黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

大学女子サッカー地域対抗戦2012 試合2日目結果

2012-02-29 23:51:10 | 女子サッカー


大学女子サッカー地域対抗戦2012


試合2日目(2/29)のグループリーグ終了次点までの結果はこうなった。

〔Aブロック〕
西関東 3-1 北海道・東北
関東B 0-0 関西

〔Bブロック〕
中国・四国 4-0 東関東
北信越 1-0 東海
東関東 5-0 北信越
中国・四国 3-0 九州
中国・四国 1-0 東海
東関東 2-2 九州

ということで〔Aブロック(4チーム)〕と〔Bブロック(5チーム)〕の順位表はこうなった。

〔Aブロック〕
1位 関東B 勝ち点5(1勝2分/得失点差+4)
2位 関西  勝ち点5(1勝2分/得失点差+3)
3位 西関東 勝ち点5(1勝2分/得失点差+2)
4位 北海道・東北 勝ち点0(3敗/得失点差-9)

〔Bブロック〕
1位 中国・四国 勝ち点12(4勝/得失点差+15)
2位 東関東 勝ち点7(2勝1分/得失点差+2)
3位 北信越 勝ち点6(2勝1敗/得失点差-10)
4位 九州 勝ち点4(1勝1分1敗/得失点差-3)
5位 東海 勝ち点0(4敗/得失点差-4)


おいおい、西関東が得失点差で1位・2位トーナメントに進出できなかったよっていう結果となった。
関東の2部・3部連合である関東Bが予想以上に頑張ったんだろうね。
北信越も結果的に2勝を挙げ、静岡産業大学も含む東海は全敗となった。
まあ、この大会はそれぞれ個人がどれだけのスキルを身につけるということが大事みたいなので、できるだけ多くの人が出場できるようにしないといけないので、24人登録の東海は監督さんが大変だったと思われる。


それぞれのブロックの1位と2位が対戦する1位・2位トーナメントと3位以下で戦う3位・4位・5位トーナメントが行なわれる。

〔順位決定トーナメント〕

試合2日目(2/29)に行なわれた順位決定トーナメントの試合はこの2試合。

〔3位・4位・5位トーナメント〕
西関東 3-1 九州
北海道・東北 1-0 東海

東海未だ勝てず、5連敗。

アルビレディースHP更新

2012-02-29 17:00:30 | アルビレディース
アルビレックス新潟レディース選手・スタッフの公式HPが更新された。


リーグ屈指の充実したHPだと思う。
まあ、英語版を作っておくと海外メディアが食いついてくるはずなんだが。惜しいところだ。

個人プロフィールを見ている面白い。


FW 17 久保田 麻友 選手


□ 思わず言ってしまう口癖 ~「すんなし」「~ずら」

初めてかな、アルビで「~ずら」って言う人。

□ サッカー選手で無かったら何をしている?  ~ ラグビーの選手

ラグビーに進んでいたら今頃は日本代表で五輪候補だったろうね。異色のサッカー選手の部類に入ると思う。


MF 7 中岡 麻衣子 選手

田中桜以来の本庄第一高校の卒業生。でも「六甲山の夜景」をこよなく愛する生粋の兵庫県人。関西を出ることはないと思っていた。関西弁枠を補充。

□ サッカー選手で無かったら何をしている? ~ 「OL」

田崎真珠があんなことにならなかったら、まさに服飾メーカーの「OL」のままでいたんでしょうな。 ちょっと悲しいお話。


DF 23 若林 美里 選手

□ サッカー選手で無かったら何をしている?  ~ 美容師

この選手は美人の上にオシャレだよね。生徒会長タイプには見えない。たぶん人気が出る。ユリアのポジション(サッカーのことではない)を奪われそうだ。



松下健一GKコーチがまだない。写真が間に合わなかったんだろうか?

