レイが友人から借りたDVDを私のPCにコピーしてくれた。
「どんな映画だったの?」
「ホテルルワンダの話だよ。グッドムービー」その一言だけだった。
だから、それってタイトルのまんまじゃん?
タイトルからして、アフリカのリゾートの話だと思ってたら
最初に見た瞬間から、釘付けになった。
それが1994年に起こったフツ族によるツチ族の大量虐殺の話だったからだ。
1994年に私がなにをしてたかっていえば、日本で主婦やって
お気楽に暮らしていた。
大学では国際経済学とか、勉強して
いつもニューズウィークを片手に「世界のことを知らないなんて恥ずかしい」
って思っていたのに、
ルワンダの民族紛争については
それとなく知っていたような気がするが、大量虐殺については
まったく知らなかった。
友人、葉ちゃんには、「人間なんて、知識に容量があるのよね。
たとえば私はお笑いには詳しくても(自慢にならん)、葉ちゃんが詳しい
音楽やミュージシャンのことはまったく知らない。みたいなぁ~。
それぞれにくわしい知識の分野があって、知らないことがあっても仕方ない」なんて、
酒を飲みながら、豪語してたけど、
やっぱり知らなかった、自分がなさけない。
この映画をみて
ソクラテスの「無知の知」にまで及んで考えさせられた。
私の言葉にすれば、これは無知の恥。
さて読者の多い私のブログにて、私にただ一つできること。
それは、もしかして私のようにこの事実を知らなかった
読者の方に知っていただくこと。
日本人も大量虐殺をした歴史がある。
だからこそ、私たちも知る必要があると思う。
知ったとしても、私たちになにができるかは、わからない。
だけど、やっぱり知っていたほうがいい。
日本でも、まだ公開されているエリアがあるようなので
ぜひ劇場へ足を運んでください。
http://www.hotelrwanda.jp/
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レイ弟の嫁、ジョアンと買い物に行った。
H&Mで30ドルくらいのブラウスを買おうかどうしようかまよってたら、
「30ドルはtoo muchよ。私だったら20ドル以下でも買わないわ。多分10ドルくらいじゃ
ないと」と言われた。
う~~~む、世の中には100ドル以上するブラウスを買う人もいるのだけど
10ドルぽっちしか出さない人もいるのだと驚いていた。
イソップ童話でツルに平らな皿に入れたスープを飲ませようとしたキツネ
のようなセコい私でさえ、いくらなんでも10ドルってのはあり得ないと
思ってたんだが・・・。
しかし、そういう人と買い物してると、10ドル程度で30ドル以上の価値あるものを
買えるのだってことがよくわかる。
ジョアンは上手にバーゲン品をあさるのだ。
ハーレムでも大繁盛、カジュアルの安売り王Old Navyでさえ、
ジョアンはいつでも「ヒロエ、子供用サイズのXLがねらう
のよ!ジュニアの服は安いの」と、
ジュニアの服でもさらにディスカウント
されてるものを私に勧めてくれる。
タンクトップが一枚3ドルなんてのも見つけてくる。
まるで雑巾の値段じゃないか。
あげくに「Old Navyで働こうかしら、そうすればきっと社員割引だし」
と、ここまで安さを追求するジョアンに脱帽。
かくして私は、New York & Companyにて10ドルでボレロを買った。
そもそも40ドルの値段がついてたものだ。
バーゲン品あさりの味をおぼえると、ヤバそうだ。
きっとこれってギャンブルと同じで、アディクトして
精神的に病んだりするのかもしれないぞ。
何軒も何軒もショップをまわって、
安くていい服(高い服が安くなってたりする)が見つかったときのスッキリした
快感にもにた充実感は、尋常じゃない。
髪をふり乱して、バーゲン品をあさってる私に、同行してた母が一言。
「ランチには、フードコートで一人につき10ドル近く使ってるんだもん。
どうして服には使えないの?
そんなケチしないで、たまにはキチンとした服を買いなさい」
たしかに、それもいえるんだなぁ~。
私の場合、
酒には、お金を湯水のように使ってるんだし。
ま、パチンコにお金を湯水のように使ってる母の意見は
参考にならぬが・・・。
お金をどこに使うのかって、その人のライフスタイルなのだね。
さてさて、
安い服をもとめてさまようのは、
お金も節約できるし、楽しみもあるが、時間の無駄でもあり。
さて皆さんは、お金と時間と、どちらが大切?
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