ハーレムうっちゃり通信

ニューヨークのハーレムに住みだして早ン年。ハーレムやニューヨークのことをだらだら書きつづらせていただきやす。

サイトは引っ越ししております。

2007-02-17 22:11:42 | 日記
このたびは、わざわざ『ハーレムうっちゃり通信』まで
足をお運びくださいまして、
ありがとうございます。

このブログサイトは、2005年2月頭から
『ハーレム通信』に、2006年の3月から(タイトルは同じく)『ハーレム通信』に移行しています。
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また、わたしのHP"In da Herlem"では、昔取った杵柄、イラストを公開しております。

よろしかったらご観覧ください。



今後もよろしくお願いいたします。



ナカムラアキツ

Chicago(ミュージカル)、観てきました。

2004-12-10 14:13:01 | 日記
今回の内容に
まったく関係のない写真。


ニューヨークに住んで、かれこれ5年以上。

自由の女神に、エンパイアーに行ったことはなく、ましてやミュージカルなんてもってのほか。

日本からやってきたお客さんで「5泊なんですけれど、4日、ミュージカルに行きます」なんてことを聞くと「マジ?」と思っていた。
実際、お客さんから「今、何を観ておくべきでしょう?」なんて聞かれても「知るか」と思っていたのよ。

だってミュージカル、興味ないんだもん。

興味のない人に聞いたって無駄よ。

いくらニューヨークに住んでいるから、皆が皆、ミュージカルに興味あるなんて、もっての他よ、他。だからチケットの買い方だって知らないし、チケットがいくらくらいなのかも知らない。

「Oh my GOD! ARE YOU SURE?」
と、アメリカ人の友だちからも言われたことある。「観たことないなんて、信じられない」ってね。

と・こ・ろ・が、先日、観てきました。
ロスト・バージン、してきましてよ。

おだいは「シカゴ」。はい、映画にもなりやしたね。

内容は、めっちゃ、おもしろかったです。いやー、すんません。お金があったら毎日でも行きたいくらい、面白かった。

何が面白かったって、出てくるねーちゃんが、色っぽい!(オヤジ?)。いい身体しているんですよ。お尻がプリっとしていて、腰もきゅっと締まっていて、黒いやらしい下着がまた似合ってて。たまりません。涎ものです。

それに反して主役の2人の体型の寸胴なこと。
演技はさすがにうまいですが、その体型はないだろう! とおもちゃうくらいダメでした。

そして……出ているおにーさんたち、観た瞬間に「あなた、ゲイでショ、ゲイじゃなかったら殴るわよ!」というくらい、ゲイの塊。もう、腰の動きが、これまたいやらしい~。8の字に、見事に動いておりやした(どこ観てるんだかねえ)。
ゲイの友だちといって、どのコがかわいいか品評会をしたいくらいでしたわよ(好みはいなかったけれどね)。

衣装も、裸にベスト。

アメリカのゲイ特有の「オレってマッチョ。どう、どう? オレのこのす・て・き・な筋肉♪ 抱かれてみたい? 抱いてみたい?」な上半身の身体つき。下半身だって、お尻がプリっとしまってて、腿もむっちりしております。
その上、パツパツのラインがばりばりに見えるパンツをはいていて、とにかく強調。

「Oh No, 身体のラインが見える服なんて着ているやつは、みーんなゲイだよ。70年代はそういったファッションだったけれど、今は違うの」

と、70年代のファッションが好きなあたしは、彼氏にぴったりパンツを履いてみては? と提案したときに、上のように言われました。

そして、映画ではギアさまこと、リチャード・ギアがやっていた弁護士役が、黒人の人だったんだけれど、これがまた、いい味を出していてねえ……。

小指にダイアのついた指輪をしていてさ~、白い、白鳥の羽根でできたような扇でおねーさんダンサーにそよがれ、にやりと笑っていた時なんて「うわー、あんたって、え? お金、好きにきまっているじゃない(だから、どんなクライアントでも引き受けまっせ、まっせ~)な人だよね」感がにじみ出ていて、気に入りました(黒人だから、というのも手伝っているのかもしれません)。

全体的にコミカルで、笑えます。
日本で映画を観て予習してきたら、さらに、よし、かもしれないけれど、別に英語がわからなくても、十分楽しめます。

映画より、面白かったです。

しかし……やはり、誰でも身体が基本だね。
鍛えた身体の、なんと美しいことよ!
身に染みたよ。

明日から(今日からじゃないのさ)、ワークアウトしようっと。

マックは好きかーっ!? イエース!!

