黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

審判交流

2011-09-30 19:00:44 | サッカー一般
イングランドおよび中国と審判交流プログラム

男女の審判員が派遣交流をするそうだ。男子は今まであったけど女子は珍しい。女子は以下の通り。

□海外からの審判員招聘
[中国サッカー協会]
審判員:林 世琴 LIN Shiqin (中国)、李 娟 LI Juan (中国)
インストラクター:左 秀娣 ZUO Xiudi (中国)
招聘期間:2011年10月6日(木)~10月10日(月)
割当試合:なでしこリーグ2011第12節

□日本からの審判員派遣
[中国サッカー協会]
審判員:牧野 直美、新川 里佳子(共に女子1級審判員)
インストラクター:柿花 和夫(S級インストラクター)
招聘期間:2011年9月28日(水)~10月5日(水)
割当試合:女子スーパーリーグ(北京)

まあ、こういうのは積極的にやるべきだろうけど、その前に日本の女子1級審判員はもっと国内男子の試合を裁くべきだとも思う。男子の地域リーグにもっと女性審判員が立ってもいいのではないだろうか。
中国の女子スーパーリーグって日テレ・ベレーザの小林弥生選手が在籍していたリーグだったと思うけど、今はどのくらいのレベルなんだろうね。
というか、どういうチームがどういう活動しているか、誰かレポートしてきてもらえないだろうか。
日韓女子チャンピオンシップに中国スーパーリーグの優勝チームが加われるならそうなった方が良いよね。日中韓の対抗戦。東アジア同士だから移動距離の短いし。

ナビスコ杯2回戦② 清水戦

2011-09-29 00:00:20 | アルビ
J1アルビ 3-1 清水

勝って初めてベスト8に進出した。震災による変則レギュレーションではあるけれど。
まあ、勝つことは良いことだ。
何となく、コツというか、きっかけをつかんだような気がする。

「東京電力女子サッカー部マリーゼ」の休部決定

2011-09-28 17:00:16 | 女子サッカー
「東京電力女子サッカー部マリーゼ」の休部決定および選手の移籍に関する日本サッカー協会へのお願いについて

平成23年9月28日 東京電力株式会社



東電はやっぱり東電だった。他人にくれてやるようなことはしないよな。
国体や原発事故で翻弄された企業チームの系譜はここで途絶えることになるわけだ。

選手の移籍って、どういう形を取るんだろう。
まあ、東電のリストラ策の一環として退職金上積みの自己都合退職になるのかな。

常識的に考えて、世界を震撼させた原発事故を引き起こした企業のシンボルだったサッカー部を丸ごと受け入れる程の企業はこの世にはないとは思っていたが、まさか13人全員を同一チーム移籍が希望だなんて。受け入れる方だってこれだけまとまれば嫌がおうでも原発事故の当事者の後ろ楯になりましたって世間に公表するようなものだしな。
さっさと自己都合退社でバラバラにそれぞれの活動場所を見つけていけばいいんだろうけど、やはり大卒は給与水準が高いから早々辞められないよな。こんなご時世に。

まあ、サッカーのレベルよりもみんな一緒にサッカーをやることを選択したわけだね。たとえ活動場所が見つかったとしても移管ではないから都道府県リーグってことになるね。本当に13人の決断はそうなんだろうか。会見では選手の本音がよく見えないね。
最悪、気のおけない仲間とフットサル転向は有りかな。

東北からなでしこリーグがいなくなっちゃったね。なでしこリーグから企業チームもなくなった。
早大の受け皿としての機能は十分に果たしていたんだけどな。結構困る選手はいると思う。

これで来季のチャレンジリーグには確実に1チームの新チームが加わることになった。
入替戦のレギュレーションはどうなるんだろう。




何だかどうも上の解釈とは違うような新聞報道になっている。
もう話は付いていて、来年からはチャレンジリーグでチーム活動再開という方向。
9月末まで発表に至らなかったので、10月中頃に延長するためのセレモニーとしての記者会見ということか。
それにしても社員身分を保証しながら他チームで活動するってことが、大リストラを迫られている東京電力で可能なんだろうか?

