本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

包帯クラブ【映画】

2007年08月13日 | 【映画】
GTFトーキョーシネマショーという
試写会イベント?で見て来ました。

監督作品が目白押しの堤幸彦さんですが、
これはとても力を入れたんじゃないかな。
(「大帝の剣」は力入ってたけど、ちょっとひどかったので・・・。)

等身大の高校生の姿が爽やかに描かれていて、
でも、押しつけがましくなくて
素直に、感動できた。
とても優しい映画。

原作・脚本がとてもよく出来ている感じ。

且つ。

俳優陣が素晴らしい。

柳楽優弥は、思ったよりは良かったし、
何より石原さとみが抜群で、
主要キャストにはハズレがいなかった。

だから、
偽善に見えるこのストーリーが、
意外と自分に身近なものとして
楽しむことが出来たんじゃないかと思う。

こんなにまっすぐに他人の痛みを知ろうとするのは、
大人になってからじゃ出来ないけど、
「包帯ひとつで世界が変わったらめっけもんや。」
という言葉は、
大人の胸にも絶対響くはず。

ちょっと見てほしいな。いろんなひとに。

たまにある東映の当たり作品ではなかろうか。
・・・ちょっと失礼かしら(笑)。

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