2004-12-01 11:53:55 | ハーレムってところ
ハンバーガーを食べるなら
やっぱり『バーガーキング』でショ。
ワッパーと呼ばれる奴が、ジューシーでうまい!
でも本当は『モス』が一番、恋しいの(涙)。


アメリカ人の食生活について、ちょこっと書きましょうか。
って、あたしの場合は、ご近所ハーレムな人たちのことだけど。

『サンクスギビング・デイ』の回に書いたけれど、本当に好きです、炭水化物! 状態。

「あら、そんなこともないのよ。ちゃんとチキンだって食べるわよ」って、言われてもねえ、揚げものにしないと、箸(この場合はフォークおよび手か)が進まないじゃありませんか、奥さま。

そして何よりも、本当に、力いっぱい、彼らはジャンク、愛しています。

それは2年ほど前の冬の話。

当時あたしはハーレムYMCA内にあった保育園で、ボランティアをやっていた。
時間は朝の9時半くらいから、ランチを食べたあとのお昼寝時刻まで。だいたい午後1時過ぎにYを去る。

そこにはキッチンがついているけれど、子どもたちの食事は、ご近所、ブロンクスにある給食センターのようなところから、毎日11時半過ぎに届けられる。
ところがある日、12時を過ぎてもやってきていない。

あらあら、困ったわね。どうしましょう。
仕方ありません。外に食べに行きましょう。

強風の中、コートに身をくるんで外へ出て、子どもたちを導く。

あたしはこのとき、夏の間中通っていた、近所の小学校の食堂に行くのかと思っていた(夏の間は給食センターはバカンスを取っていたので)。
ところが道は違うところを通り、あれあれあれ?

WHERE ARE WE GOING?

「みんな、目の前を見なさい! 赤い旗が見えるわね? あそこが今日のランチをする場所よ。黄色でなんのイニシャルが書いてある?」

ちょっと、まって。
すっごいいや~な予感はしていたのだよ、135丁目の信号を渡った時点でさ。
おいおいおいおい、マジかよ、マジですか?

まじめに今日のランチ、マックドナルド!?

子ども総勢17人に大人5人。
3歳半から5歳までの子どもがマックで静かに出来るわけないじゃん。

「ここは学校じゃないの。レストランなんだから静かにしなさい。静かに出来なかったら外で待っていなさい」って言ってもなあ。
そら少しは効くよ、先生の脅し。でもそんなの、ほんの一瞬じゃん。

ちなみに子どもに配られたものは、2つのチキンナゲットとポテト(おかわりできるから、最終的にはナゲットは5個くらいになった)。

あたしは頼んだダブル・チーズバーガーとポテトを食べた。

「本当にそれだけでいいの? 遠慮することないのよ」って言われても……心意気だけいただきますです。だって、マック、好きじゃないから。

あたしはこの時点で、マックに入ったのは4回目くらい。
だってマック、実は不思議なパラドックスが起こっていて、日本よりも高いのですね。なぜか値段が。

そして何よりも、美味しくない。

パンはぱさぱさ、バーグは薄っぺらくって、そんなのに幾らも出せません。
それならジューシーなバーガーキングに行くよ。多少高くても満足度がぜんぜん違うもん。って、年に2度行ったらいいほうだけどね。

ちなみに125丁目だけで4件(!)もあるマック。
6番街にあたるレノックス・アベニューにも何件かあるよなあ。

対するバーガーキングは写真に撮ったものだけで、一軒のみ。同じく125丁目沿いにある。

ハーレムを歩いていて、右手にマックの袋をもっている人たちにたくさんすれ違うし、もしくは25セント及び50セントで買えるポテトチップスなんかを食べている若者もたくさんいるし、彼らとジャンクは切っても切れない関係になっている。

あの冬の日、マックに行って「それ、どうよ」と思ったけれど、でも実は、たいして変わらないランチを取っているから、子どもにとっても、先生にとっても、たまらなくうれしかったランチだったんじゃないのかなあ。

