黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

日本、優勝候補ドイツに勝利し決勝トーナメント進出

2008-11-24 13:04:47 | 女子サッカー
FIFA U-20女子W杯

予選C組 日本 2-1(1-0、1-1) ドイツ

正直、組み合わせが決まった瞬間、これは凄い組に入ってしまったなという感想だったのだけど、初戦北中米女王のカナダを撃破。
これでドイツ戦は最低でも引き分けで良い環境が作られる。
もちろん佐々木監督以下このチームは勝つ気満々なわけだが、日本は追い込まれた状態では無い分、戦いやすい。

GKを小林詩織(日テレ・ベレーザ)から菅原未紗(聖和学園高校→吉備国際大学)に変更。初戦を見る限りこの大会はGKが鍵だと思ったがやはりいじってきた。
怪我が心配された小山季絵が大当たりだったね。高校時代、塩谷真里選手(アルビレックス新潟レディース)とのコンビでゴールを量産したゴールハンターが早大ではちょっと伸び悩んだけど、ここにきてまた勢いが付いてきた感じだね。

ドイツ戦メンバー
〔スタメン〕
GK 12 菅原 未紗(聖和学園高校→吉備国際大学)
DF 15 柳井 里奈(INACレオネッサ)86'→DF 2 磯金 みどり(鳳凰高校→吉備国際大学)
MF 3 熊谷 紗希(札幌リンダ→常盤木学園高校)※JOCユースエリート
DF 4 宇津木 瑠美 (C)(日テレ・メニーナ→日テレ・ベレーザ)
DF 5 小林 海咲(日テレ・メニーナ→日テレ・ベレーザ)
FW 11 後藤 三知(伊賀FCフロイライン→常盤木学園高校)
MF 6 田中 明日菜(常盤木学園高校→TASAKIペルーレFC)
MF 10 原 菜摘子(日テレ・メニーナ→日テレ・ベレーザ)
MF 20 加戸 由佳(岡山湯郷Belle)62'→MF 8 川村 真理(福岡J・アンクラス)
MF 18 小山 季絵(日ノ本学園高校→早稲田大学)
FW 7 永里 亜紗乃(日テレ・メニーナ→日テレ・ベレーザ)
〔リザーブ〕
GK 1 小林 詩織(日テレ・メニーナ→日テレ・ベレーザ)
GK 21 山根 恵里奈(JFAアカデミー福島)※JOCユースエリート ※来春東京電力女子サッカー部マリーゼ予定
MF 9 與山 このみ(常盤木学園高校→アルビレックス新潟レディース)
FW 13 中出 ひかり(伊賀FCフロイライン→吉備国際大学)
DF 14 櫻本 尚子(浦和レッズJrユースレディース→常盤木学園高校)
DF 16 長船 加奈(豊津女子FC→東京電力女子サッカー部マリーゼ)
FW 17 有町 紗央里(福井工大附属福井高校→大原学園→岡山湯郷Belle)
FW 19 坂井 優紀(啓明学院高校.→TASAKIペルーレFC)

監督 佐々木 則夫(大宮アルディージャ→JFA)

体格に優るドイツが有利には違いないのだけど、とにかく日本はパスの繋ぎが上手い。
接近戦で並ぶと縦も横もパンパンな大女にガリガリのアジア人っていう構図なんだけど、身体の入れ方が上手い。
追いつかれた時は厳しいかなとは思ったが、最後に永里亜紗乃が良い仕事をしたね。
ここの3兄弟はこの日それぞれ試合があったんだけど(兄貴の試合は生で見ていた。)、お父さんはDVDの編集が大変だな。平等に見てあげなければならないから。
一番下の永里亜紗乃が一番能力が高いような気がしているのだけど、世間の評価はどんなもんだろう?厚木市出身、頑張れ!