大学女子サッカー地域対抗戦2012 試合1日目結果

2012-02-28 23:47:25 | アルビレディース


大学女子サッカー地域対抗戦2012

おそらく世間の人の多くに全く知られていないだろう大会が今年も兵庫県の山の中でひっそりと開催された。
男子のデンソーカップみたいにちょっと冠が付くと広報活動も活発になるんだろうけど。
でも、大会自体は地域別混成チームの戦いで非常に興味深い。
大学女子サッカー部は空白県が多く存在するので、地域選抜と言ってもかなり偏在する

登録選手を大学別に分けてチームを表示するとこうなる。

【北海道東北(17名)】 宮城県[仙台大学(13名)・宮城教育大学(1名)・尚絅学院大学(1名)]、山形県[山形大学(2名)]
【北 信 越(20名)】 石川県[北陸大学(9名)]、長野県[信州大学(6名)]、新潟県[新潟大学(5名)]
【東 関 東(20名)】 群馬県[関東学園大学(8名)]、茨城県[筑波大学(3名)]、埼玉県[武蔵丘短期大学(5名)・尚美学園大学(4名)]
【西 関 東(20名)】 神奈川県[日本体育大学(8名)・神奈川大学(5名)]、東京都[早稲田大学(5名)・慶応義塾大学(2名)]
【東   海(24名)】 愛知県[至学館大学(6名)・愛知東邦大学(5名)・中京大学(2名)]、岐阜県[中部学院大学(3名)]、静岡県[静岡産業大学(8名)]
【関   西(21名)】 大阪府[大阪体育大学(7名)・大阪国際大学(2名)・大阪教育大学(1名)]、兵庫県[姫路日ノ本短期大学(4名)・武庫川女子大学(2名)・姫路獨協大学(2名)・神戸親和女子大学(2名)、滋賀県[聖泉大学(1名)]
【中国 四国(20名)】 岡山県[吉備国際大学(18名)]、山口県[徳山大学(2名)]
【九   州(14名)】 福岡県[福岡大学(8名)・九州共立大学(1名)]、長崎県[長崎大学(2名)]、熊本県[熊本大学(2名)]、沖縄県[名桜大学(1名)]
【関 東 B(20名)】 東京都[国士舘大学(6名)・日本女子体育大学(1名)]、千葉県[順天堂大学(3名)・東京情報大学(1名)]、埼玉県[大東文化大学(4名)・東京国際大学(3名)]、山梨県[山梨大学(2名)] ※関東大学女子サッカーリ-グ2部・3部選抜

北海道と四国からは参加者はなく、東北や九州も参加校は限られている。特に気になるは九州。ここは本当に大学の女子サッカーが盛んにならない土地柄だと思う。
というか、やはり首都圏・関西圏・中部圏以外では女性の大学進学率は極端に低いのかもしれない。この結果だけを見ただけだとそう思わざるを得ない。
高校女子サッカーがインターハイ加盟の関係で盛んになってきたのとは真逆になかなか火の着かない大学女子サッカーである。

意外と言えば意外だが、京都府と三重県からは参加大学が無い。
関東は栃木県だけが参加大学がないのは核となる大学がないからだろうな。まあ、栃木県くらいだったら能力が高ければ首都圏に進学しちゃうし。

北信越は距離がかなり離れているので、ここを一つの地域とするのは無理があるとは思うが、それでもそれなりに芽は出てきたような気がする。今春以降、新潟医療福祉大学と福井工業大学が真剣に強化部として活動することになるのだけど、さて、この地域は結構激動の1年になるんじゃないだろうか。

ちなみにアルビレックス新潟レディース&U-18関係だと、北信越の監督に北陸大学監督の藤間史帆さん、東海にFW登録の川島みく(愛知東邦大学3年)、関西のコーチに京都文教大学監督の牛浜真さんがいたりする。

この間の第8回関東大学女子サッカーリーグ・東西対抗戦を見た限り、戦前のイメージでは早大・日体大・神大・慶應大という最強連合である西関東が優勝候補筆頭かと思ったが、思った以上にコンディションがまだ未整備の状況で、むしろ2部・3部連合である関東Bの方が動けていたという感じがした。東関東は個々の選手のばらつきがあったんでよくわからないが、中村ゆしかや橋本舞と言った関東学園大学のメンバーが調子を上げていたのでそこそこのところまでは行きそうな気はした。
まあ、混成チームなんでコンビネーションなんて上手くはいかないとは思う。

