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昨日、国道2号線を走っていたら「きさま」という言葉が聞こえてきました ??

2016-07-03 07:37:11 | 日記

 

昨日(7月2日)は

急用があり一日外出していまして

ブログの更新が出来ませんでした。

そして

皆さんのブログの拝見と

「いいね」や「ペタ」も

全く出来ませんでした。

申し訳ありませんでした。

 

さて

今日も暑い日になりそうです。

 

暑くなりますと

イライラする人を見かけることがあります。

そして、最近

車で走っていると

前の車を煽っている愚か者をたまに

見かけることもあります。

 

昨日、国道2号線を走っていますと

思い切り前の車を煽っている車と遭遇。

これは決して未知の遭遇ではありません。

よく見かけるシーンです。

 

しかし

この日は煽っただけでは済みませんでした。

 

赤信号で停車した時

煽られた車から2名降りてきて

後の車の運転手に対して

怒りの声を上げていました。

 

おい おい

ケンカになるのでは と

私は思っていました。

 

私は横の車線の後ろにいて

怒りの言葉を聞いていたら

「きさま、どういうつもりなら~!」と

声を荒げていました。

 

そして

信号が変わるまで

押し問答があり

ケンカまでに到らず

2台の車は走り始めました。

 

私はそんなに急いで走っても

時間的には大きく変わらないから

心にゆとりをもって走れば

楽しいドライブになるのに と

思いながら

私も走り出しました。

 

幸い

煽っていた車は前の車を煽ることもなく

横の車線に移動して

スピードを上げて走り抜けて行きました。

 

煽っていたドライバーは

違う場面ではまた煽るのだろうと想像しました。

そして

いつかこのようなドライバーは事故する羽目に

なるのではないかと思います。

 

私は信号待ちで

「きさま、どういうつもりなら~!」という

言葉を聞きながら

 

煽られたドライバーは対して

その言葉はないだろう と思いました。

 

 

何故そう思ったのかと言いますと

「きさま」と言われると

言われた相手は大抵

不愉快になりますが

もともと「きさま」とは「貴様」と書き

武士の書簡では

相手を敬う「あなた様」と

呼びかけていたのです。

 

つまり

相手を見下げていたのではなく

相手を敬っていたのです。

 

現代の中では

「相手をののしる場合」とか

「貴様の顔なんか二度と見たくない」などで

用いることがあります。

 

しかし

「きさま」は「貴様」と書くので

 

元々、貴様と言う言葉は

相手を尊ぶ場合の尊称でだったのです。

しかし

軍隊用語として定着したあたりから

使い方が違ってきてしまったようです。

 

相手を卑下するのではなく

軍隊内では同期以下には貴様と呼びかけ

上官には肩書きと官位で●●軍曹殿等と

呼んでいたようです。

 

そのために

貴様と呼びかける相手は

自分と同等以下の相手という用法に

変わってしまったようです。

 

よって

煽られたドライバーが

煽ったドライバーに対して

「きさま」と使えば

本当の語源を考えますと

笑っちやいますよね。

 

しかし、現在では

煽られたドライバーが

煽ったドライバーに対して

「きさま」と言えば当然

自分と同等以下と見限っているから

「きさま」とすごんだのです。

 

皆さん

会社であなたの社長や上司に対して

「貴様」は・・・・ と言ってみて下さい。

 

そうすると

間違いなく正しく受け止められず

あなたは間違いなく即刻クビになります。

(笑・涙

 

 

それにしても相手を表す言葉が

日本には沢山あります。

 

貴君、貴殿、なんじ、そち、そなた

あなた、お前、君、お宅、あんた

おのれ、おんどれ、おんどりゃあ、われ

てめえ、貴公、おぬし、うぬ、そのほう

 

日本語は言い方が沢山あって

ややこしい部分がありますが

そこがまた楽しい所です。

言葉は時に凶器にもなります。

言葉の使い方には

十分に気をつけなければいけません。

 

これは社会人として常識ですよね。

 

 

あぁ それはそうと

昔、テレビ番組の中に

青春ドラマとして「これが青春だ」がありました。

主演が夏木陽介さん

主題歌は布施明さん「貴様と俺」

 

 

いいドラマだったことを覚えています。

 

しかし

その頃には

「貴様と俺」という題名について

深く考えたことがありませんでした。

 

 

 

https://youtu.be/b7veC3Ijg8Q

 

 

 

そして

「素浪人月影兵庫」、「素浪人花山大吉」という

とても面白い時代劇ドラマがありました。

 

ひょんな事から旅を共にすることとなった

剣の達人の素浪人・月影兵庫と

曲がったことが大嫌いな

一本独鈷の旅烏・焼津の半次が

気ままな旅を続ける中で

弱きを助け、強きをくじく道中記でした。

とても面白く1968年には

最高視聴率35.8%を記録したのです。

私は大好きなドラマでした。

素浪人の花山大吉は

いつも「貴様」と呟く ・・

近衛十四郎と品川隆二が演じる

浪人と渡世人の痛快娯楽道中記でした。

「水戸黄門」より

はるかに面白かったことを覚えています。

 

 

 

 

 

https://youtu.be/TTu3qbTtORs

 

 

そしてもっと昔の戦争の時代

「同期の桜」という歌があり

その歌詞の中に

「貴様と俺とは同期の桜・・」というがあります。

どうなんでしょう。

「貴様と俺とは・・」

 

 

 

 

 

https://youtu.be/DEkqLqnuMq4

 

 

 

では皆さん

今日は日曜日

今日も素敵な一日で

ありますように