あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

猫の介護。

2011-06-14 22:46:51 | ペット

先週の火曜日の午後から丸2日半くらい、強烈な頭痛に襲われて寝込みました。

もっとも、頭痛持ちの女性って多いと思うし、私の症状からして、典型的片頭痛症状(つまりよくあるありふれたタイプ)なんですけど。

目の奥がズキズキし、首もひどく凝って固くなり、頭が締め付けられるように痛む。

ひどくなると頭をちょっと持ち上げるだけでガンガンしますし、寝てるしかないのですが一晩眠っても治らない!

結局病院に行って鎮痛剤を出してもらいました。薬を飲むとてきめんに治るのですが、根本的な原因は解決していない気がして、ちょっと不安。

でも、今回それで、ひとつだけいいことがありました。

頭が痛くなった初日の夜、久しぶりに、去年逝ったウチの老猫あやが、夢に出てきたのです。

台所の勝手口からふいに入ってきて(裏にお墓があるのでちょっとリアル)、完全室内飼いだったので、夢の中で「いつの間に出てたの!ほら、こんなに体が冷えてる!」なんて私は言いながら抱きしめます。

それで、2階の座敷で、なぜか添い寝してくれるという……。私はあやを撫でながら、『なんであやが死んだなんて思ったんだろう。こんなに元気なのに』と思うという、ちょっと悲しい夢でもあるのですが……。

でも、夜中に目が覚めて「なんだ、夢か」とがっかりしたところ、なんと寝直したらまたあやは出てきて、さらに次の日の昼寝の際も出てくるという徹底ぶり。

2度目の夢ではしっかり抱きしめさせてくれて、翌日の夢では私の顔をじいっと見たかと思ったら、右手の親指と人差し指の付け根に猫キスをしてくれるというフルコース。

母に話したら非常に羨ましがられ、なおかつ、「あんたはあの子に死んでからも心配かけてるんだ!」とちょっと怒られました。

でも、夢とはいえ、ちょっと嬉しかった。

実際、数年前の初秋、私が高熱を出したときあやが添い寝してくれたことがあったのです。

夜中に頬をほとほとと叩くものがあるのでぎょっとして目を覚ましたら、あやがこちらの顔を覗きこんでいて、そのあとするっと布団に入ってきたのです。

思えば不思議なことでした。あやは完全室内飼いにもかかわらずテリトリーが狭くて、2階にはめったに上がってこなかったのです。なのにあのときはなぜ来たのか。

でも当時は、自分しかいないはずの部屋で誰かがほほに触れている!という恐怖感と、それが猫だった、という安堵感だけが大きくて、べつに不思議だとは思わなかったのです。

そんなことが思い出され、懐かしくまた少し切ない夢でした。

コメント (6)
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