黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

太鼓はO.K。日曜日には紫雲寺へGO!!

2010-09-30 06:06:22 | アルビレディース
プレナスなでしこリーグ2010 第14節
アルビレックス新潟レディース - 伊賀FCくノ一 戦


□開催日時 2010年10月3日(日)12:00K.O
□会場 県立紫雲寺記念公園多目的運動広場
□開門 10:00
□入場料 無料

会場の隣は紫雲の郷。寒かったら温泉に浸かって帰るのもよし。

サッカーU-17日本女子代表 帰国

2010-09-28 19:26:25 | 女子サッカー
9月26日(現地時間)にトリニダード・ドバコを出発したサッカーU-17日本女子代表が帰国。
残念ながらほとんど日本メディアは報道せず。
優勝したお隣韓国はちょっと凄すぎるとはいえ、日本は寂しすぎる。
まあ、これが現在の日本女子サッカーの立ち位置ではある。

jfa_nadeshiko

大会を振り返って U-17女子代表全選手コメント(写真付き)


さて、今回のU-17女子W杯、東アジア勢の活躍がめざましかったが、アジア予選3位通過の日本が準優勝できたのはかなり運もあったかなとは思う。

FIFA U-17女子ワールドカップ トリニダード・トバゴ 2010 U-17日本女子代表の試合結果

〔予選リーグ〕
●9月 6日(月) スペイン 4-1 日本 (Ato Boldon Stadium)
○9月 9日(木) 日本 6-0 ベネズエラ (Ato Boldon Stadium)
○9月13日(月) 日本 6-0 ニュージーランド (Dwight Yorke Stadium)
〔決勝トーナメント〕
○9月17日(金) 準々決勝 アイルランド 1-2 日本 (Larry Gomes Stadium)
○9月21日(火) 準決勝 北朝鮮 1-2 日本 (Ato Boldon Stadium)
●9月25日(土) 決勝 韓国 3-3 (PK5-4) 日本 (Hasely Crawford Stadium)

本大会は4勝2敗の成績。




吉田弘監督(常葉学園橘高校)率いる吉田ジャパンの面々は以下の通り。(決勝戦スタメン+サブ)

GK 1 平尾 恵理 (聖和学園高校) (Cap)
DF 5 和田 奈央子 (JFAアカデミー福島)
DF 13 村松 智子 (日テレ・メニーナ)
DF 14 浜田 遥 (JFAアカデミー福島)
DF 15 高木 ひかり (常葉学園橘高校)
MF 7 猶本 光 (福岡J・アンクラス)
MF 8 田中 陽子 (JFAアカデミー福島)
MF 9 川島 はるな (JFAアカデミー福島) → 50分 DF 4 長澤 優芽 (日テレ・メニーナ)
FW 10 京川 舞 (常盤木学園高校) → 87分 MF 6 仲田 歩夢 (常盤木学園高校)
FW 16 加藤 千佳 (浦和レッズジュニアユースレディース)
FW 17 横山 久美 (十文字中高校) → 104分 FW 11 田中 美南 (日テレ・メニーナ)

SUB
GK 12 望月 ありさ (日テレ・メニーナ)
GK 21 三田 一紗代 (京都精華女子高校)
DF 2 樫本 芹菜 (藤枝順心高校)
DF 3 金澤 真美 (常葉学園橘高校)
DF 4 長澤 優芽 (日テレ・メニーナ)
DF 20 長嶋 洸 (浦和レッズジュニアユースレディース)
MF 6 仲田 歩夢 (常盤木学園高校)
FW 11 田中 美南 (日テレ・メニーナ)
FW 18 本多 由佳 (JFAアカデミー福島)
FW 19 後藤 亜弥 (常葉学園橘高校)


所属別に分けるとこうなる。

〔JFAアカデミー福島 5名(全て1期生)〕
DF 5 和田 奈央子 (高2/東京都)
DF 14 浜田 遥 (高3/大阪府)
MF 8 田中 陽子 (高2/山口県)
MF 9 川島 はるな (高2/静岡県)
FW 18 本多 由佳 (高2/富山県)

〔高校サッカー 10名〕
DF 15 高木 ひかり (高2/常葉学園橘高校)
DF 3 金澤 真美 (高2/常葉学園橘高校)
FW 19 後藤 亜弥 (高2常葉学園橘高校)
FW 10 京川 舞 (高2/常盤木学園高校)
MF 6 仲田 歩夢 (高2/常盤木学園高校)
GK 1 平尾 恵理 (高3/聖和学園高校)
GK 21 三田 一紗代 (高3/京都精華女子高校)
DF 2 樫本 芹菜 (高3/藤枝順心高校)
FW 17 横山 久美 (高2/十文字中学高校)