U-17の時も思ったけど、とにかく今回の年代別代表は枠に飛ぶ。
日本サッカー永遠のテーマなはずなんだけど、そういう概念で見ない方がいいのかもしれない。

’ピッチの妖精’原菜摘子がこの年代では技術的に群を抜いている。
U-17日本代表の’リトルウィッチ’岩渕真奈とはまた違う日本の技術力の高さを示しているね。

とにもかくにも予選リーグ突破が決定。次は11/27のコンゴ民主共和国戦なんで当然体力的な面も考えてターンオーバーだろう。
真夏で27℃くらいあるらしいから。


おそらくよほどのことが無い限り、D組1位はブラジルで2位は北朝鮮だと思うので、どちらかというと北朝鮮の方がまだ組し易いかな。
南米女王とアジア女王のどちらと対戦したいかっていう問題なんだけどね。
だとすれば、コンゴにきっちり勝ってC組1位で決勝トーナメントへ進みたいね。

怪我とかが無ければ與山このみ選手は3戦目には出場するはず。きっと。

ゴールに飢えているみたいだから構わないからバッサバッサと相手をねじ伏せてもらいたいね。

今からインタビューのコメントとか考えておいた方がゴールのイメージができていいかもしれない。




日本からチリへ参戦しているサポーターの皆さん。

太鼓が使用禁止で没収されたり、国旗以外の横断幕が禁止になったりと、U-17のニュージーランドとは違う南米ならではのアウェーの洗礼を受けているみたいだけど、アカペラで大変だろうけど、できること・許されることで頑張っているみたい。

カナダ・ドイツとの試合で2勝したのは嬉しかっただろうな。


さあ、そろっとトーナメントのことを意識しながら大会を見ていこう。

ちなみに大会ハイライトが配信されているので、これってゴール集でとっても面白い。





FIFA会長もU-17といい、U-20といい、大会は賭けみたいだったんだけど、ここまでは成功と言っていいんじゃないだろうか。

日本国内にもうちょっと情報が配信されるといいのだけど、ベスト4か決勝にでも残らないと光は当たらないかな。

淡々と粛々と

2008-11-23 23:24:12 | 女子サッカー
11/23になでしこリーグよりTASAKIペルーレFCの移管先が見つからなかった旨が発表された。

第21回(2009年)リーグ戦はディビジョン1・ディビジョン2共に8チームで行なわれることとなった。

24日以降、なでしこリーグで来季以降もプレイ続行を望む人はリーグもチームを斡旋するようだ。(リストを提出後)

交渉は続けていたみたいだけどね。

実際問題、サッカーを生業としているヴィッセル神戸にダメって言われればどうしようもなかったんだろうね。
田崎真珠で今いる選手の雇用は面倒みるって言っているのに、拒否されたってことは兵庫県サッカー協会の活動にも疑問符だし、結局は神戸には女子サッカーが根付かなかったことなんだろうね。バニーズの時も感じたことだけど。
はっきり言えば、兵庫国体も終ったし、もう用済みってことなんだろうな。宮城国体のYKKの時と根本的に構造は変わらないかな?


女子サッカーの世界は極々狭いので、人伝に所属チームを探していく方が多いんじゃないかな。

今年の新卒選手くらいはリーグで面倒見てあげるべきだろうな。


このチームは神戸の一市民クラブから出直すという選択肢を初めから持たなかった。
私見だが、田崎真珠自体が積極的に移管先を見つけようとしていたとは思えない。
むしろタイムリミットを設定して、最初から時間切れを待っていたように感じる。
結果的に創業者の残した負の遺産(経営的に)は処分できたわけで、買収した韓国系ファンドとしてはやれやれということなんだろう。
もしアルビが新潟で同じような状態になれば、市民クラブとして生きのびようと可能性を探るサポーターの行動がきっとおこるはずだ。
応援団の構成員もまた一企業人という特殊事情。
これが企業チームとクラブチームの風土の大きな違いなんだろうな。





新潟は国体の関係もあり、積極的に選手獲得交渉をできるか微妙なところだけど、受け入れ先企業さえ見つかれば何とか交渉することぐらいはできるんじゃないだろうか?

特にTASAKIの選手にはアルビの選手の高校・大学・ユースの頃のチームメイトが多いので、新潟の受け入れ体勢次第という面が大きいと思う。

新潟市・聖籠町・新発田市周辺で選手受け入れをしても良いという企業を増やす為にはもう少しアルビ側が積極的に働きかけないと難しいのだろうな。

これは来季の新卒にも言えることだが。

もちろん大口スポンサーが付いてくれることが一番バックアップとしては大きいのだが、この経済情勢ではさらに難しい。むしろ小口スポンサーを足しげく通って増やしていくしかない。

