黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

アルビゴール前で1枚多いINAC

2011-12-31 06:36:54 | アルビレディース
これってどうやればワンツー食らわなくなるんだろう?
出所のチ・ソヨンを押さえるんだろうか?
奥山監督の采配や、如何に?

というか、テクニカルスタッフがINACの分析をしてくれるとJクラブの強みが出るんだけどな。

これまで通り前半を無失点に抑えるのが絶対条件だけど、それができたらリーグ戦5位には終っていないだよな。

あと、もし先制された場合、後半のメンバーチェンジをどうしていくんだろう?
普通に考えたら、勝っていたら最後に大石選手を入れて試合を落ち着かせる。1枚交代で終り。
もし同点だったらPK戦と疲労度を考えて、大石選手ともう一人くらい交代か。普通に考えたら前目の選手と平井選手の交代かな、あるいは児玉選手。押されているようだったら守備を考えて斎藤選手。
追う展開ならやはり3枚交代もありかな。
一応、児玉桂子選手はINACにとっては初物ということになるんで読み辛くはなるだろうけど。
1失点までだったら何とかしてくれそうな気はするけれど。
攻めた時に如何に失点しないかだよな。

まあ、アルビ的には先制点を取って時間内に逃げ切れば最高の展開となるのだけど、そうはなかなかいかせてくれないだろう。

相手の流れの時間帯にピッチのどこでプレーしているかが問題だろう。今回のボール、かなり軽くて、ちょっとの風でも流されちゃうし。

個人的にはPK戦にまで持ち込めれば、GK大友麻衣子選手だったらやってくれると信じている。
たぶん4人目くらいに自分で蹴ってると思うけど。
PK戦になりそうだったらPK職人の児玉桂子選手を入れておくと良いかもしれないね。

とにかく前線のプレスが守備の生命線なので、その運動量が落ちないように奥山監督は細心の注意を心がけるんだろうね。

とにかく、作戦が当たることを祈る。

口木未来ファイナル

2011-12-30 06:41:11 | アルビレディース
綺麗な線対称な氏名の口木未来選手。
この大会も以って引退を表明しているアルビレックス新潟レディースの7年目の選手。静岡県浜松市出身で高校以前は今無きHONDAの女子チームでプレーをしていたことがある。ちなみに元アルビレックス新潟の矢野貴章選手は隣の町内で、一時期アルビの背番号11番は浜松市の一角で独占されていた時がある。
元々攻撃的な選手ではあるが、右SBに入ったりもしていた。
今大会は久しぶりに元のポジションに帰った感じがする。4とか23番時代の。

初戦の3回戦では九州・鹿児島県の鳳凰高校を相手に菅澤選手への完璧なクロスを連発。悉く得点に繋がるプレーを魅せた。
高校は鹿児島県の神村学園高等部。高校選手権の優勝メンバーの一人であるが、最後の大会で神村学園高等部をやぶって大会に出場した同じ鹿児島県の鳳凰高校と対戦するなんて何かの縁なんだろうなと思った。当然、鳳凰高校にはよく見知った顔の指導者はいて、試合終了後に声を掛けられていた。

準々決勝でマッチアップしたのは、神村学園高等部の後輩にあたる吉良知夏。10番を背負う今や浦和レッズレディースの大エースである。
その吉良を右SBとして完璧に押さえ込み、チームとして無失点で試合を終える。
レッズはシュートパスを使いながら、最後はカウンターで吉良あるいは後藤未知で決めたかったところであったので、アルビの右サイドを最後まで制圧できなかったのが誤算だったに違いない。
最後のレッズ戦で吉良知夏・堂園彩乃・柴田華絵ら神村学園高等部の後輩に当たる選手に勝てたのは良かったんじゃないだろうか。負けっぱなしにならないで。

余談だが、右SBの口木未来選手は実家が静岡県だが九州の高校へ進学し、右SHの佐伯彩選手の実家は福岡県だが静岡県の高校に進学している。つい最近までは女子サッカーに力を入れているクラブや高校が少なくて、中学3年生になると全国地図を広げなければならない時代だったわけだ。

準決勝では日テレ・ベレーザと対戦。
日テレ・ベレーザはサイド攻撃が自慢のチーム。
11番の木龍七瀬の強烈な突破を同じく11番の口木未来選手が小さい身体を当てて防御する。
そして、後半、口木未来選手が一歩先にボールを競い合いの中から拾って中へ切り換えしたボールが阪口夢穂選手のゴールへと繋がる。あの時間、あの状況で、得点できたのが大きかった。
後半から日テレ・ベレーザは神村学園高等部の一つ下の後輩・有吉佐織を投入。
日本のトップレベルのドリブラーは疲労が隠せない口木未来選手に襲い掛かり、最後に決められてしまう。残念。
それでも試合は勝利。
日テレ・ベレーザのリズムを最後まで作らせないで試合を終わらせたのが勝因。