U-19女子 瀬口七海緊急招集

2011-09-27 22:49:24 | 女子サッカー
AFC U-19女子選手権ベトナム2011 U-19日本女子代表 選手変更

9FW田中 美南 (日テレ・メニーナ) 理由:怪我のため

24FW瀬口 七海(早稲田大学) 1992年10月17日生 165cm/62Kg

大会直前で中核の田中美南の離脱はかなり痛いな。
なでしこリーグ戦の真っ最中なので怪我は怖いな。
まあ、日テレ・ベレーザこそ緊急事態発生なんだろうけど。

今さらU-19女子代表候補合宿へ参加していない選手を呼ぶわけにはいかないので(守備の決め事の関係で)、怪我をした選手のポジションと選手候補の順番的に瀬口七海は妥当なんだろうけど、関カレの状態を見ると怪我のせいかもしれないが以前のキレがない。身体が重たい感じだ。まあ、年齢的に女性として難しい時期に入るのだけど。
CFWとしてのスタメン起用は無理なんじゃないかな。スタミナもかなりなくなっているのでターンオーバーのSHかリザーブ要員がいいところかと思われる。
まあ、バリバリのなでしこリーガー(田中美南)と部活動の大学生(瀬口七海)を比べちゃうのはちょっと酷だとは思うのだが。


AFC U-19女子選手権ベトナム2011 (10月6日(木)~16日(日))

高校生が多く学校を休ませられないこともあって、大会前の準備期間がかなり短い。
これまでの合宿で行なってきた守備の決まり事がどれだけ理解できているか、攻撃面よりもそのチームコンセプト理解力が問題だ。
吉田ジャパン、苦難の船出となった。

10月は山口国体

2011-09-26 17:43:47 | 女子サッカー
テクノポート⇒山口県 の移動組が先日発表になった。

[監督兼選手]
田辺友恵(JAPANサッカーカレッジ職員)
[コーチ]
上村敏・榎本恵子(アルビレックス新潟)、緒方牧(グランセナ新潟)
[トレーナー]
仲渡信司・勝家明音(アップルスポーツカレッジ)
[選手]
JAPANサッカーカレッジレディース/深田彩美・高橋さくら・中山葵・佐々木栞・社納未樹・鳥海麻衣(JAPANサッカーカレッジ)
アルビレックス新潟レディースU-18/橋本祥子(五十嵐中学)、目黒真里奈(北越高校)、長沢菜月(日本文理高校)
アルビレックス新潟レディース/東山真依子・上尾野辺めぐみ・中村早樹(新潟県体育協会)、斎藤友里・中村楓(新潟医療福祉大学)、一谷朋子(新潟医療福祉大学大学院)

北信越予選の時のメンバーの近藤南美(JAPANサッカーカレッジレディース)を上尾野辺めぐみ選手に入れ替えてきた。
アルビレックス新潟レディースからの助っ人は主力級6人。そりゃぁ反則だと言われてもしょうがない。

山口県民のみなさんは日本女子代表選手が行くので会場に足を運んだらどうだろうか。
まあ、国体に代表選手を参加させるのは、たぶん、これが最後になるんじゃないだろうか。
ちょっと新潟県体育協会も空気を読んだ方がよろしいかと思われるが。

みなさん、連戦になるので怪我だけは気をつけて。

2011関カレ 早大vs神大

2011-09-25 13:30:52 | 女子サッカー


第25回関東大学女子サッカーリーグ戦 第6節

早大 0-2(0-1、0-1) 神大
【神大】29分 16柴田真奈未(3年/大阪桐蔭高)、56分 11鶴見真里奈(2年/埼玉平成高)



[神奈川大学]

-------水谷-------↓
-桑原--加藤--大谷-五ノ井-
-------神山-------
-長田----水島----牟田-
-----鶴見--柴田-----

SUB:GK安東、DF児玉、DF千野、DF橋本、DF湊、DF當銘、MF笠井、MF上荒、FW瀬川
監督:鎌田俊司

72分 長田→瀬川
90+2分 瀬川→上荒


[早稲田大学]

-----大滝--八木-----
-瀬口----大宮----菅藤-
-------谷本-------
-大島--高畑--千葉梢-石田-
-------三田-------↑

SUB:GK鈴木、DF千葉望、DF新井、DF小野田、MF山根、MF菊地、MF安部、FW福沢、FW権野
監督:長岡義一

20分 大宮→山根
57分 菅藤→権野



両チームキャプテンによるコイントス。早大6高畑志帆(4年/藤枝順心高)と神大10長田いづみ(4年/桐陽高)


神大のキック&ラッシュが決まって早大は初黒星。早大は手数をかける分、神大に中盤で拾われた。
早大は裏を簡単に取られ過ぎ。駆けっこになるとDF陣が追い付けないので、1点目も結果的にはクロスが直接入った形だが、あそこまで入られてクロスを上げられたらいかんだろう。2点目も追い駆けっこに負けて決められた。
まあ、HTで神大の選手らが監督から縦へのパスのルートの消し方を詳しく受けていて、それが効いて早大の攻め手が無くなった。