で、試合初日(2/28)の結果はこうなった。

〔Aブロック〕
西関東 1-1 関東B
関西 3-0 北海道・東北
西関東 1-1 関西
関東B 4-0 北海道・東北

〔Bブロック〕
九州 0-1 北信越
東関東 1-0 東海
北信越 0-7 中国・四国
九州 2-1 東海


いきなり混戦状態である。
北信越が極端に実力が落ちているのか、明日以降の結果や如何に?
まあ、中国・四国が事実上の吉備国際大学の単独チームになっているのでしょうがないと言えばしょうがないかな。

プレナスなでしこリーグ 2012シーズン日程発表

2012-02-27 18:00:55 | 女子サッカー
【リーグ】プレナスなでしこリーグ2012 日程の件

アルビレックス新潟レディース プレナスなでしこリーグ2012


今年はクラブによっては地方巡業があるようだ。
アルビレックス新潟レディースは日テレ・ベレーザの主催ゲームで秋田市で戦うことになる。

1 4月15日(日) 12:00 伊賀フットボールクラブくノ一 新発田市五十公野公園陸上競技場
2 4月22日(日) 12:00 スペランツァFC大阪高槻 新潟市陸上競技場
3 4月29日(日) 12:00 岡山湯郷Belle 岡山県美作ラグビー・サッカー場
4 5月6日(日) 15:30 浦和レッズレディース 東北電力ビッグスワンスタジアム
5 5月13日(日) 13:00 日テレ・ベレーザ 秋田市八橋運動公園陸上競技場
6 5月20日(日) 12:30 INAC神戸レオネッサ 新潟市陸上競技場
7 未定 未定 福岡J・アンクラス 未定
8 6月3日(日) 13:00 ASエルフェン狭山FC NACK5スタジアム大宮
9 6月10日(日) 13:00 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 胎内市総合グラウンド陸上競技場
10 9月16日(日) 12:00 伊賀フットボールクラブくノ一 上野運動公園競技場
11 9月22日(土・祝) 13:00 スペランツァFC大阪高槻 長居スタジアム
12 9月30日(日) 12:00 岡山湯郷Belle 新潟市陸上競技場
13 10月7日(日) 13:00 浦和レッズレディース 駒場スタジアム
14 10月14日(日) 13:00 日テレ・ベレーザ 新発田市五十公野公園陸上競技場
15 10月21日(日) 12:30 INAC神戸レオネッサ ホームズスタジアム神戸
16 10月28日(日) 12:00 福岡J・アンクラス 新潟市陸上競技場
17 11月4日(日) 13:00 ASエルフェン狭山FC 新発田市五十公野公園陸上競技場
18 11月11日(日) 13:00 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース フクダ電子アリーナ

第7節と第11節以外は全て日曜日の開催。近頃としては珍しいんじゃないだろうか?
一番移動手段と宿泊が重要となる第7節の福岡遠征が未定なのが困る。飛行機とか宿とか早く押さえたい人はたくさんいるのに。市民クラブだと会場を押さえられないのかな?
まあ、GW最中の美作も困るっちゃ困るだけど。しゃーない。
意外とJ1リーグの規格のスタジアムが多い気がする。
お互いに営業的に頑張って、試合が無事成立するようにしたいね。



※なお、日本女子サッカーリーグが管轄するもう一つのリーグであるチャレンジリーグの日程はこのようになった。

【リーグ】プレナスチャレンジリーグ2012 日程の件

JAPANサッカーカレッジレディースの監督を含むスタッフ・選手はいつぐらいに発表されるんだろう?まあ、降格争いに筆頭ではないだろうか。新規加盟だし。大敗が続くようだと生徒募集に影響するかもしれない。
アルビレックス新潟レディースと同会場になることがあるみたいだ。他のクラブと同じように試合終了後に関係者が入替するだろうか?
まあ、当然男子と同様にJAPANサッカーカレッジグラウンドがメインスタジアムになるんだろうけど。

なでしこリーグ準加盟のチームは今どれくらいあるんだろうね?
チャレンジリーグは遠征費やら加盟料やらでいろいろリーグから優遇されているから、何とか穴を空けずにシーズンを終えられるんじゃなかろうか。