余談だが、日体大OGであるGK大友麻衣子選手にとっては後輩の有吉佐織のゴールを防ぎたかったところ。悔しいよな。


そして「元日決勝」
口木未来選手のサッカー選手としてのファイナルである。
優勝は高校選手権以来無い。(L2優勝は順位決定戦みたいなものなんで。)

外部の有識者が言われるように、どの角度から分析してもアルビレックス新潟レディースがINACに勝てる要素はない。
日本の女子サッカーという観点で言えば、日本代表を数多く揃えるINACが勝った方が未来は明るくなるのだろう。今年はロンドン五輪もあるわけだし。
会場もほぼ無名のアルビレックス新潟レディースの選手への声援は期待できないと思われる。
前日は女子サッカー振興の為に国民の半分くらいが観ている紅白歌合戦に出演するINACの選手の方が興味を覚えるだろう。子供達はそこは如実に現れると思われる。
NHKをはじめ新潟日報以外のマスコミはアルビレックス新潟レディースが勝つことを望んではいない。事前の仕込みが台無しになるから。
アルビレックス新潟レディースは世の中からいわゆる「かませ犬」の役を期待されている。

さて、キーマンは個人的には日本代表選手もそうだが、韓国代表の7番のチ・ソヨン。この選手がこの大会で一番上手い。
単純に1対1で勝てるとは思えない。7番のチ・ソヨンはいろいろとピッチを流動的に動くので、それを押さえ切れるか、前線にパスが通ってしまったらアウトなので、それをどう未然に防ぐか。
INACの攻撃陣とアルビの守備陣のボールを持っていないところの攻防戦が大事になってくるのだが、特にアルビの右SB口木未来選手のところで中に入られないようにしないといけない。
疲労もピークになっているだろうが、延長はないので90分間+αの時間、集中力と体力が途切れずにもつかどうか。最後は精神力になると思うので、届くかわからないけど、大きな声援が必要になる。

代表の為にとか、日本サッカーの為とか、国家の大儀とか、そういうことでなく、本当にちっちゃいこと、アルビレックス新潟をこの試合で卒業していく選手の為にも負け試合で送るわけにはいかない。
勝って笑顔で送り出したい。たぶん今大会の強い思いはそういうところから出ている。選手もスタッフもクラブスタッフもゴール裏のサポも。
キックオフから猛攻を耐え忍ぶ形になるだろうが、守って守って守って守って、身体を張って、きっと訪れるだろうワンチャンスに掛けて選手もサポも諦めない。たとえ失点してしまったとしてもホイッスルのなるまでは諦めなければきっとサッカーの神様は少しだけ振り向いてくれるはずだ。

1月2日は新聞休刊日である。1月1日に新潟日報から号外が出るようだったら新潟駅周辺の皆さんは貰いに行ってほしい。夢のような話ではあるが、新潟日報の初仕事がこの号外作りだったらスポンサーさんへの恩返しになるんじゃないかな。

国立へ、サッカー選手を引退する口木未来選手のために一人でも多くの人が集まってくれたらありがたい。
横断幕、手作り横断幕、ゲーフラ、プレゼント。アルビレックス新潟レディースがくれた新春のお年玉である口木未来選手の最後の試合を盛り上げよう。

打倒なでしこジャパン!!

2011-12-30 06:00:00 | アルビレディース
日本女子代表(なでしこジャパン)の本体とも言えるINAC。
事実上のなでしこジャパンへの挑戦権を今回得た。
アルビレックス新潟レディースの個々の選手を見回すとこの対戦は興味深い。

その前に、準決勝で対戦した日テレ・ベレーザ戦。
ここではアルビの川村選手と日テレの長船(東電からレンタル移籍中)との対戦があった。
同い年、年代別代表を争ってきた仲。どちらかが選ばれれば、どちらかが落ちる関係。
この世代のリーダー格はおそらく永里亜。普段は仲の良い関係だ。
ロンドン五輪後、この選手の中から誰が代表になっているんだろう?それとも全滅か?