これはTASAKI一社提供のチームが崩壊したことで実証された。

国体後も睨み、もう一度、チームのサポート体制を固めないとせっかく呼んだ選手をTASAKIの二の舞にしてしまうことになる。

でもリーグ戦を戦う上で補強が必要なことはこの1~2年の結果ではっきりしている。

表には見えないが、アルビの裏方さんの頑張りどころである。

残留争いから抜け出せず

2008-11-23 20:14:29 | アルビ
J1 新潟 2-2 大宮

残念ながら観戦できず。

ブラジル人と日本人には気質の違いがあるから、助っ人外国人として活躍できる。

日本人の感性から言えば、何やってるんだよう!なんだが、それがブラジル人と言われればそうだよなと納得してしまう。

totoが関係している試合なので、得点にも試合結果にも影響を与えたわけなので、後にリーグから事情聴取があっても文句は言えない。実は大金が絡むからやっかいなことにならなければ良いのだけど。もちろんアルビというクラブは無関係であるのは明白だが、所属選手のしたことなので、責任問題になる可能性はある。

退場があったからこそ、思い切って守備的にできたのかもしれないが、それにしても大きな敗因だとは思う。負けてはいないのだが。

天皇杯といい、マルシオを交代でピッチからいなくなると失点しちゃうのは、それだけマルシオのキープ力が高いってことだろうな。

来季、お金は掛かるだろうが、絶対に必要な人材だと思う。

代理人との交渉中だろうが、何とか新潟の予算枠内で契約に持ち込んでほしいところ。



9/23(火・祝)の東北電スの神戸戦に3-2で勝った以来、リーグ戦6試合、約2ヶ月間、勝ちが無い。

11/30(日) の味の素ス・FC東京戦ではこの状態で苦しいのは百も承知で勝ち点をゲッドしたい。

幸い、監督のプランは当たっているようなので、後は選手とサポーターがどれだけJ1残留の想いが強いかどうかだ。

お互いに出場停止選手を出しているので、特にアルビの場合は、FWとCBに入る選手が今まで聖籠アルビレッジでどれだけ自分を追い込んできたかに掛かっている。

プレナスなでしこリーグ 第21節 INACレオネッサ戦 「ブラジル人にまたもやられる」

2008-11-23 18:33:38 | アルビレディース
2008プレナスなでしこリーグ 第21節 2008年11月23日(日)13:00K.O 長居第2陸上競技場 深野悦子主審

アルビレックス新潟レディース 2-4(0-0、2-4) INACレオネッサ

得点 48分失点(PK)、49分失点、65分菅澤1、77分上尾野辺1、82分失点、84分失点


深野悦子主審は第1節対浦和レッズレディース戦(駒場競技場)以来。今シーズンの最初と最後をこのJFA勤務の主審に裁いて貰うことになる。



会場である長居第2陸上競技場はJリーグも開催可能な競技場。ちなみに第2というネーミングではあるが、レーンは9つで、競技場のレベルとしては新潟市陸以上である。



長居スポーツ公園は陸上競技場2つの他にもサッカーのできる球技場(人工芝)や大規模な庭球場なんかもあって、こんな駅前の市街地によくぞ作りましたね、大阪市さん、ていうくらいのこれでもこれでもかという立派な施設だ。


メインの陸上競技場。大阪のマラソンの時にテレビに映るね。


照明付きの人工芝球技場


コンピューター制御された噴水。施設以外でも走路や芝生でたくさんの人がいろいろなスポーツを楽しんでいた。目の見えない人のマラソン練習を見ていて凄い速くて驚いた。


東京都や埼玉県にも障害者専用の体育館等はあったけど、これだけ広くて多種目対応の障害者スポーツ施設は珍しいな。新潟市にはまだ無い施設の一つだね。


新潟市も赤塚の最終処分場跡地の公園化計画(ビッグスワン7個分)があるようだけど、新潟市はまず芝生の公園を作ってみたらどうかな。






今回は会場の問題もあったのだろう、INACは兵庫県を離れて大阪府内での開催となる。

この1万5千人収容の施設に総入場者数 358人はいくらなんでも寂しすぎる。

それもINACの観客席には少年サッカー団の小学生しかいないのだから。

まあ自分達の下部組織を動員することはよくあることだが、それにしてもだ。

TASAKIももちろん観客動員という面では企業チームだからほとんどいなかったのだけど、INACは何がしたいのだろうか?