神大の大型GK水谷綾香(4年/藤枝順心高)はピンチをファインセーブするのだけど、ピンチを招き入れるようなポロポロプレーもあったりして、ちょっと危ないシーンもあった。

神大は右SHに10長田いずみ(4年/桐陽高)、左SHに7牟田佳織(4年/横須賀シーガルス)を入れて早大のサイド攻撃を封じ込める。
早大は数多くのチャンスを11FW大滝麻未(4年/横須賀シーガルス)らが決めきれず。大滝麻未のゴール前での勝負弱さがこの試合の敗因の一つではあるが、いつものことなのでしょいがないかな。いっぱい撃てばいつかは決まるだろう。
11鶴見真里奈(2年/埼玉平成高)と16柴田真奈未(3年/大阪桐蔭高)の2トップがゴールを決めた神大が勝利するという、サッカーでは当たり前の流れ。
16柴田真奈未が最後まで動ききったね、よくバテずに。

得点の起点はいずれもボランチの位置に入った9神山典子(3年/埼玉栄高)。そこを最後まで蓋を仕切れなかった感じだよな。

まあ、神大の鎌田俊司監督がベンチから細かく指示を出していたが、作戦勝ちって感じかな。
大活躍の10長田いずみは怪我で途中交代したが、試合後の練習には参加していたので何とか大丈夫そう。
この選手は足元がすこぶる下手くそな選手なんだけど、一生懸命走って大柄な体格を活かして守備に攻撃に奔走する気持ちで勝負するDFWタイプ。このスタイル、嫌いじゃないよ。といか好感が持てる。まあ、もうちょっとゴールを奪えれば注目を浴びるのだろうけど。

7牟田佳織が他人の2倍くらい走っていた。途中で心臓が止まってしまうんじゃないかと思うくらい。大学サッカーには珍しいクレバーなタイプの選手だね。

神大の左SB五ノ井葵月(2年/広島文教大附属高)はセンスは感じるし頑張っているんだけど絶望的にフィジカルが足りなくて、でもこういう体格の選手でもやれてしまうのが今の大学リーグの選手層ではあるんだよね。
まあ、大学リーグもかなりレベルの高い選手が入ってきていることは確かだが、なでしこリーグの各クラブで控えに甘んじている同じ年の選手らと比べるとかなり見劣りはする。
鳴り物入りで入った大学リーグのトップクラスの選手ですら控えになるくらいなので、比べること自体ナンセンスなのだが。

早大は前半早々と中盤トップ下に入っていた12MF大宮玲央奈(2年/浦和レッズJr.ユースレディース)に代えて10MF山根ひかり(4年/神村学園高等部)を投入したが、最後まで何となく時間が流れていった感じだ。


やはり相性的に分の悪そうな神大に早大は負けてしまった。
この敗戦をインカレにどう活かしていくかな。

長田いずみ・大滝麻未らの試合が見られるのもあとわずか。
というか、もう早大東伏見グラウンドで2人一緒にみることはないのか。

早大はこの大事な試合に負けてしまったので、優勝争いは最終節10/22「早大-武蔵丘短大戦」に持ち越し。
早大が勝ては文句なしの優勝、引き分けるか負けると神大の優勝の可能性が高くなる。
インカレの出場権争いと共に最終節は悲喜こもごも。



関カレ第6節(9/25分)1部リーグその他の結果

尚美学園大学 2-0 慶應義塾大学
【尚美】古市珠美(4年/都立飛鳥高)、宮内彩夏(1年/都立晴海総合高)

武蔵丘短期大学 6-2 筑波大学
【武蔵】杉山貴子(2年/常葉学園橘高)、宇地原奈央(1年/琉球クラブ)2、下條彩(1年/メルサ熊本)2、斎藤夏美(1年/聖和学園高)
【筑波】新井佑夏里(1年/AACホワイトスター)、浅見綾香(3年/県立松山女子高)


神大11鶴見真里奈(2年/埼玉平成高)、早大19八木彩香(3年/十文字中高)、神大7牟田佳織(4年/横須賀シーガルス)
この試合、牟田佳織のガッツと長い距離のランニングが光った。