2012東西対抗戦②

2012-02-26 00:10:38 | 女子サッカー






第8回関東大学女子サッカーリーグ 東西対抗戦

第2試合 2012/2/25(土) 13:00K.O 国立西が丘サッカー場

東関東大学女子選抜 1-1(0-1、1-0) 西関東大学女子選抜

【得点】神山典子(西/神大)、瀬戸口梢(東/筑波大)


東関東大学女子選抜




西関東大学女子選抜
























































後半終了間際に瀬戸口梢の同点ゴールで東関東が追いつく。


sia
試合終了。今年は1-1のドロー。


ベストプレイヤー賞は瀬口。

2012東西対抗戦①

2012-02-25 23:36:44 | 女子サッカー




第8回関東大学女子サッカーリーグ 東西対抗戦

第1試合 2012/2/25(土) 11:00K.O 国立西が丘サッカー場

関東B選抜 4-1(3-1、1-0) 関東Liga Student 2011 高校選抜









関東B選抜 ※関東大学女子サッカーリーグ2部・3部選抜
〔スタメン〕 
12 GK 大野由貴(東京情報大学2年←宇都宮文星女子高校)
5 DF 大島稀(国士舘大学2年←日本航空高校←FC.SFIDA世田谷)
9 DF 小島未愛(大東文化大学2年←浦和レッズジュニアユースレディース)
13 DF 田附奈々(大東文化大学3年←小金井SC)
15 DF 永井聖之(山梨大学1年←常盤木学園高校←秋田LFC)
10 MF 内田那弥(大東文化大学2年←大清水高校←松原FC)
11 MF 神永真千子(大東文化大学1年←村田女子高校←杉並FC)
18 MF 寺本知靖子(東京国際大学1年←文京学院高校←FC駒沢女子)
19 MF 山口果奈(東京国際大学1年←富岡高校←花かつみ)
20 MF 東あさひ(東京国際大学1年←修徳高校←エスポーザ船橋LFC)
14 FW 永木真理子(山梨大学1年←藤枝順心高校←横須賀シーガルスFC)
〔リザーブ〕
1 GK 吉井美月(日本女子体育大学3年←鎮西学院高校←国見FCレディース)
2 DF 藤井日菜子(国士舘大学2年←藤枝順心高校←大和シルフィード)
3 MF 河原井侑紀(国士舘大学1年←日本航空高校←つくばFC)
4 MF 大美賀華子(順天堂大学1年←十文字高校←千葉エンジェルス)
6 DF 浅井貴恵(国士舘大学2年←大阪桐蔭高校←大阪市レディース)
7 DF 太田望(国士舘大学1年←日本航空高校←大和シルフィード)
8 FW 藤掛まゆ(国士舘大学1年←浦和レッズジュニアユースレディース)
16 FW 富永梨花(順天堂大学2年←常盤木学園高校←セレソン宇都宮SC)
17 FW 松山智(順天堂大学1年←常盤木学園高校←浦和本太レディースFC)

監督:佐藤孝(国士舘大学) コーチ:熊野御堂智(東京情報大学)・川本竜史(大東文化大学) GKコーチ:本田貴宏(東京情報大学)

2部・3部選抜とは言え、一部を除いては蒼蒼たるメンバーだ。高校時代は全国トップクラスのチームで活躍していた面々。
特に浦和レッズジュニアユースレディース出身の藤掛まゆと常盤木学園高校出身の松山智に日本航空高校出身の太田望は別格だった。
まあ、普及という意味もあるので、個人の能力だけが選抜基準ではないのだろうが。
これでレベルの高いGKが2部にも入ってくると関東大学女子の質が格段に上がるだろう。そのレベルの選手が入ってくることは時間の問題だ。
主力のコンディションが良さそうなので、兵庫の地域対抗戦でもけっこう良いところまで行くと思われる。