〔クラブチーム 7名〕
GK 12 望月 ありさ (高1/日テレ・メニーナ)
DF 13 村松 智子 (高1/日テレ・メニーナ)
DF 4 長澤 優芽 (高2/日テレ・メニーナ)
FW 11 田中 美南 (高1/日テレ・メニーナ)
DF 20 長嶋 洸 (高2/浦和レッズジュニアユースレディース)
FW 16 加藤 千佳 (高2/浦和レッズジュニアユースレディース)
MF 7 猶本 光 (高2/福岡J・アンクラス)



今回の大会、怪我人とかの状況で、エースは横山と大半のものは思っていたが、予選リーグ初戦で横山を先発させず敗戦。
結果的に決勝リーグへは進めたが、どういう考えだったのだろうか?コンディションの問題だったのかな?
アメリカがいないで、尚かつ決勝トーナメントとしては東アジア勢との対戦が2試合だった大会だったので、貴重な経験値アップの場としては如何なものだったかと思う。後になって効いてこなければいいが。

今回のU-17日本女子代表からの特色はたぶんJFAアカデミー福島の選手が主体となったこと。
さらにクラブチームからの選考が少なくなり、高校サッカーからの選出、特に吉田弘監督の常葉学園橘高校からの選出が目立ったこと。
さらに高校サッカーとしては異色の部類に属する常盤木学園高校からの選出が激減したこともこの世代から。
フル代表・U-20との大きな違いは、佐々木監督が様々な選手を日本中から呼んで試していたのに対し、この世代はほとんど最初からのメンバーで固定されていた。
一見人材不足なのではないかと思われてもしかたが無いような選考であった。

なでしこリーガーとして唯一参加した猶本光(福岡J・アンクラス)の実戦経験は別として、関東女子リーグで大人と対戦している日テレ・ベレーザや浦和レッズジュニアユースからの選出が少なかったのが、最後に経験不足として出たのではないだろうか?

今後、U-17日本代表という高校生世代の選考は高校サッカー中心になっていくのか、それともクラブなのか、中学3年生の進路決定に大きく左右されそうなところである。
今回は、常葉学園橘高校に在籍するということがアドバンテージになったことは確かであろう。静岡県のみならず全国から生徒が集まりやすくなったかもしれない。
それにしてもクラブチームから何故今回、こんなに少ない選考だったのだろうか?クラブチームに所属する中学生は高校サッカーへ移る傾向が顕著になっているのだろうか?
部活動の方がやりやすいのかぁ、民間のクラブチームよりも、進学がセットになっているから。基本私立なんだけどこの経済状況も関係しているのかな。全寮の学校から通いの学校へシフトしてきているように感じるのは気のせいかな。
関西のクラブチームから一人も選ばれていないのは何故なのかも含めて、高校サッカーに対抗する勢力としてのクラブは工夫する余地があるのかもしれない。
クラブチームに所属する高校生選手が能力を発現する場が高校サッカーよりも少ないのかもしれない。まあ、リーグ戦とかもやっているからそんなことはないとは思っているのだが。

JFAアカデミー福島について、ちょっと気になる点があって、GKの育成はどうなっているんだろうかと。
実際問題として、在籍年数の少ない1期生の山根は別として、年代別代表にほとんど選ばれていない。
今回のU-17のGKはスーパープロジェクトの常連さんがついに世界の場へという大会であったのだが、JFAアカデミー福島的には結果が出ていない。
もともと少ないっていうことはあるのだけど、父母の身長等の身体的チェックをして厳格に入学させているわりには伸びてこない。
GKコーチあるいはプログラムが悪いのか、JFAアカデミー福島の置かれている環境がGKを養成しにくいのか、検討が必要なのではないだろうか。

とはいえ、GKに関わらずJFAアカデミー福島の生徒さん方は中学生から福島へ連れてきてしまったのだからJFAが卒業後の面倒もみるしかあるまい。
2回卒業生を出したJFAアカデミーからなでしこリーガーは3人誕生しているが(東電に進んだ亀岡は既に退団したので現役なでしこリーガーは2人)、トップリーグに行けなくともどこかでサッカーを続けることでエリート教育を受けたことが役立つのではないだろうか。