神大左SB20五ノ井葵月(2年/広島文教大附属高)。神大のキーマンの一人。パワー不足は否めない。


早大11大滝麻未(4年/横須賀シーガルス)。下級生達に指示を出していた。
ゴール前での勝負弱さがちょっとでも改善されればゴールも生まれるだろうに。
卒業したらイギリスなのかアメリカなのかはわからないが、サッカー語の通じる国に旅立っていくんだな。


早大8菅藤彩子(4年/常盤木学園高)と神大7牟田佳織(4年/横須賀シーガルス)。
マッチアップが面白かった。


神大9神山典子(3年/埼玉栄高)と早大10山根ひかり(4年/神村学園高等部)。
前半途中から投入の山根ひかり。何か怪我でもしていたのかな。この選手がいないと中盤の収まりが悪くなるね。
神大のアンカー神山典子は良い選手だね。2得点共にこの選手が起点になっている。攻守にバランスの良い感じのタイプ。
なでしこリーグのクラブに特別指定選手で入らないかな。


神大8水島久美(4年/湘南学院高)。神大の攻撃陣の主力として4年間戦い続けた。この日も積極的な突破を見せる。


前半終了1-0。何か上手くいってない。大滝麻未と高畑志帆らが話し合っている。


ハーフタイム中の神大ベンチ。この時の鎌田俊司監督の指示が効いた。
学生サッカーって、やはり監督の力は大きいね。


とにかく早大の左サイドSB大島茉莉花(1年/神村学園高)とCB高畑志帆(4年/藤枝順心高)の裏に出されて駆けっこになるんだけど、早大のDF陣が神大のFWに走り負けちゃんだよな。
で、こんな感じで前に入られてどんどんゴール前に迫られる連続。
瞬発力の差というか、やはり足が速いか遅いかという問題なんだよな。


早大9瀬口七海(1年/日ノ本学園高)と27権野貴子(1年/常盤木学園高)
共に高校サッカー界のエリート。まあ、1年でこのピッチに立っているってことが普通はありえないわけで。
瀬口七海は積極的に個人で突破を図っていったけど、後半途中から燃料切れ。


この試合はこういうボールが上に上がっているシーンが多く見られた。
ピッチは人工芝で転がりすぎるほと転がるんだけど、蹴鞠のような感じになっていた。


ヘトヘトになっていたときに、左足から変な落ち方をしたエース10長田いづみ。
試合に加わろうとして自分で立ち上がろうとするが、立ち上がれず、担架でピッチ外へ。そのまま交代。


神大16柴田真奈未(3年/大阪桐蔭高)と8水島久美(4年/湘南学院高)
16柴田真奈未はちっちゃいのに最後まで走りきった。スタミナがあるよね。


最後、10長田いづみに代わって入った24瀬川邑那(1年/ジェフ千葉レディースU-18)。
ジェフ千葉レディースU-18の有望株だった選手だが学生サッカーへ転じる。
この日は良いところ無し。チームの要求している動きが全くできていなかった。


試合終了。神大のしてやったり。早大はまさかの敗戦となるだろう。





神大11鶴見真里奈(2年/埼玉平成高)、9神山典子(3年/埼玉栄高)、2加藤茜(4年/桐陽高)
高校サッカー出身者がこの大学は多い。


神大16柴田真奈未(3年/大阪桐蔭高)、4大谷志帆(4年/豊津女子FC)
大阪コンビ。


左)神大20五ノ井葵月と5桑原由恵(4年/横須賀シーガルス)。勝者には笑顔がこぼれる。
右)練習後のダウンでは神大GK水谷綾香(4年/藤枝順心高)とともに心配のないくらいの動きをしていた11長田いづみ。

J1 第27節 磐田戦

2011-09-24 23:41:11 | アルビ
J1アルビ 0-1 磐田

またもやロスタイムでの失点。
心が病んでしまいそうだ。

本気で今年は降格を意識しなければならない状況に追い込まれている。
まあ、明るい材料としては失点が少ないということ。
でも、ラスト5分での失点がこれだけ多いとサッカー的にはもっと失点しているように感じてしまう。
点、取れないかな。

真剣に勝ち点3を奪いにいくドンくさい作戦に切り替えないといけないような気がする。面白くないけど。


残し5試合。勝ち点は29。目安の34まであと5。
12位川崎は以上は逃げ切った模様。
16位甲府との差が2でもうちょっとラインが上がる可能性が大。
早く2勝したい。ユース世代の為にも今年絶対に残留してほしい。