参考までに、どんなランチがあったかというと……

○フィレオ・フィッシュ(冷凍)+ポテトフライ(もちろん冷凍。波入りカットのね)+牛乳
○くたくたピザ(まずい)+コーン(冷凍もの)+コーヒー牛乳
○スパゲティ・ミートソース(麺、くたくた)+ブロッコリー(冷凍もの)+牛乳
○イエローライス(結構好きだった)+ビーフシチュー(唯一うまかったかも)+にんじん(冷凍もの)+牛乳

なんかね、野菜系が少ないです!つーか、冷凍食品を解凍しただけのって止めて欲しかったよ。もともとそんなに野菜、食べない人たちなのにさ。

そのせいか、黒人の多くは50歳がデッドラインと言われている。
心臓疾患で亡くなっちゃう人が多いのだ(ウチの彼氏のおじさんも52歳で亡くなったそうです)。

でも、そうだよなあ。と、妙に納得できちゃうのだ。

だって、子どものときから(あるいは赤ちゃんのときからとまで、言われているが)コーラを飲み
まくり、バターたっぷりのパンケーキ及びワッフルを食べ、紅茶及びコーヒーに砂糖スプーン3杯から5杯入れて飲んで(彼氏はジャスミン茶に2杯、入れてました)、揚げ物で締めるって感じだから。

ということで、慢性的に、高血圧で、糖尿病の人たちがわらわらしています。

一度、体脂肪率を測ってみたいものだね。

ジャンクが好きで、自業自得という言い方もできるのですが、そういったものしか食べる選択の余地がないという言い方もできまして……

ま、それはまたの機会。

ところでマック、好きですか????

英語教師の彼氏、欲しいですか?

2004-11-30 14:19:35 | ♪勉強しまっせ、いんぐりっしゅ♪
ものうげだった中国人のおにーさん
何を考えていたのかしらん。
彼女のこと、ですか?


英語を手っ取り早く勉強するなら恋人をつくれっちゅーのが鉄則だけど、これがまた、なかなか大変なのですわ。

自分が話せる英語のレベルと日本語のレベルが違うから、言いたいことがうまく伝えられないと、とーってもイライラするのよ。
「オレは理解があるから」と言われても、会話するたびに辞書ひきひきじゃ、いくらなんでも堪忍袋の尾は切られても仕方ないよね。そういった状況をいつまでも楽しんでくれるほど、広大なる海のような心の持ち主をさがすのは至難のワザでございます。

「愛があれば言葉なんて。大切なのはハートよ、ハート」

って、だからー、その「愛」ちゅーものを育むために必要なのが「言葉」じゃないのかしらん??

んでもって、やはり「まともな英語」を覚えたいからということで「英語の先生」とつきあってみると、それはそれで大変らしい。とくにケンカしたときが。

というのも「キミが言いたいことはわかるけれど今の文法、間違っているよ」なんて言われて「正しくはこう言うんだよ」なんて冷静に言われちゃうんだって!

まさに火に油を注ぐというのか、怒りは沸点に到達するそうだ。

いや、わかる、それ。
言いたいことがうまく言えない上に「文法、間違っている」なんて言われた日にゃ星一徹ばりに「じゃかましいわっ!」とちゃぶ台をひっくり返したい気分になるよ。

わかってんだったらいいじゃねえかっ!

と、逆ギレすること請け合いですね(笑)。

とこれはカナダに留学していた、ツアーのお客さんのお話。
けっこう早い時期に別れてしまったそうです(あらら)。

最近のお話として、日本の英会話学校の先生とつきあいだしたJさんは「彼氏がスイス人なので、お互い英語が第1言語じゃないので、けっこう大変です(笑)」と言ってらっしゃいました。

うーん、うーん、それもなあ……。

といって、こっちに住んでいるアメリカ生まれ育ちだったらいいのかというと、そうじゃないしね。だってわからない言葉がやっぱり多いわけで(どう考えたってボキャブラリーは足りないのだよ)、その単語を辞書ひかずに説明してくれる人がいいわけですよ。

つまり国語のできる人がよろしい!

と書いて思った。

あたし、国語、不得意だった!じゃん……。

あいたたたたたた。

そうか。
国語が不得意だったから英語がなかなか上達しないんだ!