今回選ばれた猶本光以外のU-17日本女子代表が高校卒業後、どういう進路を取るかは興味深い。
大学へ行ってユニバーシアード日本女子代表になるか、なでしこリーグへ行ってU-20日本女子代表になるか。
ユニバーシアードに関しては韓国が強くなっているので、今回のリベンジを果たすには絶好に機会だ。
U-20W杯に関してはアジア予選もあるので韓国と対戦することもあろう。

育成世代から日韓交流を続けているU-15世代以下からはどういう形のU-17日本女子代表になっていくのだろうか?
まあ、その前にアジア予選があるので新しいU-16日本女子代表がどういう選考をされるのか、クラブと高校サッカー、二つの世界の指導者の戦いが見ものだ。

クラブと常盤木学園高校の否定の結果得られた今回の結果について、吉田弘監督(常葉学園橘高校)はJFAからかなりの高評価を受けると思われるが、さて、その結果、日本の女子サッカーはどういう方向に進むことになるのだろう。
せめてクラブチーム冬の時代が訪れることのないようにしてもらいたいものだ。

この世代には今回選考に掛からなかった選手の中にも能力の高い選手はいると思う。
これで大会は終ったのだからリセットである。
ユニバーシアード女子代表あるいはU-19日本女子代表へ向けて新たな戦いが始まる。

新潟県選抜、開催県千葉県に完封負け 千葉国体サッカー女子 準々決勝

2010-09-28 12:30:04 | 女子サッカー
千葉国体 準々決勝結果

新潟県選抜 0-3(0-1、0-2) 千葉県選抜
得点 安田(千葉)×2、金野(千葉)

なでしこリーグの壁は当然高い。助っ人が入ったくらいでは超えられないだろう。
日本最高峰のリーグに所属するジェフ千葉が負けることは許されないのこれは順当な結果だ。
成年男子が本大会出場を逃し、少年男子も敗退した中での女子の準々決勝進出は新潟県サッカー協会的には評価されて良いと思うが、新潟県的にはやはり今後への投資は難しいのかな?


これでジェフは最終日まで連日であと2試合が確定。
リーグ戦に影響は当然出るだろうな。

鹿島が日本版育成クラブ?

2010-09-28 06:01:42 | サッカー一般
鹿島アントラーズがつくば市内に小・中学生向けのアカデミー施設設立



さすがビッグクラブ。
3億円を初期投資することも凄いけど、小・中学生約1000人を受け入れられる規模の施設(総工費約3億円。総面積20万平方メートル。クラブハウス、人工芝ピッチ1面、フットサルコート3面)を維持していけるだけの目処が立っていることが素晴らしい。

ヨーロッパやブラジルだけだと思っていたけど、日本にも民間のアカデミーが誕生するなんて快挙だ。

クラブ所有という面でレッズランドとは違うわけね。マリノスタウンとも育成専用ってとこが違うんだね。

JFAアカデミー福島に距離的に近すぎる感はあるのだけど、まあ、目算はあるんだろう。



横浜とか大阪とか名古屋とか大都市の方が人は集まりそうなんだけど、土地単価の問題もあってつくばは都合が良いんだろうな。

新潟市にこんなものは建てられないし、行政から場所を借りるしか手はないけど、アルビも美咲町だけなく新潟市内に育成の拠点を構える必要はあるかもしれないね。

西区赤塚の最終処分場跡地はちょっと市内からは遠すぎるかぁ。

「選手交代、私」で新潟県選抜 千葉国体サッカー女子1回戦勝利

2010-09-27 17:02:08 | 女子サッカー
千葉国体 1回戦結果

新潟県選抜 2-1(1-1、1-1) 広島県選抜

〔新潟県選抜〕
GK 1深田彩美(グランセナ新潟FCレディース)
DF 2伊藤知沙(アルビレックス新潟レディース)
   3波佐谷灯子(アルビレックス新潟レディース)
   4目黒真里奈(アルビレックス新潟レディースU-18)
   5上田絵未(アルビレックス新潟レディース)
MF 6根岸夕姫(アルビレックス新潟レディースU-18)
   7落合恵(アルビレックス新潟レディース)
   8中村早樹(アルビレックス新潟レディース)
   9斎藤友里(アルビレックス新潟レディース)
  11近藤南美(JAPANサッカーカレッジ)
FW10佐々木栞(JAPANサッカーカレッジ)

