黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

地方クラブの快挙を見届ける

2008-11-01 23:16:08 | サッカー一般
ヤマザキナビスコカップ:決勝戦

大分 2-0(0-0、2-0)清水

11/2(土) 国立霞ヶ丘競技場



今年のヤマザキナビスコカップ決勝戦を観戦。

天皇杯の優勝チームがACLへ出場することになっているが、ヤマザキナビスコカップは対象外。
プロリーグが参戦するACLなのだから、本来は逆だと思うのだが。

アルビとは古くからの縁のある大分側に陣取る。



試合はトーナメント戦の常道である守備に長けた大分のペース。
清水が仕掛けるも配置の妙で大分が清水の連動性を奪う。
試合のポイントは「大分の右サイドハーフ金崎へのパスが通るかどうかかな?」と思っていたが、後半絶妙なパスが通る。
その金崎がドンピシャなクロスをゴール前に上げて、高松がヘッドでゴール。
チーム生え抜きで試合を決めてしまった。
試合終了間際、またしても金崎のクロスでウエズレイの駄目押しゴール。これで勝負あり。
試合終了のホイッスルと共にブルーの歓喜とオレンジの退散が始まった。



印象的だったのはナビスコカップを掲げてゴール裏に走ってきたマルハンの社長。
嬉しかったんだろうな。この社長も頑張ったしな。ゴール裏から大マルハンコールが起こったが、もちろんテレビ放送は既に終了していたので問題無しだろう。
MVPは高松だったが、おそらく金崎がニューヒーロー賞を貰っていなかったらMVPを受賞していたと思う。
このチームの一番の原動力は鈴木慎吾だと思うが。
でもでも、影のMVPはこの借金まみれのクラブを支えた社長とマルハンの社長だったんのではないかな?

毎試合、こんな感じで大勢の観客がJリーグを見てくれたらもっと盛り上がるのにな。

アルビもタイトルが欲しいぞ。守備を磨いて天皇杯を頑張ろう!



「日本男子A代表監督はシャムスカ監督が適任だと思うは私だけ?」








以後、後日追記

大分、リーグ戦Vでパレード

ぬるま湯体質変えたMF鈴木慎吾

選手層薄く来年が心配



今季の好成績での年俸アップや来季可能性のあるACL参戦など、成績面以外での苦労はむしろこれから大変なんだな。
おそらく今年も選手の大放出で移籍金を獲得するのでしょう。
このクラブが伸びてきた原因は九州中の有望中学生がユースに集まってきて、その選手がプロで結果を出しているってところなんだよね。

売り上げと成績が比例しないところにスポーツビジネスの難しさがあるが、結局は選手と言う商品をどれだけ自前で育て上げられるかどうかが地方クラブの生き残る為の方法だということをこのクラブは証明している。