それに、あまり日本語で日本語単語の説明、できないじゃん、あたし。

うわー、盲点!!

あ、それでも相手にやはり甘えちゃうのさ。自分のことは、しっかり横においておくのです。はい。
できれば「言い回し」の面白い人が、さらによし、ですね。


ちなみに、今の彼氏はがんばって説明をしてくれますが、どうしてもわからーんといった顔をすると、ため息まじりに「辞書ひいて……」と言います。

そういえば先日ケンカしたときに「理解しようとしたけれど、英語になってなかったよ」と言われ、血が逆流しましたねえ……

くそー、くそー、くそー、クソー

いつかいつか、英語でぎゃふんと言わせたるじょ。

タイトル、変えました。

2004-11-19 07:23:44 | 日記
My LOVEアイバちん
知人からは「もう輝きを失ったよね」と
ひどいこと言われています(涙)
ぬわんですってえええええっ!?
彼の輝きは永遠よっ(笑)


ブログのタイトルを変えました。
自分でつけたとはいえ『In da Harlem』って、イマイチわかりにくいじゃん、やっぱ(笑)。

やはりタイトルで「これなのねっ!」と拳を握ってもらえる、わかりやすいものじゃないとね。ベタが一番です。

ということで『ハーレムうっちゃり通信』として再出発です。
って、書く内容はかわらないんだけれど(笑)。

お手数ながらブックマークしてくださっているエンジェルのようなみなさま、タイトル変更をよろしくお願いいたしますです。

それでは今後ともよろしくお願いいたしますです。
ぺこり。

今季の自転車ツアー、終了しました。

2004-11-16 11:16:05 | 日記
ウチの近所の公園内に置かれていたAir Jordan
これは一体なんの意味があるのな。
何かのサイン、かな。


あたしが手伝っている貸し自転車屋さんがやっている「ハーレム自転車ツアー」が、この14日をもって今季は終了。

いや~、寒いんですよ、今年のニューヨーク。
なんか寒くなるの早くなっているような。
やはり寒いと身体がほぐれなくって、自転車乗っていてもツライのなんの。
さすがに気温3度とかでは走れません!(走れるけれどさ。走りたくない、の間違いですね(笑))

口コミやインターネットのおかげなのか、去年よりもたくさんお客さんがお見えになり、たくさん楽しい方たちと会えましたわ。勉強もさせていただきました。

来年の3月まで、ちょこっと自転車はお休み。
参加されたみなさん、ありがとうございました。

変わりに今、『Sex and the City』のロケ地めぐりツアーなんぞを考えていますので、興味のある方は連絡ください(笑)。
詳しいことは、ここでも連絡します。

って、ただの宣伝かよ~。

あ、ちなみにあたしはエイダン派でござるのよ。
あのような方はニューヨークではなかなか会えません。
ビッグのような「コミットメントなんてさ~」な人は、たくさんゴロゴロ転がっています。
キャリーはビッグと「うふ♪」な関係で落ち着いたけれど(あれ、日本では終わっているはずだよね~WOWOWで)、似たような状況で、泣きながら別れた友だちがいますから。

そういえば最近、あたしがお邪魔しているこのブログ、リアル『Sex and the City』で面白いですがね。

ねえねえ、彼氏、いる?

2004-11-14 14:39:43 | ハーレムってところ
幾つになっても女をくどくことを忘れません。
それが彼らの礼儀というのか、なんつーか。
しかし元気だよねえ、みなさん。
ちなみにこのタイコたたきおじさん。
いつも逢っていたのに会話、したことなかったね。
なんででしょう??
来年っつーことで。


最近は「アジア人女性ブーム」なのか、それともただ単にあたしの髪の毛が長いからなのか、ご近所で、よく、お声がかかります。

はっきりいいまして、ショート・カットのときは面白いように無視されていたんだけれど(友だちに言わせると「細いから後ろ姿は少年のよう」というのもあったのでしょうね。「オ・ン・ナ感、ゼロ」時代)、髪の毛が伸びるにつれて、お声がかかる率、増えました。