42分 11近藤南美(JAPANサッカーカレッジ)→15野村千枝子
70+1分 15野村千枝子→13佐々木郁美(JAPANサッカーカレッジ)
56分 10佐々木栞(JAPANサッカーカレッジ)→16田邊友恵(JAPANサッカーカレッジ職)

監督:田邊友恵


〔広島県選抜〕
GK 1竹石結貴(広島修道大学)
DF 2小西菜月(愛媛女子短期大学)
   3横山由里子(尚美学園大学)
   4草野友代(広島市立幟町中学校職)
   5倉本あや(大阪体育大学)
MF 8末田恵理(大阪体育大学)
  11小田加奈子(尚美学園大学)
  13笠井ちひろ(神奈川大学)
  15本藤理佐(広島文教女子大学附属高校)
FW 9重本祐佳(スペランツア高槻)
  10杉裕美(スペランツア高槻)

36分 13笠井ちひろ(神奈川大学)→14前上愛梨(山陽女学園高等部)
68分 14前上愛梨(山陽女学園高等部)→7樋山絵里佳(社会福祉法人広島平和養老館)

監督:松木俊博



この相手によく勝ったなぁ。
なんと田邊友恵監督(千葉県出身)自らが途中出場。野村千枝子さんと共にアルビOGパワーで勝利ってことかな。
まあ、実際には助っ人に入っている中村早樹(新潟県体育協会/アルビレックス新潟レディース所属)の2ゴールで辛うじて勝ったってことになるんだろうが、JAPANサッカーカレッジの学生さんとかグランセナ新潟の選手にとっては貴重な全国大会の経験なんで1試合で終らないで良かったんじゃなかろうか。
とりあえず、これで新潟県サッカー協会的にも面子は立ったってことでO.Kかな。新潟県体育協会的には国体ポイントが加算になったし。貴重な団体戦の高ポイントが。
明日は優勝候補筆頭の千葉県選抜。かなり厳しい。素人さん相手からいきなりプロと対戦するようなもんだからね。
みなさん、くれぐれも怪我の無いように。




※たぶん試合日時の関係だろうけど、今回の国体は全体的にふるさと制度を利用した選手に早稲田大学の学生が少ないような気がする。気のせいかな。

J1 第24節 浦和レッズ戦

2010-09-26 01:58:22 | アルビ
J1アルビ 0-2 浦和レッズ



形としては後半途中までは良い試合をしていたんだけどね。
最後は選手がバラバラになってしまって試合にならなかったんだけど、それは交代選手を含めたチームの形がまだできあがっていないってことかな。

1失点目はゴール前を崩されてコースが空いてしまった。
誰か、一人でも入っていればブロックできたんだけどね。
まあ、その前のエジミウソンの胸トラップでのポストで勝負有りって感じではあった。

2失点目は防げたんじゃないかと思うけど、2トップが大島・田中と入れ替わったところで、チームの連動が上手く機能しなくなったような気がする。
川又選手に次があるかはわからないが、機能していなかったので反省すべきだろうな。

加藤選手は試合に出ることでポテンシャルを上げていると思われる。
いつの間にか、木暮選手との立場が逆転している。

ヨンチョル選手はもうちょっとサイドで突破して欲しかったな。中へ切れ込むとあの守備はきついだろうよ。
今季出場できる残り試合数も少なくなってきたので、結果を出したい気持ちはわかるけどね。

暫くは厳しい状況が続けど、それは脱貴章システムへの産みの苦しみだから、サポーターも耐える、それしか無い。

2010プレナスなでしこリーグ第13節 対浦和レッズ戦「不思議な感覚」

2010-09-25 23:59:17 | アルビレディース
プレナスなでしこリーグ 第13節 2010年09月25日 11:30K.O
埼玉県・さいたま市駒場スタジアム(1,074人)曇り時々晴 風強し 芝不良 主審 新川里佳子

アルビレックス新潟レディース 0-3(0-1、0-2) 浦和レッズレディース


16分 失点(PK)、67分 失点、78分 失点



[浦和レッドダイヤモンズレディース(前半)]

-------山郷-------
-土橋--西田--矢野--熊谷-
-----柳田--庭田-----
-藤田----------岩倉-
-----荒川--北本-----

SUB:GK小金丸、DF森本、MF後藤、MF岸川、FW松田
監督:村松浩

68分 岩倉→後藤
78分 藤田→岸川
89分 荒川→松田




[アルビレックス新潟レディース]

