オバサンのせんさく好きは、アメリカも同じ

叔母ジャネット宅から見た風景、
上半身裸のブラックの兄さんが車のお手入れ？
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ＮＹをはなれてコネチカットにいる間に、この日記のヒット数が
100位以内に入った。24800もBlogがある内の57位なので、かなり
のものだと自分でも驚いた！

ま、ハーレム日記で告知したからってのもあるけど、
ライターとして自信がついた。
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コネチカット州に住む叔母ジャネットの家は、ＮＹから車で2時間。
うちの家族と、レイママで遊びに行った。行く途中に事故があり、
ハイウェイで渋滞。ようやく4時間かかって到着。

広々とした芝生の庭、そしてポツンポツンと建ってる家。
お隣までの距離が、ずい分ある。

叔母は一人ぐらしなのに、2階建ての5ベッドルームに
住んでいる。しかもガレージつき。大学を出てからコネチカット州
に住んでいるらしいから、在住25年以上になるはずだ。

バルコニーでディナーを食べて、芝生の上でデニスを遊ばせて
いると、隣の茶色い、ぬいぐるみみたいなヨークシャーテリアを
つれたブラックのおばさんがジーッとこっちを見ていた。

レイとデニスの子守を交代、しばらくして二人の様子をうかがうと
レイは隣のおばさんと話をしていた。

「ジャネット、となりのノージー（せんさく好き）な、おばさんが
私とデニスがうろうろしてるのを見てたんだけど、あいさつした
方がよかったかしら？レイは今、お話してるみたい」私は
ジャネットに問う。

「レイが子供のころから知ってるからね。そういえば、あなた
たちが来ることを言ってなかったわ。滅多に見ない車がガレージ
にあるから、様子をうかがってるんじゃないかしら？

彼女のところにも、デニスと同じくらいのお孫さんがいるの」
いちいち訪問客のことを報告しなきゃーいけないなんて、
日本にもある田舎の農村みたいだな・・・。

しばらくすると、犬をつれて隣のおばさんがジャネットの家に
やってきた。
「あら、今あなたの話をしてたのよ」とジャネット。

私も挨拶をする。
「そういえば、お隣さんはこの間、ジャマイカに行ってきた
ばかりなの」とジャネット。レイママが挨拶をした後、
ジャマイカのホテルについて、お隣さんと語りはじめた。

ジャマイカンのオバさんたちは、和太鼓を耳元でガンガン
演奏してるみたいに声がでかい。耳がいたく
なりそうになったので、私はそうそうに席をはずした。

お隣さんがいなくなった後から、レイが
「デニスが隣の犬に近づいたから、よけていたら、
おばさんが『この犬は噛みつかないわよ』って、
『でも、歯があるんでしょ？』って返したよ」と笑った。

私たちも笑った。そりゃー歯はあるよ、ぬいぐるみみたいな犬
だってさぁ。

「犬に歯があるかぎりは、噛みつかないともかぎらないじゃない？
見知らぬ子供だし、どんなハプニングがあるかわからない」
レイは続けた。

「犬の話はさておき、
お隣は、一番古い家でね。この辺りには近頃、
どんどん新しい人たちが入ってきてるの。

ＮＹでは家が買えないから、ブルックリンあたりから越してくる人も、
たくさんいるのよ。
静かなところだったのに、

音楽をガンガンかける人だって増えちゃって。
安全面もあやしくなってきたわ」とジャネットがぼやく。
そういえば、このあたりの家は、黒人ばかりだ。

やはり同じ人種って一軒家になっても固まるようだ。
しかも隣のおばさんもジャマイカンだったように、
カリビアンが多いみたいだし。

コネチカットの田舎の夜は静かだった。車の音もしなけりゃー。
虫の声ひとつ聞こえない。デニスが夜鳴きさえしなければ、
私はいっさい目を覚ますことなく朝まで深い眠りについていたかも。

翌日の昼ごろ、帰ることになった。
レイママのトヨタ・ラブフォーに荷物も運びいれ、さぁ～帰るぞ！
とジャネットにハグ（抱擁）して、別れのあいさつ。

「この車は、ちょっと前にエンジントラブルがあったから、ドライブ
したくなかったんだけど、スペースが一番あるからってドナルド
（レイパパ）が言うから」とレイママがジャネットに説明。

「なんだかエンジンのサウンドが、おかしくない？」とジャネット。
「エンジンのサウンドは大丈夫よ」とレイママ。
ところがガレージからバックしたところで、なにか引きずってる
ような音がする。

「車を止めて！」とレイママ。レイが車を降りて確認する。
「ギャーッ、マフラーが全部とれてる」
「これじゃーこの車では帰れないわね」と、レイが次の日仕事
なのでレンタカーすることになった。

で、レイママの車はコネチカットに置き去り。

「私のラブフォーは、今の今までトラブルがなかったの、トヨタは
今でも信頼してるわ。8年以上乗ってるから仕方ないの。
ハイウェイでアクシデントにならなかったことが、幸いだったわ」とレイママ。

いやはや渋滞や車のトラブルで、2時間でつくはずの
コネチカットって時間的にも遠く感じた上、

昼間は、家の鍵を開けっぱなしでも平気だという安全さに
今までハーレム（人様には危険だといわれてる）なるエリアに住んだこと
があるせいか、
ものすごい田舎まで来た気分だった。

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