さて、INAC戦。
アルビの菅澤選手とINACの高瀬。共にお兄さんはJAPANサッカーカレッジとアルビレックス新潟シンガポールの主力選手だったという関係性があるのだが、日本代表という面では完全なライバルだ。
どちらか結果を出した方がジャパンブルーのユニフォームを着る可能性が高くなる。
倒さないと、より結果を出さないといけないのは挑戦者である菅澤選手ではある。

準決勝のGK4人、個人的には代表GKである海堀・福元に続く第3のGK争いが大友選手と松林の間で行なわれていたと認識している。
決勝では海堀が代表GKの貫禄を見せ付けるか、それとも大友選手が代表GKへの可能性を残せるか、勝負である。
PK戦になったら互角と見ているが、相手は何たって世界一のGKだからなあ。大友選手としてはやりがいはあるはず。

上辻選手にとってもここで結果を出せるか出せないかで、代表入りの可能性が残されるかどうか、変わってくる。
質の高いプレーをINACの選手相手にできるかどうか、年齢的にもそろっと勝負の時である。

当然代表当落線上と目される上尾野辺めぐみ選手にとって、ロンドンへ行けるかどうかは、この対戦はもってこいのチャンスである。FKでゴールでも決められれば代表招集の可能性はかなり高まるのではないだろうか?逆に結果を出せないと選外もありえるので踏ん張りどころである。

とにかくアルビの選手はなでしこジャパンを倒さない限り、なでしこジャパン側には行けない。
勝つことは一番大事だが、質を高く保って、評価されるようなサッカーをして、結果勝てたら最高なんだけどね。
当然、JFA代表部は来場しているわけで、まあ、意識せずにはいられないだろうが、とにかく結果として失点しないで得点するシーンを増やすことだな。

打倒、なでしこジャパン!!

ノジマ

2011-12-30 00:41:09 | 女子サッカー
ノジマのセレクションが年末の押し迫った12月29日に行なわれた。
参加者は48名。その半数が中学生だったということ。
もう大学生・高校生の進路は大体決まっていたからということもあろうが、結果的には対象年齢を中学生以上としたことで、トップチームとジュニアユースチームの合同セレクションになった形になる。
神奈川県はもともと女子サッカーは盛んだったのだが、近年は中学生世代はクラブで、高校になるとその技術を利用してサッカー部のある高校へ進学する傾向が高い。そのまま大学サッカーへ行く傾向も。
なので、ノジマが選手募集すると中学生が集まってきてしまうのは必然というわけではある。
社会人チームを作ろうとしたら、ジュニアユースのチームが1チームできそうな勢いになっちゃったって感じだな。
さて、ここからどう20人を選ぶんだろう?

実業団とはいえスタートは神奈川県リーグ3部から。ノジマ側は地域密着を唱えているので時間を掛けて中学生を高校の部活動に取られないようにして有望選手を固めれば実は良いチームができるかもしれない。

80万人規模の政令指定都市である相模原市には、今年の正月にインカレ準決勝で使用した立派な競技場もあるし、専用練習場も6月には使用可能になるらしい。
実業団チームとして選手を集めるにはその環境と菅野将晃という実業団チームのノウハウがある指導者を全面に出してくるのだろうが、高校・大学の部活動で中抜けになるという神奈川県が置かれている女子サッカー事情も複雑に絡んできそうな気がする。

イメージとしては大学生・社会人がたくさん集まった感じがしたんだけどその対象者は20人くらいか。
まあ、冬になってきてからの告知でよく集まったところなんだろうな。
ノジマがあのチームコンセプト通りならしばらくは引き抜きはしないみたいだしね。

2012年1月1日(日) 国立霞ヶ丘競技場

2011-12-29 18:00:54 | サッカー一般
INAC(ホーム・赤) vs アルビレックス新潟レディース(アウェー・橙)

京都(ホーム・紫) vs FC東京(アウェー・赤青)


まあ、一般的には天皇杯がJ2対決になって珍しい大会だねってことなんだろうな。

でも、よく見ると、この4チーム、みんな1部も2部も経験しているチームなんだな。
そしてホーム側の2チームは大会優勝経験有のチームで、アウェー側は決勝戦初出場のチーム。アウェー側は段取りがわからない人が多そう。お互いに。
INACを除く3チームはJリーグ的には長いお付き合いのあるクラブでもある。
ユニフォームはアウェー側が両チーム共にadidasで、色的にはアウェーユニが濃厚。
ホーム側は京都がWACOALでINACはhummel。当然ホーム。とりあえず色が被ることはなさそうなので応援場所ははっきりすると思う。