関東Liga Student 2011 高校選抜
〔スタメン〕
1 GK 都倉瑠里(湘南学院高校)
2 DF 押田静莉奈(湘南学院高校)
6 DF 宮田あずさ(文京学院大学女子高校)
7 DF 阿久津里奈(高崎健康福祉大学高崎高校)
3 MF 鈴木綾(本庄第一高校)
8 MF 野澤幸恵(横浜翠陵高校)
9 MF 今井綾(本庄第一高校)
10 MF 浦島里紗(湘南学院高校)
13 MF 宮原ゆかり(太田市立商業高校)
15 MF 荒谷香帆(高崎健康福祉大学高崎高校)
11 FW 岩本千秋(横浜翠陵高校)
〔リザーブ〕
12 GK 有川枝里(幕張総合高校)
4 DF 坂本陽子(本庄第一高校)
5 DF 樋口里穂(埼玉栄高校)
14 FW 井野口舞(高崎健康福祉大学高崎高校)
16 FW 深井聖華(高崎健康福祉大学高崎高校)

監督:日野聡(本庄第一高校) コーチ:後藤剣(高崎健康福祉大学高崎高校)・床爪克至(文京学院大学女子高校) GKコーチ:桧山里美(本庄第一高校)

Liga Studentの高校の中で十文字・成立学園・村田女子が試験期間中で出場できず。

6番を付けたCBの宮田あずさ(文京学院大学女子高校)はなでしこリーグでは考えられないような体型の選手で大丈夫なのかと思ったが、実は彼女が最終ラインをコントロールしていて、この試合のMVPだったんじゃないかと思う。
真剣にフィジカルトレーニングを積んで肉体改造したら、サッカー頭が良さそうなので大学でもそれなりのレベルまで到達するんじゃないだろうか。
高校生は年齢的にぽっちゃりしちゃうのはしょうがないっちゃしょうがないんだけど、なでしこリーガーみたいに体脂肪率10%にしろとは言わないまでも、もうちょっと身体作りをしていかないと速くもなれないし、剛くもなれないんじゃないかな。

1番のGK都倉瑠里(湘南学院高校)が上手かったね。

まあ、大学が3チームなったんで数合わせという意味もあったんだろうが、体力差が出るまでの間は面白かったと思う。
大学側もリクルートを兼ねられるから良い企画にはなったのかもしれないね。
でも、本来なら大学でもう1チーム作った方が趣旨からすると良いのかもしれない。

最終的には大学生が1枚も2枚も上だったけど、関東Bチームにとっては高校生の頑張りがあったので地域対抗戦に向けての良い調整試合になったんじゃないだろうか。














































大学女子サッカー地域対抗戦2012

2012-02-24 06:24:32 | 女子サッカー


2/27(月)から3/1(木)まで兵庫県で大学女子サッカー地域対抗戦2012が始まる。
男子ではよく行なわれいる混成チームの大会。男子みたいに冠スポンサーが付くと「○○カップ」みたいな感じでモチベーションももっと上がるんだろうにね。大学サッカーは男女共にまだマイナーだ。
チーム分けはこんな感じ。まだ大学女子サッカー部が存在しない空白県も存在する。

【北海道・東北】 北海道、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島
【北信越】 新潟、長野、福井、石川、冨山
【東関東】 群馬、茨城、栃木、埼玉 (武蔵丘短大・筑波大・関東学園大・尚美学園大)
【西関東】 神奈川、山梨、東京、千葉 (早稲田大・神奈川大・日本体育大・慶應義塾大)
【東海】 愛知、岐阜、静岡、三重
【関西】 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山
【中国・四国】 鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、愛媛、高知、香川
【九州】 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
【関東B】 関東大学女子サッカーリーグ2部選抜

まあ、皆で集まって上手くなりましょうという大会だ。
それぞれ準備をするんだろうが、関東から出場する3チームが2/25(土)の第8回関東大学女子サッカー東西対抗戦に参加する。

関東の大学は2年制短大の武蔵丘短大を除けばどこも4月からは4学年で60人近い部員になる。
そういう意味ではこの選抜チームに入れるメンバーは大学女子サッカー界のサラブレッドだろう。
(逆に男子同様に大量に在籍している補欠の選手達の対応が大切になってきたと思う。)

