いておけば、とか
ライブに行っておけば、とか
古参ファンとは違った悲しみとか後悔もあるんだと知る。



さて。

本題はここからで。

>HPに壮絶“遺言”世界的アニメ映画監督の今敏さん死去
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100826-00000009-ykf-ent


びっくりしました。

知らない人は知らないかもしれないけど、
あたしはこの監督の作品が大好きでした。
「パーフェクトブルー」を相方に教えて貰って見たときの衝撃は
いまだに忘れられません。

「東京ゴッドファーザーズ」が東京国際映画祭で上映された時、
監督のティーチインも見に行きました。
発売日にぴあに並んでチケット取ったことも覚えてます。
当時は今ほどの知名度はなかったから、
余裕でチケット取れたことも覚えてる(笑)。



ちょっと信じたくなかった訃報。
何と表現していいかわからないけど、心がざわつく感じ。

この人の新作が、もう見られないと思うと、
本当に、本当に、悲しくて、寂しくて、仕方ない。


昨日。
相方から「号泣」というタイトルのメールで
監督の最後のブログのリンク先が送られてきた。
http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565

ニュースには“壮絶”と書いてあったけど、そんな感じではなくて、
あくまでも冷静に、自身の死に向かっていく気持ちが綴られていました。


…あたしも号泣。


御冥福をお祈りします。


そして。
製作中だった「夢見る機械」が、どうか公開されますように。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