抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

クリスマスイヴに麻酔

2005-01-03 23:58:17 | ぜ~んぶ見せます!
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クリスマスイヴで分娩室に備え付けのテレビからもクリスマスキャロルが流れる。
ドクターは、テレビを見ながら子宮口をチェック。「もう6~7センチくらい開いてるけど、
まだなんともない?一人くらい、そろそろ出てきてない?」と冗談めいた口調。

お産を担当するのは、私の担当医ガードナーじゃなくて、
同じドクターズオフィスのドクター・モスクワッ。ガードナーは、かなりひどい風邪を
ひいていたせいか?クリスマスの休みか。

そうしてるうち、なんだか徐々に便意をもよおすような痛みが走る。
「がまんできないくらい痛いわけじゃないけど、そろそろ麻酔をうってください」と
看護婦さんにたのむ。「すぐに麻酔科医を呼んできますね」と看護婦さん。

「まだ時間的に早いかな?痛くないんだけど」と私が問うと、彼女は笑いながら
「普通は、5.5センチくらい子宮口が開いた段階で、麻酔を使うわよ」と言った。
う~~~む、どうやら痛みに私はにぶいのか。

「クリスマスイヴに産まれるのか、クリスマスになるのか、どっちだろうね」と
やっと荷物をもってやってきたレイに聞く。
「一人がイヴに産まれて、一人はクリスマス」
「そんなわけないでしょ」

「俺は、出産には立ち会わないけど、大丈夫?」とレイ。
「もちろん、あなたがいても手伝ってもらえるわけじゃないし、トラウマになる
くらいなら外に出ていてもらったほうがいいわ」

10時になると、日本語放送にテレビをあわせた。トリヴィアの泉が流れる。
チャイニーズのモタイマサコみたいな麻酔科医と若い白人兄ちゃんの助手
がやってきて、麻酔について説明するのだった。

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