兵庫県サッカー協会の人の姿ももちろん見られず、会場はINACのスタッフのみのように感じた。

今時珍しく経済的には頑張っているチームなんだけど、昇格争い以来会場の様子は全く変化が無い。




[INACレオネッサ]

       海堀
角田  藤村  山岸  ジナ

    那須  原

プレチーニャ 鈴木  米津 川澄

SUB:根本、田村、澤井、宮迫、櫨
監督:田渕径二


この試合を勝つと浦和レッズレディースの結果次第で2位浮上の可能性があるINAC。
開幕戦当時の超攻撃シフト4トップを仕掛けてきた。
スタメン11人の内移籍組が6人〔元伊賀の主力が4人(原・那須・山岸・藤村)、元田崎真珠が1人(鈴木)、元高槻が1人(海堀)〕、外国人が2人(プレチーニャ・ジナ)、日体大から2人(角田・川澄)。
生え抜きは米津1人だけ。多国籍軍というか、リアルサカつくの世界だ。お金があればやってみたいが、それはこのクラブだから可能なんだろう。

「伊賀と高槻が入替戦を行なうのも当然かな?」っと思ってしまったりする。

※選手紹介時、根本が間違って表示されていた。自分のチームの選手の名前は間違えちゃいかんでしょ。エチケット。




[アルビレックス新潟レディース]

    
      中島 野村
上尾野辺  牧野     斎藤
      江橋     
山本 詫間 東山 川村
      諏訪

SUB:大友、井上、波佐谷、口木、菅澤
監督:奥山達之


スタメンは前節同様。
GK大友選手がリザーブに入る。ガチガチに固めているが動きは悪くは無い。こんなに早く試合メンバーに選ばれるとは思っていなかったが良い傾向だ。
リザーブの波佐谷選手はCBの他にボランチも練習していた。
なでしこリーグのようにリザーブが5人しか入れられないとボランチが出来ることがベンチ入りの条件なのかなっと思ったりする。
井上選手もハーフとしての練習をしてたりするので、特色と多様性が要求されているのだろう。
波佐谷選手に目処が立ってきたのが今シーズンの明るい材料だ。元々U-17日本代表に選ばれるくらいの才能は持ち合わせている選手なのだけど。



地元の人もポカポカ陽気を感じるくらいの青空の中、強風を考え、INACは風上を選択。
超ベテランブラジル人選手のプレチーニャのスタミナを考え、最初からスパートをかけてくるのは予想がつく。
九州、関西、名古屋、東京、関東そして新潟と全国各地からオレンジの戦闘服に身を包んだ老若男女様々なサポーターが集結した大阪府下長居第2陸上競技場、今年1年の思い出が走馬灯のように頭を過ぎり長いシーズンの最終戦は定刻13:00K.O。





試合は風上を取ったINACのペースで始まる。
超攻撃的モードになっているのでアルビゴール前まで一直線。
今日も東山が全開モード。巧みな技とタイミングでヒョイっと相手ボールを奪う。
アルビもがら空きの中盤でボールを奪えるので、一気にカウンターを仕掛ける。
野村選手が中島選手が惜しいシュートを撃っていく。野村選手、今回も動きは良い。積極的にプレスをかけていく。
本当に本当に中島選手のポスト直撃は惜しかった。カキーンという金属音を鳴らしたボールが反動で向きを変えてゴール方向にコロコロと向かったが、惜しくもきれる。

試合は15分が経過しても得点が動かず。30分が経過しても動かず。

時折、ゴール前でフリーでプレチーニャらに強烈なシュートを撃たれるのだけど、この日のGK諏訪選手は何か神が宿ったようにことごとくシュートを弾いていく。
特に足で何本も防いだシーンではアルビサポの歓声と小学生のため息が交差した。

行けそうだという自信が出だしたアルビサイド。風下にも関わらず裏を左右・真ん中どこからも取っていけた。

ただ相手もGKも日本代表の海堀。そうそうやられはしない。自慢の飛び出しでアルビのチャンスを防ぐ。

そのまま前半終了。風上の前半に先制したかったINACのプランは崩れる。



ハーフタイム中、場内に浦和レッズが伊賀に0-1で負けているという放送が流れる。

当然、INACは死に物狂いで勝ちにくるのは予想された。

後半、アルビは野村選手に代え切り札菅澤選手を投入。風上になったことで今度はアルビが攻撃を仕掛ける。

が、ここで試合の流れを決定付けるファールが生まれる。

アルビのペナルティエリア前まで侵入したINACの選手にアルビが押したと言う判定でPK。

アルビサポの目の前だったので(主審は裏側になっていたと思う)、何でPKになったのか不可解な思いでPKの結果を待つ。

自分で倒れたとしか思えないのだが、判定は覆らない。

後半3分、プレチーニャがPKを決め、INACが先制。これで試合が動く。


気持ちが切り替わらないのか、直後にプレチーニャのマークが振り切られ追加点。こういう個人技はブラジル人は凄い。これまで組織で押さえてきただけにこの一瞬の失点は勿体無かった。