-----阪口--菅澤-----
-小原--上尾野辺---法師人-
---------川村-----
-山本--笠井--東山-中村楓-
-------大友-------

SUB:GK諏訪、DF波佐谷、MF中村早、MF山崎、FW佐伯
監督:奥山達之

57分 小原→山崎
67分 法師人→中村早




コイントスで勝った山本キャプテンは風上を選択。

浦和レッズレディースとは2回目のリーグ戦での対戦。
前半開始から何か今までと感じが違う。
前回の日テレ・ベレーザ戦との比較になるが、浦和レッズレディースのプレスが緩いというか遅い。
その分、アルビの選手が落ち着いて状況判断ができている。
強いチームとやると自分自身の五感が研ぎ澄まされるというのはこういう感じのことを言うのだろう。
サポーター達もそれは感じていて、応援していても、何か今までの浦和レッズレディースとは違う感じを受けていた。

まあ、それでも試合巧者には違い無い。
矢野が一級品のラインコントロールを見せ、法師人さんらアルビの攻撃陣がことごとくその餌食になる。
アルビがポゼッションで、レッズがリアクションという、今までには無い時間の使い方で試合が進行していく。
が、一瞬、柳田に絶妙のパスを裏へ通され庭田に突破される。右SB高卒新人中村楓選手がファールで逃げようとするもペナルティエリア内に入られPK。
これで、ゲームの計算が狂う。

その後もアルビは緩い浦和レッズのプレスに助けられ、有利に試合を進める。本当に日テレ・ベレーザ戦と比べるとほとんど止まっているようにしか見えない。
が、チャンスになってもゴールを奪えていない今のアルビは、最後を決めることができない。
前半は北本や藤田を機能させなかったが、岩倉だけが元気に動かれて、そこから攻められることが多かった。
岩倉、カップ戦から随分変わったような気がする。今、レッズで一番、うるさい選手だ。

前半は失点しながらも、アルビ有利に展開。風上だったからもしれないが。だからこそ先制点が欲しかった。




[浦和レッドダイヤモンズレディース(後半)]

-------山郷-------
-土橋--西田--矢野--熊谷-
-----柳田--庭田-----
-岩倉----藤田----北本-
-------荒川-------






後半、レッズは岩倉と藤田の位置を変えてくる。
岩倉が右に回り、藤田が中へ。
レッズは基本的にサイドアタックが中心なのだが、特にアルビの右サイド・中村楓選手を攻撃目標に定めてきたようだ。

まあ、前にいる右SHはリーグの生き字引ベテラン法師人選手なので、守備はほとんど期待できない。その分、攻撃で頑張ってもらうしかない。
広大な右サイドを一人で守るのは大変だろうが、そうしてもらわないとアルビに勝機はない。

左サイドの小原選手は、AREA25、いわゆる左サイド前方を完全に使いきった動きをしていて、土橋の裏を抜けてチャンスを演出できていた。あとは最後、誰が決めるだけなのだが、オフサイドトラップ地獄にはまり如何ともしがたい状況。
とはいえ、戦術的に山崎選手に交代。そのまま左サイドへ。
それにしても山崎選手は毎試合、ポジションが違うのによく対応できているよな。すっかり使い勝手が良い選手になった。
あとはもうちょっと筋力があれば、シュートの勢いが増すんだけど。撃つのは構わないのだけど、ちょっとパワー不足の感有り。

法師人選手のエネルギーが瑞から見ていても完全にまずい段階に入って、ベンチは中村早樹選手の交代準備。
どこかでボールを切って、早く交代しないと、右サイドの守備がもたないっていうところで、北本の前のコースを空けてしまい、決定的な2点目。これでほぼ勝負有り。
新潟サポから絶大の人気の北本の素晴らしすぎるシュートがゴール突き刺さる。これには参った。
今シーズンはこのパターンを何回見てきたことだろう。
もうちょっと前に交代できれば、後半も北本の動きを封じ込めたのに。
法師人選手を使うなら、その辺の見極めをもうちょっと早めにしないと失点を重ねてしまうと思う。ベテランなりの配慮が必要なんじゃないだろうか。いくらなんでも引っ張りすぎだと思う。

2点差になって攻めたいところで、さらにレッズはアルビの右サイド中村楓選手を狙う。
突破されようになって投げてしまって2枚目の黄紙。退場。
さすがに1枚黄紙を貰っている選手のプレーではないので、これはよろしくない。不用意だ。
相手の庭田は百戦錬磨のピッチの小悪魔。新人といえども容赦は無い。
これで、ゲームプランは完全に崩れ去る。
そのファールで与えたFKに対して、まだ守備が整理しきれていないところを荒川に合わされて3点目。これはいらない失点だ。この状況に対する準備不足だったと思う。

