本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

演劇集団キャラメルボックス「サンタクロースが歌ってくれた」アナザーキャストver.【舞台】

2010年11月29日 | 【舞台】
※舞台の記事はいつも非常にマニアックになりますので要注意。飛ばしてね。※

http://www.caramelbox.com/

久しぶりのキャラメルボックスです。
平日夜のご鑑賞。
おかげさまで、前から2列目でした。久々の良席~☆


「キラキラしてる」と評されたりするキャラメルボックスを
歳を重ねるごとに敬遠しているあたしにとっても、
この作品はわりと特別で。
高校時代にこのTV放送を録画して以来、
数えきれないくらい見直してます。


完全なる王道ファンタジーなのですが、
エンターテイメント色が強く、
ストーリーのテンポが良く、
設定に、“映画”“昭和”“文学”等、
わりと好きなジャンルのテーマということもあり、
いまだに、いまだに、結構好きなんです。

…基本、苦手なんですけどね。ファンタジー。


今年はキャラメルボックス結成25周年ということで、
また、その年のラストツアーということで、
2パターンのキャストで上演されています。
今回はその1つを見てきました。こっちは東京・10日間限定バージョン。

正直言うと、あたしは全国回ってるツアーの方が見たくって、
(上川氏・近江谷氏が出るのでね。)
でもせっかく東京に居るし、そもそも作品が好きだし、とチケットを取りました。

取ってよかった。面白かったです。

キャストについて語っても、なんのこっちゃとなると思うので割愛しますが、
主役・芥川役はもしかしたらこっちの方がいいかも。年齢とか見た目とか。
警部の役も個人的にはこっちが好きです。カワイイ。
(どちらももう1つの方は何か伝説のキャストみたいな扱いなので…。)

加えて、40代の創設メンバーの女優さんが
10代の娘さん役を、超可愛いく演じてたりするのを見ると、
演劇って、役者さんって、凄いなぁと思ったり。
入団して数年の若手の役者さんはまだうーん、てとこもあったけど、
(でも一番の新人さんは浮いてなかった。これは凄い。)
一生懸命さは伝わったし、全員とてもハマっていたし、
何より、全員が全員、心からこの公演を楽しんでいる感じが
観客側にも伝わってきたので、とても楽しかったんだと思います。


キャラメルを見れるなんて!!!と感動していた頃とは違う、
大人冷静な目線でも楽しめました。良かった。


ただ、音楽は再演の時の方が好きだったなぁ。
もちろん、何回も繰り返し見ている分のハードルの高さはあると思うけど、
再演時の方がテンションが高かったんだと思う。曲調とか。テンポとか。
今回は、全曲書き下ろし、録り下ろし、ということを売り文句にしていたけど、
しっとりとしたよりも元気な感じを期待したあたしには、
若干盛り上がらなかったかも。
今までも再演で曲が変わることはあっても、あんまり違和感は感じなかっただけに、
ちょっとだけ気になってしまったのが残念。


あと、これは完全に運が悪かっただけなんだけど、
劇場の構造上、下手前方にスピーカーが配置してあったせいで、
あたしの席では、音響とセリフががっつり喧嘩してしまって、
キャストのセリフがいまいち聞き取れなかったり…。
多分発声の問題ではないな、あれは。
かなり前方だったからいいじゃないか、とそこは納得するしかなかったっす。。。やるせなす。


思っていたよりも自分の中での期待値が高かったので、
その分、色々と目についたこともあったけど、それも愛嬌。
何よりこの公演はお祭りだよなと思うと、
やっぱりチケット取って良かったなと思いました。


次回は、本キャスト(別に今回が偽な訳じゃないんだけどね。)を見に、
12月に参戦します。また平日、有無を言わさず定時で帰ります。

明日からまた、ファンタジーとは縁遠い現実世界で、がんばります。

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