※新潟と山形が降格すると秋春制の論議が進展する可能性がある。

女子サッカー、競技スポーツとして認定される為の作業開始

2011-09-24 17:00:29 | 女子サッカー
日本協会が女子中学生育成プロジェクト

文部科学省関係者も含まれる見込み。



最大の障害というか関門は小中学校の学習指導要領に女子生徒がサッカーをすることを盛り込めるかどうか。
もし可能になった場合は、バスケットボール・バレーボール・卓球と同様にサッカーも日本国からのお墨付きが貰える。
文部科学省のお役人さんのさじ加減一つというところだが、日本サッカー協会がどう説得できるか。
高体連加盟に際して膨大な時間が掛かったことを考えると、そうそう簡単にはいかないとは思うが。
学習指導要領に組み込まれれば、公立中学校の部活動としても活動しやすくなるが、少子化の上に学校の先生の負担を考えると、中学生まではクラブチームを中心にして、プレーヤーがいろいろと選べる形にした方が良いのではないかと思う。特に思春期の女性が対象なので。
こういう政治的な作業は女子部の活動になるんだね。
協力してもらえそうな有力な国会議員でも囲い込めればいいのだけど。

もしこの方向性が日本国に受け入れられたとしても、現実問題として施設(使用できるグラウンド)と指導者の問題が直ぐに直面する。
まあ、だから手っ取り早くJリーグのクラブという話が出てきているのだが。
活動資金をJリーグのクラブへ補助金として出すようにすれば、かなり効率的に運用できるし、そのモデルが順調に進めば男子のように選手の移動が進み街クラブや高校サッカーへ流れていくからアマチュアサッカーの裾野は拡がる。
必ずしも代表強化に直結するわけではないが、少子化による日本サッカー協会の会員数減に歯止めが掛かるので必死になってやるべきだろう。登録費でご飯を食べている人達は。

2011プレナスなでしこリーグ9戦目 対岡山湯郷戦「ミスで自滅」

2011-09-23 23:29:20 | アルビレディース
プレナスなでしこリーグ 第10節 2011年09月23日 12:00K.O
新潟県・新潟市陸上競技場(2592人)雨 風強し 芝良 主審 高橋早織

アルビレックス新潟レディース 2-3(2-1、0-2) 岡山湯郷Belle

13分 阪口夢穂、27分 失点、33分 上尾野辺めぐみ、50分 失点、81分 失点


[岡山湯郷]

-------福元-------↓
-壷井--安田--秋葉--加戸-
-----宮間--高橋-----
-中川千---------中野-
-----松岡--有町-----

SUB:GK池ヶ谷、DF柳井、MF田畑、MF保坂、FW中川理
監督:種田佳織

HT後 高橋→中川理
72分 中川千→保坂

※HT後

-------福元-------↓
-壷井--安田--秋葉--加戸-
-----宮間--中野-----
-中川千--------中川理-
-----松岡--有町-----



[アルビレックス新潟レディース]

-------菅澤-------
-上辻---上尾野辺---佐伯-
-----阪口--川村-----
-山本--東山--北原--小原-
-------大友-------↑

SUB:GK諏訪、MF落合、MF中村早、MF斎藤、FW平井
監督:奥山達之

71分 佐伯→斎藤
81分 菅澤→平井


落合恵がリザーブに入った。岡山は中川千尋とか足の速い選手がいるので駆けっこ勝負対策かな。

試合開始早々バケツをひっくり返したようなザーザー降りの雨になった。
練習までは晴れていたのに。
『雨女=本田美登里前監督説』だったのだが、どうも違うみたいだ。
こう毎回毎回このカードは天候不順になるは『雨女=宮間あや説』なのではないだろうか。

試合は前半はアルビペース。後半は岡山湯郷ペースとなる。
信濃川と雨雲の関係でメインスタンドから見て右から左へかなり強い風が吹いたいる。
たぶんコイントスで勝ったであろう山本キャプテンは前半風上を選択。

岡山湯郷のボランチに入った高橋悠のレベルがこの対戦カードに対して低過ぎる。
おかけでアルビは自由にボールを捌けるし、宮間はほぼアンカーの位置まで下がっているので攻撃に転じられない。
高橋悠は吉備国際大自体にも対戦しているのだが、それから全く進歩が見られない。

アルビは前回の対戦同様右のドリブラー24佐伯彩選手とSB小原由梨愛選手で攻めようとするのだけど、岡山湯郷の対処してきて左SHに入った7中野真奈美が出足の良いプレスでSB3加戸由佳を防御。
前回のように3加戸由佳を徹底的に攻める作戦が上手く機能しない。

