NY郊外の豪邸に住むママ友

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ママ友の美恵子さんから、いつも聞いていたのだが、
「デップさん宅はハンパじゃないくらいの豪邸！」ということ。

以前にお邪魔したときは、夜だったので、映画で貴族の家として使われそうな
大きな石造りの家をみて、
掃除が大変だろうなぁ～と、貧乏人の考えしかうかばなかった私。

後日、美恵子さんに、「それにしても、大きな家だねぇ～。あんなに広かったら、子供が
どこに行っちゃったのかわからなくなるよね」と私。
「弘恵さん、池をみなきゃダメですよ、池」と美恵子さんがうったえた。

今回、昼間にデップ宅へお邪魔する機会があった。
庭をみた。そこには、庭というよりも、公園！という大地が広がっていた。
公園といっても、日本の箱庭みたいな公園じゃなく、北海道の大地にうかぶような
湖がそこにあったのだ。

「こんなにデカイ池があるんだったら、鯉とか放流できるじゃん？」と私はデップさんに
むかって鼻息をあらくする。
「ところが、この辺は環境保護がきびしいから、勝手なことはできないの」

「あ、そうなんだ。鯉を養殖して、鯉こくとか食べれそうなのに・・・」
ちょっと残念。とはいえ、魚はつれるらしい。夏にはキャンプさせてほしいぞ。

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