まあ、やってみないとわからないところではあるが、選手に迷惑のかけないようにしないといけないね。

東京都サッカー協会からの当日の告知はこのようになっている

経験上開門が9:30より早くなったことはないのだが、早くなってほしいな。


□対戦カード
 INAC神戸レオネッサ[ホーム側]VS アルビレックス新潟レディース[アウェイ側]
□期日
 2012年1月1日
□会場
 国立競技場
□使用門・待機列
 青山門にお並びください。
 ※ホーム側・アウェイ側とも青山門にお並びいただきます。
□スケジュール
 7:30 待機列管理開始(予定) ※早まる可能性あり
 9:30 開場(予定) ※早まる可能性あり
 ※各門同時開場を予定しております。
 ※開場後、約30分間コンコース規制を行います。青山門以外の門より入場されますと使用スタンドへ入場することができません。
□使用スタンド・ゲート
 [ホーム側] 24入口
 [アウェイ側] 15入口
□応援幕
 使用スタンド内に掲出してください。
 ※使用スタンド以外の場所には掲出することができません。
 ※設置場所の詳細は係員にご確認下さい。
□観戦ルール
・メインスタンド(1-8入口)及びバックスタンド(16-23・32-39入口)において、以下行為を禁止します。
 ①立ち続けての応援
 ②太鼓等の鳴り物の持込み及び使用
 ③大旗の持込み及び使用
 ※大旗を振っての応援は、両ゴール裏エリアにてお願いします。
・場内にて以下行為を禁止します。
 ①ピッチに向けての拡声器の使用
 ※スタンドへ向けて、応援の統制をとることを目的としている場合のみ使用することができます。
 ②紙吹雪、紙テープ、風船の持込み及び使用
 ③スタンド最前フェンスに「またぐ、座る、立ち上がる」行為
 ④椅子の上に立ち上がる、または椅子の背もたれに足をかける
 ⑤フラッグ・ひも・テープ・旗ざお等を使用しての故意的な場所取り
 ※一人でも多くの方が座れるよう、ご協力くださいますようお願いいたします。
上記ご注意の上、ご来場くださいますようお願い申し上げます。

阪口夢穂インタビュー

2011-12-29 01:35:48 | アルビレディース
電子サッカー雑誌「ゲキサカプラス」

『素顔のなでしこたち(前編)』

『素顔のなでしこたち(後編)』


この選手は高校時代からずっと見ているけど、オシャレでおしゃべりの才能が豊かだよな。
この人は都会で屯するマスコミという浪費システムからワンクッション置いた新潟という場所にいて良かったような気がする。
自分が自分でいる為には、この新潟という街は狭いだけに人と人とに適当な距離感がある。
サッカー選手がサッカーをできない状況だけは回避できたみたいだ。ナミックスにおかげも大きいかな。

この選手はアルビにいる時は攻撃的な選手なんだけど、代表だと守備的で、そのギャップが凄く大きくて、見ている方も切り替えるのが大変。
まあ、とりあえずアルビは女子サッカー界では珍しくミドルシュートを多用するチームなんで撃ってみてよ。運が良ければ入るんじゃないかな。

今年何回目の国立だろう?

2011-12-28 18:10:00 | 旅&グルメ

雪の関越道を夜通し走って東京へ。平日の夜はトラックしか走っていなかった。
まずはホープ軒で腹ごしらえ。


意外とあっさり。ここは味が変わりませんな。


東京も朝を迎える。


絵画館。


池が凍っている。


希少生物・国際保護鳥すずめ。人馴れしてる。逃げないだな、こいつら。


明治神宮野球場。あと20年くらいもてば東京都の文化財くらいには指定されるかな。


秩父宮ラグビー場。ここはシーズン真っ盛り。


国立は基本的にK.Oの1時間前が開聞。どうにかならないかな。


青山門。照明塔が改修中。


千駄ヶ谷門の前の予定表。2か月ほど前にこのポスターが掲示された時に、絶対にここへ来たいと思っていたが実現できた。


国立霞ヶ丘競技場ではあるが、本日の主役は「アルビレックス新潟レディース」だ。


ちょっと寂しい感じになってしまったインカレのちらし。まあ、そうは言っても見には行くんだけどさ。


日がな一日国立霞ヶ丘競技場で遊んで、夕方になってしまった。


元日国立にはここにいる。


帰りは順調で嵐山PAでお食事。高速道路の割引が効いていない日だからかな。


元日天皇杯&全女チケットと決勝当日

2011-12-28 06:53:36 | アルビレディース
天皇杯の組合せがどうであれ、季節行事として購入しているサッカーファンも大勢いるので、もし全女の試合を見たいという人は今直ぐチケットを押さえた方が良い。
ちなみに金券ショップを見たら3000円のチケットが3500円くらいにはなっていた。

アルビがクラブとしてJFAからチケットを300枚程押さえたようだ。これを活用しない手はない。

新潟交通のくれよんがアルビレックス新潟レディースの応援バスツアーを催行するようだ
この時期だったらJRの青春18キップも使用できるし、高速バスもあれば、高速料金も休日割引期間中である。
ぜひとも多くの人が「元日国立」を体感してもらえると嬉しい。