なんてわかりやすいのでしょうか。

先日、ご近所の酒屋に行ったら、たまたま「レミーマルタン(ブランデーですね)」のプロモーションをやっていました。
なんでもただのブランデーだけじゃ売れないのか『RemyRed』と名を付けて、香り付きブランデーを売る作戦のようです(苺味だの、グレープ・ベリーだのと、なんだか軟弱だねえ。それを使ってマティーニを作ってくれ作戦のようです)。

プロモーションをやっているお姉さんから「あなたのような素敵な人を捜していたの。一緒に働かない? ここに連絡して」となぜか彼女が所属している(であろう)事務所の名刺をもらったり、いつもだったら「なんでアジア人が」と愛想のないキャッシャーのお兄さんからも「ウチのボスが人を捜しているんだ。キミのような美人をね」と言われてみたり。

なんなんでしょう。
愛想いいなあ、おい。
すっぴんのあたしなのにねえ。

でもまあ、悪い気はしません。
いつもいつも応援ありがとう。あなたの声援で、あたしは今日も輝いているわ♪

そんな、アイドルのような気分になって「ありがとう」とにっこり一言です。

その一言に機嫌をよくしたのか、キャッシャーの彼(オマー・エプス似)が一言「ねえねえ、彼氏、いる?」と訊いてきた。

「いるけど……なんで?」と、ぶっきらぼうに答えると「彼女、探しているんだ。キミのような、美人をね」と、また言いやがる。

はあ、さいでがんすか。

そんなさあ、いつもいつも愛想が悪いのに、プロモーションのお姉さんが声をかけて「じゃあ、オレも一発声かけておくか」な人に言われて誰が「OK! わかったわ、ハニ~♪」するかちゅーの。

まあ、彼らも声をかけてなんぼ、な世界ですから(ダメもととでもいうのでしょうか)、あたしもさらりと流して「うむ、今日も掛け合い漫才したな」気分でお終いです。

日本からやってきたお客さんが「素敵だって言われてどうしましょう!」と盛り上がっていらっさったりしますが、それって日常茶飯事なことですので、うかれないようにしてくださいね。

ちょっと、いやいや、かなりいい話

2004-11-12 14:44:19 | 日記
フルート吹きのおじさん。
TimesSquareの駅でも吹いていたね。
驚いたよ。
寒くって公園で演奏、出来ないもんね。


ブログってすごいな。

巡っていたら、こんな素敵な話にであったよ。

パッ、Pan Panがっ……全焼しました。

2004-11-11 15:30:43 | ハーレムってところ
火事から一夜明けたPan Pan
きな臭かったです。
一度も行ってないじゃんっ!
ああ……後悔……!!


何度も何度も登場しますが、好きなニュース番組にNY1というのがあるんですわ。
オール・ローカル・ニュースで10分毎に当たらない天気予報を流し(笑)、ニューヨーク5区の小さな事件をマイナーがアナウンサーたちが送ってくれるという。
ここのアナウンサーたちがメジャー局(CBSを初めとした4大ネットワーク)に移動したら、友だちと大騒ぎです。

もし日本に帰ることになったら10時間くらい録画してまでもって帰りたいくらいお気に入りな番組。

さて今朝、いつものように起きて画面左下に出る時刻と気温をチェックしていました。
おや、どうやらハーレムで夜中に火事があったようで……。

とはいえ「ハーレム」っていったてねえ、広いから画像見ただけじゃわからない場合が多いのよ。それにほとんどながらで見ている場合が多いからさあ、英語も半分も入ってくればいいのです。

ところがなんか記憶にある光景が広がっているじゃあありませんか。
これってPan Pan!?

そうなのです。
Pan Panはハーレムのレノックス・アベニューにある(あった、か)ソウルフード・レストランなのです。
ここはオレンジ色に塗られたU字型したテーブルがあって、妙に味のあるレストランだったのです。

ウチから微妙に遠かったのと(って、そんなに遠いわけじゃないし、交通の便のいいところにあったしなあ)なーんか「今度入ろう」と、前を幾度となく通り過ぎて行ったのでした。
いや、待て。一度マフィンかなんか買ったことあったんじゃないのかな。確かまだハーレムに住む前に。

ここはですね、アリシア・キーズが『You Don't Know My Name』という曲のミュージックビデオに使ったお店でもあるのですよ。
初めてビデオを見たとき「おっ、Pan Panじゃん!」と一人で勝手に興奮したのを思い出します(彼女のビデオにはハーレムがよく出てきます)。