今年2012年の大学女子サッカー界は変化がある。

関カレが2部制(2部は2分割)になり1部は10チームに増える。

女子もインカレがトーナメント戦に移行する。

大学女子サッカー界にとってはターニングポイントになる年かもしれない。
(これでインカレはグループリーグ内での得失点差での悲喜劇は無くなると思われ、当然戦い方も変わってくるだろう。ただトーナメント制の賛否は当然あると思う。)


※受け皿が増えてきたので高校でサッカーを辞める人は少なくなってくるかもしれないね。
裾野が拡がってきたことは、生涯スポーツとしては良いことではないだろうか。
(まだ教育指導要領の問題があるので、小中高の授業で女子生徒がサッカーを大っぴらにやれるのはもうちょっと先の話になるだろうけど。)



とはいえ、掛け持ち参加の日体大・静産大・吉備国際大・環太平洋大学(愛媛FCレディース)は学連のことなんてやってないで、そろそろチャレンジリーグの準備をしろよって意見も当然あるだろうね。日本女子サッカーリーグ目線だと。

関西人中岡麻衣子がついにアルビにやってきた。

2012-02-21 17:00:02 | アルビレディース
中岡 麻衣子選手 移籍加入のお知らせ


中岡 麻衣子 選手 Maiko NAKAOKA

□ポジション:MF
□生年月日:1985年2月15日(27歳)
□身長/体重:164cm/57kg
□出身地:兵庫県
□経歴:宝塚バニーズ→本庄第一高→TASAKIペルーレF.C.→スペランツァF.C.高槻
□代表歴
・2004 FIFA U-19日本女子代表 女子世界選手権(タイ王国)
・2005 日本女子代表 キリンチャレンジカップ
・2006 日本女子代表 AFC女子アジアカップ オーストラリア2006
・2006 日本女子代表 第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)

□特徴:サイドやボランチでのプレーで全体のバランスを取れるMF。守備ではボールホルダーに対し、強く当たることができるだけでなく、技術も高く、リスタートのキッカーとしても期待のできるプレーヤー。
□コメント:一試合でも多く出場して、チームの勝利に貢献したいと思います。


元田崎真珠の中盤。チーム内に関西弁が少なくなったと思ったら、今年も新たな関西人がやってきた。
久しぶりに背番号「7」が登録されることになる。あと「20」が埋まれば通しで番号が繋がる。

代表歴(「なでしこジャパン」は2004年以降に採用だからぎりぎり元「なでしこジャパン」になるのか。)もあった選手だったが、田崎真珠の活動自粛で運命が変わった一人。若手筆頭株と呼ばれた逸材ももうすっかりベテランに。
関西を離れることは無いと昔何かのインタビューで言っていたので、高槻を退団したんでこれで引退かなと思ったが、もう一花咲かせる気合を見せたようだ。
う~ん、それにしても中岡麻衣子選手が味方になるのはちょっと変な感じがする。
これで中盤の出場争いが厳しくなるね。
実際にプレーを見るのは田崎真珠最後の年の胎内以来かぁ。








とりあえずこれで前線・中盤・最終ラインの選手がバランス良く補強できた。
あとは秋の帰国留学生があるかどうかと下部組織の育ち具合で2重登録があるかどうかかな。

なでしこリーグ2012 4/15(日)開幕

2012-02-21 07:19:53 | 女子サッカー
新聞報道によると今年のなでしこリーグの開幕日は4/15(日)だそうな。
10チーム総当り2回戦。18試合。リーグ全体では90試合。最終節は11/11(日)。

なでしこリーグ実行委員会で話し合われたようだ。今季日程は2/27(月)に発表されるとのこと。
チャレンジリーグの実行委員会も別途開催されているだろうから、日程に関してはなでしこリーグと同時発表ではないかと思われる。
田口専務理事はどういう基準でマスコミに情報をリークしているんだろう?日程発表日は当然知らしめる必要はあるとは思うが。

