抱腹絶倒!NY育児日記

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アメリカのチップ制度にもの申す

2006-02-20 09:38:08 | ぜ~んぶ見せます!

 

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誕生日も近いし、デニスのために一人用トランポリンを買ってあげることにした。
いつもいつもソファやら、ベッドでジャンプされたんじゃー、クッションがいかれて
たまったもんじゃない。

デニスと私でショッピング。
Modell'sにて買うことにした。

デニスはすでにサンプルで展示してあるトランポリンで、楽しそうにジャンプしている。
となりのエクササイズマシンに乗ってる子たちは、店員のブラックの若い兄ちゃんに
注意されていた。

「君の子か?」と兄ちゃんが聞く。どっからどうみてもマシンで遊んでるのは
ラテン系の女の子だろうがぁ~。

「うちの子は、この子だけよ」と、デニスを指差してハッとする。
どっからどう見てもエイジアンじゃないもんねぇ。たしかにNYって、親子の判別
がむずかしい。

兄ちゃんが去ろうとしたので「あ、このトランポリン欲しいんだけど、フチが黒じゃなくて
ブルーのやつが欲しいんだけど、ここに積んでる中にあるのかしら?」と
15枚くらい積んである箱を見つめる。

兄さんは、ガサゴソと箱をチェック。重そうなので、私も手伝った。(うっ、重い
腰痛い)

腰が痛くなったので、4枚くらいよけた後は、兄ちゃん一人にまかせた。
7枚目くらいのところで、ようやく見つかった。

「レジまで持って行きましょうか?」と兄ちゃん。
思った以上に親切だ。社員教育されてるんだなぁ。

これ以上、腰をやられたくなかったので、即座に
「お願いします」と答えた。

レジは、やっぱり社員教育されててもトロかった。
レジまで箱を持ってきてくれた兄ちゃんも、レジの脇で足をブラブラさせながら
待っていた。

支払いを済ませたら、兄さんが
「車まで持って行きましょうか?」
うぉ~~~!そこまでサービスがいきとどいてるのか。感動する私。

「よろしくお願いします」
かなり緊張しながらも、荷物をもってくれる若い男性がいるなんてと、
金持ちマダムな気分になった。

チップは払うべきなのか?どうなのか?
こんな待遇を受けたことがなかったので、わからなかった。
レイが車で待っていたので、レイに聞こうと思いながら、

お礼をいいながらチップを渡すタイミングを考えたりしていた。

レイにトランクを開けるよう、窓をコツコツとたたくと、
レイは、外へ出てトランクを開けた。
「What's up?」と、ブラックの兄ちゃん特有のあいさつを交わす。

レイがThank you!と答えて、バンッとトランクを閉めた。
兄ちゃんは、さっさと去ってしまった。

え?チップは・・・。私は、ありがとうも言わないままだった。

「チップ渡さなくていいの?」とレイに聞く。
「必要ないよ。これが彼らの仕事だもん」

こんな重いものを、車まで運んで無料だなんて、
なんだか、大変な仕事だ。

ホテルのベルボーイなんて、車のついたスーツケース運ぶ
だけで、たくさんチップもらうのに。

やっぱりアメリカのチップ制度って、納得がいかないところが多いぜ。

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