逆に左サイドに入った25上辻佑実選手が絶好調でガンガン攻め立てるので、岡山湯郷も守って自慢のカウンターという手が上手くいかない。中川千尋も守備に追われる。

開始から13分、その25上辻佑実選手からゴール前に上がったクロスをドンピシャのヘッドで20阪口夢穂選手が合わせてゴール。
さすがFCヴィトーリアの同級生コンビ。連携は抜群である。(この人達が高校生の頃にこういうシーンをたくさん見た。)

27分にアルビの右サイドを突破されてクロスを入れられる。ゴール前で松岡実希が倒れてPK。
これは高橋早織主審より松岡実希が一枚だったということかな。あとでビデオで確認してもやはりうちの選手は触れていないとしか見えないのだが。
神大時代から松岡実希はこのあたりの駆け引きは上手いよね。

33分に中盤でノーマークになった上尾野辺めぐみ選手が直接ミドルシュートを叩き込む。
まあ、普通だった撃たせてくれない場所なんだが、相手のボランチが寄せてこなかったので楽に狙えたということかな。
上尾野辺めぐみ選手に限らず、ゴールまであんなにガラガラになったら、たぶん、アルビの選手だった絶対にシュートを狙うと思う。

前半、9菅澤優衣香選手や10上尾野辺めぐみ選手がしっかり決めなければならないシーンがたくさんあったんだけど、それをことごとく外す。
これがこの試合の敗因である。



後半、種田監督は当然高橋悠のところに手を入れていて、10宮間あやと7中野真奈美の中盤にしてくる。
これで、宮間が前に出られるようになってアルビの守備がばたつく。

で、前半開始早々、ゴール前でせっかく4東山真依子選手が防いだボールを阪口夢穂選手がよりによって松岡実希にプレゼントパス。
さすがにあの距離ではGK大友麻衣子選手は防ぎきれず。

さらに後半残り10分ほどで宮間あやがゴール前の松岡実希にピンポイントのクロス。
まあ、当てるだけでゴールという敵ながらあっぱれなボールで勝負有り。

中川千尋が足を攣って、岡山湯郷的には緊急事態だったのだろうけど、上手く保坂のどかに代えて対処される。
最後まで流れを取り戻すことができず敗戦。
アルビのセレクションに落ちた松岡実希の意地が光った試合になった。



16斎藤友里選手を投入すると失点してしまう流れがまた起こった。
残念だが、試合状況を転換するほどの効果は表れていない。

逆にほとんどボールに触ることはなかったが、サッキーナこと26平井咲奈は可能性を感じさせてくれた。
触れば何とかなりそうだよね、この選手は。囲まれるとどうしようも無いけど。




阪口夢穂選手がもし疲労が蓄積しているのなら、ベンチスタートでも良いような気がするのだけど。大きな怪我でもした取り返しがつかなくなる。
阪口夢穂選手が代表遠征中の代役・児玉桂子選手を使ってみたらどうだったんだろうなとは思った。まあ、まだなでしこリーグデビュー前の新人が役に立つかはわからないけど。


毎回毎回、岡山湯郷とはこういう試合展開(天候も含めて)なんだけど、この次こそはすっきりと勝ちたいものだな。
その為にはゲームを組み立てている時間帯にFWが点を取ってくれないとダメだとは思う。
前半みたいにピッチをワイドに使うサッカーは素晴らしいし、アイディアは豊富なのはわかるので、とりあえずゴールマウスの枠にボールを流し込んできてくれないかな。

それぞれの進路

2011-09-23 00:00:03 | 女子サッカー
早大ア式女子の大滝麻未(早大スポ4)はイングランドのトライアウトを受けていたのか
短期海外留学とかしていて海外志向が強そうだもんな。普通にアメリカの大学で大学院にでも入ってサッカーをやるのかと思っていたけど、イングランドか。
五輪もあるから来年は盛り上がるとは思うけどね。
まあ、卒業してもサッカーを続けるようではあるからそれはそれで良い傾向なんだけど、日本国内で見られるのもあとわずか。
関カレの試合はできるだけ見ておいた方が良いかな。
まあ、結局のところ、この選手は国内では3部リーグである「関東女子サッカーリーグ」と学生リーグである「インカレ」「関カレ」でしか戦わなかった才能のわりにかなり特別な選手ではあるのかな。もし国内トップリーグで試合をしたらどうだったのだろうかというタラレバは残る。

9月25日は今年の一番の注目カードである「早大vs神大」戦。
最終学年であるエース対決・大滝と長田の最後の一騎打ち。楽しみだ。