抱腹絶倒!NY育児日記

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母になってわかった子の命の尊さ

2009-01-19 06:51:12 | ぜ~んぶ見せます!
母から祖母がまだ生きているころに聞いた話。

90歳をすぎて、入院していた祖母。

70代の伯母(母の姉、つまり祖母の娘)が、
「死にたい」と口にしたという。

それを聞いた祖母は、
「死にたいなんて言うもんじゃない!」と、
伯母を叱責した。

「90代になっても娘に死にたいって言われて、
叱らなくちゃならないなんて、
母(祖母)もかわいそうだ」と、

私の母は姉の考えなしな言葉を嘆いた。

母(90代の祖母)は、いくつになっても母であり、
子供の命は尊いものである。

その時、私は何気なく「伯母は相変わらず考えなしだなぁ~」なんて、
軽く聞き流していた話だった。

しかし私自身が母となった今になって、
祖母の気持ちがようやくわかった。

わが子に死にたいなんて愚痴られた
祖母の気持ちは、どれほど辛いものだったろう。
しかも、90歳をすぎてである。

ちなみに考えなしな伯母は、90歳に近くになってきたが、
今も健在である。

「憎まれっ子、世にはばかる!」
伯母に会って嫌ごとを言われるたびに頭に浮かぶ言葉だ。

それでも今度、日本に帰るチャンスがあったら会いに行かなくちゃ。

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