得点しなければならないアルビは右サイドの斎藤に変えて口木選手を投入。

そして次第にアルビの攻撃になり、後半20分、菅澤選手が相手DFを振り切りシュート。さすがのGK海堀も対応できず。アルビが1点差に追いつく。


ピンチとチャンスが交差しながら、アルビが中盤を支配できるようになる。

後半32分、菅澤選手のアシストを受けた上尾野辺選手が振り抜いた左足からまたしても強烈な弾道がゴールにきれいに弧を描いて突き刺さる。

場内、大絶賛。会場の半分を占めたアルビサポは大喜び。


これで行けそうな感じを持ったところで、たまらずINACは攻撃力のある川澄を中盤の守備力と攻撃力を併せ持つアメリカ留学経験のある澤井に交代。

これが効いた。中盤でボールを拾えるようになったINACは再び第2列から飛び出して、アルビゴール前に襲い掛かる。

それでもアルビDF陣が凌いで、オフサイド(戻りオフサイド)を取ったと思ったがそのままプレー続行。

後半37分、それを地域リーグからの生え抜き米津に決められ決勝点。

直後、後半39分、2点目と同じような感じで個人技でプレチーニャに抜かれ駄目押し。

残り6分とロスタイムを追いかけるアルビと選手交代などを使い逃げ切るINAC。

そのまま試合終了。



2位が確定したINACは大喜びだった。



これでAFCは日テレ・ベレーザとINACの女王決定戦になったわけだが、本当に開催するんだろうか?
また来季のアルビの開幕戦はINACとのアウウェー戦ということも確定したと思う。開幕戦はたぶん神戸になるだろう。




プレチーニャにハットトリックを決められて今回も敗れる。おそらくGK諏訪選手が当たっていなかったらもう3~4点は入っていただろう。

試合後、泣いていた諏訪選手だが、内容的にはむしろ良かったと思う。



問題はプレチーニャを押さえることが出来なかったことだ。

今シーズン、1回目の対戦は2-2の引き分けだがその時に1ゴール、2回目の対戦は0-3で敗戦だが、その時も1ゴール。そして今回は2-4の敗戦で3ゴール。
INACからの3試合9失点の内、実に5点はこの助っ人外国人選手によるものだ。
このブラジル人選手が入団してからINACには1度も勝てない。
アルビの越さなければならない壁はこの高い個人技を持つセレソン、このブラジル人を完璧に押さえ込むことである。

逆にアルビにこのレベルの選手がいれば試合結果は逆になっていたとも思える試合内容だった。




12月の全日本女子サッカー選手権、アルビは3回戦を勝ち抜けば間違いなくINACと神戸ユニバで対戦である。
もう一度、今年中にリベンジのチャンスがあるわけだから、何とか糸口を見つけ出したいところである。




この試合で今年の特別指定選手の期間を終える菅澤優衣香選手。サポーターからもこの日、試合終了後、感謝のコールが起こった。
このJFAからの研修生は日本でトップレベルの対戦の中シーズン通算2ゴールという立派な成績を挙げる。
JFAアカデミー福島を修了し、来春、新たな進路に臨むわけだが、是非、なでしこリーグという道を選んでもらいたいと思う。
新潟へ来てくれるなら大勢の人が大歓迎で迎えるんだけどな。
高校3年生でFW、それもポストプレー(たぶんアルビレディース史上一番上手いポストプレーヤーだった。)をしていたので、まだ体力や身体が発育しきれていない部分もあったのだろうが、それを感じさせないくらいの立派な成果を残してくれた。

