抱腹絶倒!NY育児日記

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デニスの言うことも間違いじゃなかった

2008-02-26 17:28:06 | ぜ~んぶ見せます!
デニスのバースデーに、伯母のナディーン(伯母っていっても30そこそこだが)
が、ミニカーとパーキングステーションをくれた。

車が、複雑に傾斜している道を落ちていくのだ。

組み立ては大変そうだったが、ナディーンが組み立ててくれた。

そして、デニスが
「エリカやアヤとシェアしたくない。デニスは一人で遊びたいの」と
わがままを言い出した。

「ちゃんとシェアして遊びなさい!」と言ったら、
ほとんどパニック状態のように、泣き喚きソファをバンバン
たたきながら、

「デニスはシェアしたくないの!だってエリカちゃんや
アヤちゃんは小さいから、きっとオモチャを壊すもの」

「一人で遊んでて何が楽しいの?シェアして遊びなさい!
この赤い車をエリカ、このブルーのをアヤに貸してあげて。
ほかにもたくさん車はあるんだし」

と何度も説明したが、聞き入れない。

結局、叱って
ほぼ強引に皆で遊ぶように仕向けたのだった。

数分後、デニスの笑い声がこだまする。

「ほら、みんなで遊んだら楽しいでしょ」

夕飯の後も、子供たちはミニカーをスライドさせて
黄色い声を響かせ、楽しそうに遊んでいたのだった。

よかったよかったと、私の叱責が間違ってないことに安堵。

と、数秒後に
デニスが悲鳴をあげている。

「マミー、エリカちゃんが壊しちゃった」
デニスがオイオイと泣きながら駆け寄ってきた。

えっ?

まさか、ちょっとパーツが外れただけだろう。

なんて思っていたら、
傾斜に必要な車道の櫓(やぐら)みたな部分が
元からパックリ割れている。

「だから、小さい子はオモチャを壊すから一緒に遊びたくないって言ったのに」

デニスが泣きじゃくる。

「いかにも。ごめんなさいデニス。マミーもまさか
こんなにあっさりと妹たちが壊すとは思わなかったよ」

謝る私。

「これはマミーの失敗でもあるから、明日クレイジーグルーという
その名のとおりクレイジーなまでにピッタリくっつく
便利な接着剤があるのだけど、それで復元を試してみよう。

それがダメなら、マミーが
すぐに壊れない頑丈なのを買ってあげるから」

と約束した。

自転車購入したトイザラスにまたまた金を持っていかれないためにも、
クレイジーグルーが、クレイジーに接着してくれることを祈る。

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