発表日でも会場や日程が決まらないチームは多々あるだろうな。これから担当者が会場の抽選をしにいくところもあるだろうし。
アルビも新潟県内で開催可能な施設は限られるから会場確保が大変だ。
国体にも毎年協力しているし、今年は全女でもTVに映ったりしたから陸連さんとか男子のサッカー関係者さんとかラグビー協会さんとかとの交渉も少しはしやすくはなったかな。
男子のJAPANサッカーカレッジがJFLに昇格したら会場問題は相当厳しくなるね。聖籠町に
南長野クラスの天然芝のサッカー専用競技場(夜間照明付)があったら一気に問題解決なんだけどな。西が丘競技場クラスの電光掲示板があれば最高。

おそらくアルビレックス新潟レディースは開幕戦をホーム新潟で迎えられるだろう。たぶん。
まだ寒いっちゃ寒いが、

今年はU-20日本女子代表本隊をそっくり補強したオフシーズンの覇者浦和レッズレディースや代表を多く抱える日テレ・ベレーザ&INACなど五輪&U-20女子W杯というリーグ外イベントが予定されているものの、チームとしては強化されたチームと長期戦を戦う。
大宮アルディージャと連携を強化し、既存の選手も含めてセレクションを掛けた狭山は、武蔵丘短大OGが多く集結し相当粘ちっこい大宮アルディージャのサッカーを展開しそうな気がする。
事実上「エクセディ」の実業団チームとなった伊賀FCくノ一事実上「吉本興業」の傘下に入った大阪高槻
運営母体の変更があったわけだけど、この辺がサッカー的にどういうふうに変わってくるのか今はよくわからない。
未だ動きを示さない福岡J・アンクラスもあと2ヶ月で何かしらのアクションは起してくるだろう。たぶん。

まあ、アルビレックス新潟レディースはアルビらしいサッカーをやっていけるかどうかが鍵なわけで、助っ人2人が抜けたポジションを誰が奪うかが楽しみなところ。
優勝争いが9月ぐらいまで引っ張れるかどうかは、アルビの頑張りが不可欠かな。
9位と10位にはくれぐれもならないようにせねば。

個人的にはリーグ戦5位以内で来季の開幕権を取りたいところなんだけどな。できれば4位以内。それには岡山湯郷Belleに勝たないといけないということになるが、今年こそ勝ち越したいね。

夏になでしこリーグカップ戦があるが、決勝トーナメントに進出・ベスト4以上になれるように予選リーグを突破したいところだね。

W杯後、Jリーグ系のチームはいわゆる「なでしこジャパンブーム」とは一線を画すような動きになっているけど、それはそれで市民クラブとは違うんで有なんじゃないだろうか。
ちょっとスポンサーや雇用企業が増えてくれればありがたいけど、外資規制とかもあって難しいところではある。


日韓女子リーグチャンピオンシップの変更にも着手するらしいけど、これは来シーズン開幕前の2~3月くらいの話になるのかな?

タイはともかく中国って今、サッカーの話を進めて問題ないんだろうか?男子の八百長問題でかなり国内が揺れているみたいだが。
日韓両国にとってはオーストラリアリーグの参戦が頭にあるんだろうな。北朝鮮に話をするわけにはいかないので。
「女子版ACL」は東アジア・東南アジア・オーストラリアでまず形を作っていくことになるんだろうが、スポンサーのことを考えると東南アジアと中国は外せないよな。
AFCの幹部は中東にいる方が多いので、「ACL」っていう冠を付けるには実は中東対策は不可欠に違いない。たとえチームは参加しないにしても。
まあ、学生以外でサッカーに専念できて、それも国内リーグが開催されている国なんてアジアでは限られるだろう。

なでしこリーグは全国9地域協会の中で、北海道・東北・四国にチームが無く、北信越・東海・中国・九州は1チームのみなので、来年この構図はどう変わるかどうか。(福岡J・アンクラスを除いて全て本州のチーム。)
日本海側唯一のチームであるアルビレックス新潟レディースは北信越の牙城を何としても守りたいところではある。

「東北レインボーハウス(仮称)」募金支援活動 ブラジル遠征

2012-02-20 18:08:16 | 女子サッカー
「東北レインボーハウス(仮称)」は必要だし、今回の活動の趣旨は賛同なんだけど、個人的には日本女子サッカーリーグの専務理事さんはこの大事な時期に海外へ行くんじゃなくて、もうちょっと国内トップリーグの仕事に励んで欲しいなっ、とは強く思ったりはする。