新聞は面白おかしく書くけれど

2008-11-22 07:05:40 | サッカー一般
犬飼会長、秋春制をごり押しするには何の手でも使いそうだ。



犬飼基昭会長「秋春制に反対クラブ社長は「素人」」

もう少し言葉を選んで話さないと、品性を疑われますね。
具体的には秋春制に反対したJクラブの社長を素人呼ばわりしたわけですが、そもそも「素人」と決め付けた基準は何なのかがこれではわかりません。
埼玉の人たちに対してだから気軽に話せた部分もあるのでしょう。



鬼犬論争に岡ちゃん“助っ人参戦”

手詰まり感があるのでしょうね。論客の応援要請のようです。



犬飼基昭会長「10年が間に合わなければ11年、ダメなら12年」

鬼武チェアマンの任期切れを待って移行という狙いのようですね。



「7・8月は暑いし雷が鳴るから1・2月に試合をやればいいじゃないか」

これだとプレーヤーズファーストぽく聞こえるのですが、(5℃以下のところで運動するのが健康に良いとは到底思えないのですけどね)

「1・2月に海外組中心の日本代表を組みたいので、リーグ戦の日程を変えろ」

だと、ちょっとニュアンスが違っているような。




一度、1月に東北電スで代表戦を組んでみたらどうでしょうか?

アルビレッジで練習してもらって。

雷がバチバチ鳴っているんで、死なないように気をつけないといけませんがね。

常盤木学園高校ホットラインで初戦カナダに勝利

2008-11-21 07:06:35 | 女子サッカー
FIFA U-20女子W杯

予選C組 日本 2-0 カナダ

CB熊谷 - ボランチ田中 - FW後藤 というセンターラインを常盤木学園高校の現役・OGで固めた日本は、後藤・田中のゴールで快勝。

U-17みたいに派手にはいかないけれど、U-20らしい戦い方でデカイ身体のカナダに勝利。

アルビレックス新潟レディースの與山このみ選手はベンチ入りするもこの試合に関しては出場は無し。

次は難関のドイツ。初戦コンゴに5-0の大勝。強烈!!

とにかくドイツとどれだけの試合ができるかがこの大会の今後を占う上で大事になってくるでしょう。


なお、予選D組ではブラジルが北朝鮮に3-2で勝利。初戦で中国がアルゼンチンに引き分けているからアジア勢がトーナメントまで残るのはかなり厳しそうな状態。日本が頑張らないとそれこそ壊滅状態に。
ヨーロッパ系の女性はこのくらいの年齢になるとどいつもこいつも何から何まで全てにおいてデカイな。まったく。



それにしても後藤三知、調子よさそうだな。大学サッカーに留めておくなんてもったいな過ぎる。

田中明日菜と妖精原菜摘子の中盤はこのチームの原動力。

GK小林詩織の出来がこの大会の内容を決めそう。


日本からもサポーターが行っているみたい。すごいな。

どんどん勝って南米になでしこ旋風を起こしましょう!





ハイライトはこちら 

ドイツ・ブラジル・アメリカ・北朝鮮が一歩抜きん出ている感じだけど、日本も予選リーグを勝ち抜ければ、組み合わせによってはベスト4が可能かもしれない。
とにかく予選リーグを勝ち抜けないと話にならない。
ブラジルの10番フランシーレが上手いと思う。なでしこリーグ、それもアルビレディースに是非欲しい人材だが、交渉なんて可能なんだろうか?

AFC女子アワード2008 結果発表

2008-11-21 06:32:06 | 女子サッカー
今年も受賞シーズンになってきましたね。
まずは代表チームの成果を表彰するAFC女子アワード2008。
ロイター共同電で世界に発信されるので、やはり表彰されれば選手の所属クラブの評価も上がりますね。

AFC女子アワード2008受賞者

AFC 年間最優秀協会 オーストラリアサッカー協会

AFC フェアプレー賞 チャイニーズ・タイペイ

AFC 年間最優秀女子アシスタントレフリー 吉澤久恵(日本サッカー協会)

AFC 年間最優秀女子レフリー 馬場佐知子(日本サッカー協会)

AFC 年間最優秀マッチコミッショナー マリー・カテリーン・リヴィッラ(フィリピン)

AFC 年間最優秀監督 キム・クァンミン監督(北朝鮮女子代表)

AFC 年間最優秀代表チーム 北朝鮮女子代表

AFC 年間最優秀女子ユースプレーヤー: 岩渕真奈(U-17日本代表/日テレ・メニーナ)

AFC 年間最優秀女子プレーヤー 澤穂希(日本代表/日テレ・ベレーザ)