その後、浦和レッズはゲームを流しに入る。この辺が日テレ・ベレーザとの違いかな。
まあ、得失点差もあるので次節に対して体力を温存するというのはそれはそれで理屈に合っている。

なでしこリーグカップ戦予選の時もそうだったが、アルビが10人になるとレッズは途端に守備体系が合わなくなるというか、アルビに自由にプレーされてくれる。
アルビは3バックに移行して戦闘モードになっているのだが、レッズは余裕で自陣に呼び込んで最後にDFとGKが処理する作戦か?

そのまま、アルビが攻めるがゴールが遠いパターンで試合終了。










今まで、浦和レッズ戦は、手掛かりもなく、単に目の前のゲームをやっている感じがしたのだが、今回は自分達がやりたいことをするにはどうすれば良いのか、その辺が分かってきた感じのする試合だった。
まあ、0-3だから大敗なのだが、点こそ取られたし、ゴールも奪えなかったが、INAC戦や日テレ・ベレーザ戦の時とは違う、チームとしての達成感は感じられた。


敗因はある程度はっきりしているので、それを今後、どう対処していくであろう。

まあ、大きな敗因の一つである新人中村楓選手の技量であるが、これは本人ががんばってくれないとどうしようもない。
反省すべきは反省して、練習をして、もっと強くなって欲しい。リベンジのチャンスはまだある。この壁を乗り越えられないと中村楓選手にブルーのユニフォームの芽は無い。
その才能を会場に駆けつけたサポーターは認めているからこそ声援を送っている。こんなところで立ち止まっている場合ではない。




対戦相手について、熊谷はかなりイージーミスを繰り返していたが、そこを突け込めなかったアルビの甘さがあったかなとは思う。

柳田や土橋が引退する前に、何とか、浦和レッズレディースに勝ってみたいものだ。


今シーズン、リーグ戦では初の連敗となってしまった。
失点も後半戦に入り、増加傾向だ。
次節、連敗をストップすることはもちろん、ぜひともホーム2勝目を勝ち取りたいものである。

今年も入試シーズンがやってきた

2010-09-25 06:10:53 | ノンジャンル
早稲田大学スポーツ科学部 2011年度「トップアスリート入学試験(AO 方式)」合格者発表

今年合格の7名が発表に。

ちなみに今年はサッカーは無い。男子はともかく、女子は自分のところへ入部しないから早稲田大学的には美味しくないのかな。
来年、十文字の横山久美がこの制度を利用して早稲田大学合格→なでしこリーグ入りコースがありえると思っている。その場合はレッズだろうけどね。

これで早大ルートは無いということが分かったので(いわゆる後藤未知のパターンは今年は無い)、来年は「学連行き」or「なでしこリーグ入り」かで分かれることがはっきりしましたな。女子サッカーは。
インカレ&ユニバ代表を取るか、なでしこリーグ&年代別代表を取るか、受験生の皆さんは悩めるところだな。まあ、後藤史や松田典子みたいに一般入試で合格すれば全然問題は無いのだけど。

それはそうと、男子は大丈夫かな。あてがあるんだろうか?




布巻峻介 男 福岡県 東福岡高校 ラグビー IRBアジアラグビーセブンズ2010「上海トーナメント」7 人制日本選抜

佐藤恋 女 東京都 藤村女子高校 競泳 世界水泳選手権大会9位

多田邦徳 男 埼玉県 春日部共栄高校 競泳 パンパシフィック選手権日本代表

永野佑一 男 福岡県 育徳館高校 陸上競技 アジアジュニア選手権大会リレー2位

九鬼巧 男 和歌山県 和歌山北高校 陸上競技 世界ユース大会リレー3位

田中亜里沙 女 埼玉県 埼玉栄高校 レスリング アジアジュニア選手権大会2位

山田紗菜 女 石川県 北陸学院高校 トランポリン 国際大会選考会1位




五輪競技種目の学生なので、来年あたりから名前がマスコミにもっと出てきそう。
佐藤恋は日体大へ行かないで早稲田大学を選択したわけね。

冬季種目であるスケートが一人もいなかったね。

まあ、この後も様々な入試の結果発表は続くので注意していこう。