日本女子ユース東北選抜 ブラジル遠征(2/26~3/8)

〔スタッフ〕
団長:田口 禎則 【日本女子サッカーリーグ専務理事】
監督:倉 麻子 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ】
GKコーチ:川島 透 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ】

〔選手〕
GK:林崎 萌維 1994.08.17 168cm/63kg (常盤木学園高校)
GK:杉浦 光 1995.05.09 166cm/55kg (聖和学園高校)
DF:山守 杏奈 1994.06.08 160cm/52kg (JFAアカデミー福島)
DF:高村 ちさと 1994.06.10 161cm/54kg (常盤木学園高校)
DF:渡辺 瑞稀 1994.09.07 160cm/52kg (福島県立富岡高校)
DF:岡倉 海香 1995.07.13 159cm/52kg (常盤木学園高校)
MF:松浦 渚 1994.04.20 159cm/53kg (常盤木学園高校)
MF:吉武 愛美 1994.04.29 159cm/46kg (JFAアカデミー福島)
MF:岡森 香沙音 1994.07.26 164cm/55kg (常盤木学園高校)
MF:小須田 璃菜 1996.02.11 153cm/45kg (常盤木学園高校)
MF:門井 恵美 1996.03.16 149cm/49kg (JFAアカデミー福島)
FW:小島 ひかる 1994.05.25 154cm/51kg (JFAアカデミー福島)
FW:八幡 あすか 1994.06.23 154cm/52kg (常盤木学園高校)
FW:尾 茜 1994.07.29 151cm/47kg (東北高校)
FW:三輪谷 麻季 1995.10.29 155cm/45kg (聖和学園高校)
FW:渡辺 千尋 1995.11.04 152cm/46kg (聖和学園高校)


常葉木学園高校とJFAアカデミー福島に聖和学園高校がほとんどなので、これを厳密に東北の代表と言えば微妙ではあるのだろうけど、出身地はともあれ学校の所在地があるのだからまあ許される範囲内なんじゃなかろうか。高校野球で例えるとPL学園vs青森山田みたいなもんか。
まあ、常盤木学園高校と聖和学園高校の生徒が一緒に生活するなんて非常に画期的な企画でもある。こんなことがなければ在学中に話をする機会もないだろうしね。
春にはインターハイの県予選が始まるから、それぞれの高校の関係者はきっと自分のところのチーム作りを最優先にしたいところではあるんだろうけどな。
福島県立富岡高校の入学希望者が激減したらしい。JFAアカデミー福島は実質的に御殿場に移転しているので実害はかなり避けられているが、富岡高校女子サッカー部は存亡の危機ではあるよな。通信制なんで学業は何とか工夫すればなるだろうけど。
それにしても宮城県にはまだ高校女子サッカー部はあるんだけど、常盤木・聖和・東北だけになっちゃうんだろうね。まあ、東北選抜と言っても宮城と福島の学校だけではあるのだけど。

ブラジルでは練習試合1試合、親善試合2試合が組まれるそうだが、練習試合と親善試合の差は何なんだろう?記録に残るか、残らないか?それとも選手交代や試合のルールに違いがあるのかな?


実はこの企画、ちょっと面白いなと思ったのは、地域選抜という形式を取ったこと。
これの応用版はいろいろと考えられるんじゃないだろうか?
年代別代表には漏れたものの、日本にはまだまだ才能を持て余した若者がいる。
例えば、夏のインターハイを開催中に、U-18世代のクラブチームから選抜チームを作って海外へ遠征させるっていうのは(JFAスタッフが主導で)底上げになるんじゃないだろうか?U-18選手権に代わるモチベーションに繋がるような気がする。
関東とか関西とか地域で分けて、9チームを一遍に海外遠征させるて武者修行させたら、そこから活きの良いのが2~3人出てくるかもしれない。
トレセン単位を高校生世代まで延長して、海外遠征という形をとると面白いと思うのだけど。
まあ、高体連はスケジュールが詰まっているのでクラブ主導となるとは思うが。
JFAにお金があって、それは使えればの話だけどね。