AFC年間最優秀女子プレーヤー(2位) リ・クムスク(北朝鮮代表)
AFC年間最優秀女子プレーヤー(3位) 宮間あや(日本代表/岡山湯郷Belle)



2008年のアジアは北朝鮮が先頭を走り、日本が追いかけ、オーストラリアが直ぐ後ろを追走する1年でしたね。

読売グループの活躍が代表では顕著だったのかな、と改めて思わされる結果でした。

北京五輪も終わり、各国が世代交代を行なっているので、来年はもう少し違った結果になるかもしれませんね。

日本のレフリーがアジアで好評価だったのはアジアのレベルが全体的に低いことも影響しているのではないだろうか?

アルビがAFCと関係を持てるようになるのは、もう少し先のお話になりそうです。

今年も出場、チャンピオンズカップ

2008-11-20 17:58:16 | 女子サッカー
2008第7回地域女子サッカーチャンピオンカップ

11月22日~24日 兵庫県三木市 三木総合防災公園

陸上・第2陸上競技場 第1・2・3球技場


組み合わせ


〔予選Aグループ〕 INACレオネッサアマチュア/蒲原クラブ女子メジェール/丸岡RUCKレディース/京都紫光SC
〔予選Bグループ〕 福井工大附属福井高校/FC VICTORIES/刈谷FCプロジェクトソニア/元気FC卑弥呼
〔予選Cグループ〕 吉備国際大学/FC VITORIA/アルビレックス新潟レディースU-18/大阪市レディースFC
〔予選Dグループ〕 鳴門ポラリスLFC/FC AGUILAS/青崎SC HANAKO/三木FCドリームズ


アルビレックス新潟レディースは今年北信越リーグ3位という結果だったので、西日本のリーグが中心のチャンピオンズカップに出場します。

これはJFAの大会ではありません。が、出場するクラブは皆各地域リーグ(東海・関西・中国・北信越)の上位チームばかりなので、腕試しにはもってこいの機会でしょう。アマチュア女子サッカーの祭典とでも言ったところでしょうか?

アルビレックス新潟レディースは順位の関係もあり、

〔予選Cグループ〕 吉備国際大学/FC VITORIA/アルビレックス新潟レディースU-18/大阪市レディースFC

という強化試合としては申し分の無い組み合わせとなりました。

年代別代表を多く輩出している吉備国際大学やFC VITORIA(TASAKIの阪口夢穂・河上恵実子、東京電力の上辻佑実を輩出)と言った大学・ユースの強豪と戦えば必ず得るものはあるでしょう。

U-18選手権があるので怪我だけは無いようにしてもらって、できたらできるだけ上のトーナメントに進めるように頑張ってもらいたいですね。



日程的・金銭的に折り合えば九州とか北海道とか関東も加われれば本当の意味での全国大会になるんだけどね。それにはJFAの後押しが必要です。

これに大分トリニータレディースやアンクラスFCパソドラードあたりが加われば面白いそうですが、九州は遠い過ぎますかね。


アルビレディースU-18は兵庫県三木市、アルビレディースは大阪市東住吉区の長居第2陸上競技場、今週末は女子チームは関西遠征ですね。

南米で旋風を起こせ、なでしこジャパン予備軍

2008-11-20 06:58:47 | 女子サッカー
U-20女子W杯、いよいよ開幕。

日本の初戦はカナダ。

これを取らないと同組に優勝候補ドイツがいるので決勝トーナメント進出が厳しくなる。




フジテレビ739 CSHD放送 で生中継。 

11/20(木)27:50~翌6:10 (日本時間)←11/21(金)3:50~6:10(日本時間)

予選Group C カナダ vs 日本
解説:大竹奈美 (元サッカー日本女子代表)  
実況:青嶋達也 (フジテレビアナウンサー)


このみちゃん、一発ぶちかましてこい!

全女決勝、11/30チケット発売開始

2008-11-20 06:44:15 | アルビレディース
第30回全日本女子サッカー選手権大会 決勝(2009/1/1 10:30K.O)のチケット発売日が発表になりました。

2008/11/30(日)AM10:00から販売開始です。

当日はお昼から第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会もあり、チケット完売が予想されます。

え~と、一応、アルビレディースはアウエー側でいいのかな

対戦相手や天皇杯の決勝の組み合わせによって変更はあるんだけど。

良い席はお早めに。