しかしなあ「今日じゃなくたっていいや。今度行こう」なんて思っていたらこの始末。
やっぱり「思い立ったが吉日」じゃないけれど「次回(明日)はない」な気持ちでいないと、こうやってミスしちゃうものがでてきちゃうんだね。

わかっちゃいるけど……♪

いやいや。肝に銘じます。

明日があると思うな。



それにしても、またハーレムの古き良き歴史がひとつ消えていったように思います。

ハーレムはいったいどこへゆくのだろう……。


知人の堂本かおるさんがよくこちらを利用されていらっしゃって、今回かおるさんのHP内エッセイに詳しいことを書かれています(「ハーレム」をクリックしてください)。
また知人弘恵ベイリーさんも昔コチラでPan Panを紹介しています。

田臥くん、コートに参上です!

2004-11-10 13:04:24 | めっちゃ好きやねん、スポーツ!
ああ、もう、デジカメって反応が遅くってイヤになる!
って、あたしのウデも悪いのか。
右のほうに「1番」、見えますか?


さて、試合のほうは田臥くんが所属する『フェニックス・ザンズ』がどう転んでも勝つことが決定になった瞬間、田臥くんがジャージを脱ぎ初めました。

一緒に行った友だちと「おおっ、出てくるかっ!!」とエキサイト。
まあ、得点差は30点近くあったし、残り時間も3分ほどなので、相手チームにマイケル・ジョーダンやシャック、コービーなどの一流プレイヤーがいない限り逆転はあり得ないので、あとは経験を積ませるということで、当たり前のことと言えば当たり前なんですが……。

実はあたしが座った席は前から5番目(性格には9番目)になるのです。正規料金は120ドルもしたのですが、なぜか20ドルで購入。
そして田臥くんが出てきたので、正面へと席を移動。

テレビを見ていた人ならおわかりかもしれませんが、この試合で一番盛り上がったのが実は田臥くんが出てきたときです。
もちろん会場には日本人観客が多かったせいかもしれません。とはいえ……信じられません。

ちなみにネッツの試合で日本人を見かけることはほとんどと言っていいほどないです。だってニュージャージー・ネッツ。よほどの物好きじゃない限り見に行きません。
あたしも「チケット代おごるから」とか、大好きなアレン・アイヴァソンを見に行ったりとか、それくらいです。だいたいファイナルで、それも相手がレイカーズだってのに当日券が買えたというくらいなチームです(それでいいのか?)。
イマイチ、ぱっとしない、華になる選手がいないんですよねえ……ジェイソン・キッドでもダメか(ちょっと派手さに欠けるしねえ)。

さて、そんな会場におしゃれな日本人がたくさん。
田臥くんが出てきたときに「信じられねえよ」とどこからか日本語で聞こえてきたけれど、まさにその通りですね。

彼がボールを持つと会場はどよめきます。
前に座っていた白人のお兄さんは頬をまっ赤に染めながら興奮していました。
「奴は日本人だよっ!」とどこからか英語で聞こえてきたり。

彼のスピード感溢れる動きに観客は興奮ぎみ。
レイアップのシュートを外したときもため息が漏れました。

あたしはアメリカ、ニューヨークに来て、いろいろな試合を生で、テレビで見てきました。手に汗握る、スポーツならではの醍醐味をたくさん味わってきたと言っていいでしょう。

イチローが初めてヤンキー球場に来て打席に立ったとき。
2001年。大リーグのプレイオフが初めて11月に入り、その打席に立ったデレク・ジーターが打ったホームランも素晴らしかったです。
2000年から2001年にフィラデルフィアまで通って(それもダフ屋ですごい高いチケットも買ったりした)76ersのプレイオフを見続けました(ファイナルでレイカーズに惨敗。涙)。
それ以外にもたくさん、たくさん思い出はあります。

でも、でも、でもっ!
この日は本当に涙が出るほど、身体の芯から震え上がるほど感動しました。

がんばれ、田臥くんっ!!

って、この時点でスタメン落ちしているのかなあ。
ってことは、1月くらいにあるニックスとの試合にはいないってこと???