まあ、BS-NHKライブ中継で正月から亀田製菓のユニを見られる幸せもあるので、国立霞ヶ丘競技場に来れない方は午前中におせち料理を食べながらTV観戦も有だとは思う。

なお、全女を応援するサポーターは両チーム共に『青山門前』から先行入場となるはずだ。絵画館の前、日本青年館の前にある門。



アウェーだからといって『代々木門』から入ろうとすると、天皇杯の待機列が長過ぎて、おそらく試合開始に間に合わなくなるくらい入場に時間が掛かると思われるので要注意である。
言い切れないけれど、全女の時には、メインやホームの座席の人がそれぞれのゴール裏で応援をすることもあったりするので、興味のある人は各チームのゴール裏へ来てみてもいいんじゃないかな。せっかくだから。

開門時間は例年だと9時30分なんで、10:30K.Oだから超大変。10:00には選手がピッチ内練習に入ってきてしまうので、横断幕とかを出したい人は確実に青山門に並ばないと試合が始まってしまう。
青山門でも持ち物チェックとかチケットチェックとかはあるので、そかれはそれで時間が掛かるし、バックスタンド裏の青山門からゴール裏までは距離がある。
たぶん、INACとアルビレックス新潟の待機列は分けてもらえるとは思うが、人数が少ないと一緒になるかもしれない。
個人的には、全女・天皇杯同日開催するなら青山門の入場時間をもう30分早くして9:00開門にしてくれるとかなり違うとは思うのだが、そうなると会場準備に時間が30分早まって難しいのかなとも思う。
準決勝もK.Oの1時間前に入場だったし。新潟のボランティアスタッフだったら2時間前でも可能なんだろうが、東京だとその辺がイベント会社でやっているからお金の問題が出るんだろうね。

おそらく、個人的にな予想だと、アルビレックス新潟レディースの応援場所はアウェーゴール裏「15番ゲート」の下ではないだろうか。



一番下のブロックだけになるか、それともその上のブロックも確保できるかは、待機列にならんでいる人数によりけりだろう。

ちなみに、応援する場所であるが、後座試合である「天皇杯」に出場する両チームはおそらくコレオ用のカラーボードや襷の準備でゴール裏を仕込んでいるので、全女のチームを応援する場所は一箇所に集められると思われる。

昨年までの経験だと、昨年の浦和レッズの事例が踏襲されるのではないかと思われる。あのレッズでさえ2ブロックであったということは、2ブロック確保することはかなり難しいと思われる。

応援弾幕は不文律の紳士協定で今までは天皇杯の試合用の応援弾幕は張っても良いが、見えないように捲し上げて、その上とか、ゴール裏の手すりとかに張っていた。まあ、天皇杯のアウェー側に来るチームのサポーターの考え方次第ということもあるので、それはやってみないとわからない。29日にセレッソ大阪かFC東京のどちらかに決まる。セレッソ大阪は女子チームを持っているので理解は得やすいのではないかと思われるが、問題は女子サッカーに縁のないFC東京で、いずれにせよ昔J2だったよしみで仲良くいきたいところではあるが、これまたサポーター次第というところではある。

あと、全女は延長戦がないので、90分間が終ったら、PK戦になる。
PK戦をやる場所はレフリーの判断だけど、準決勝のピッチ状態をみたらホーム・アウェー双方問題無しなので、ホーム側のゴールで行なう可能性が高いかな。冬の12時くらいだとアウェー側でやると蹴る選手が眩しいんだよな。まあ、ホーム側だとGKが眩しいんだけど。

なお、全女が終ったら速やかに撤収ということで、全女から天皇杯に切り替わるまでに弾幕や応援体制を解除することが一般的だ。
その後は、会場を後にするもよし、他の場所で見るもよし、それぞれ勝手に元日を過ごしては如何だろう。(たぶん、近所の明治神宮はその時間から行ったとしても激混だとは思うが。)

超寒いので日清カップヌードルを啜りながら日陰になった午後の観客席で試合を見るのがちょっと粋を感じるんだよな、お正月に、個人的には。まあ、午後も引き続き応援できたらもっと嬉しかったんだけど。昔見た「ベレーザ&ヴェルディ」ダブル優勝は凄かった。

レッズの時だったかな、あまりにもたくさん来て、そのままその場所に留まったので、コレオが一部切れたのは。その時は全女が終ってからだいぶ帰ったんで、座席の移動もかなりあったんだけどそれでも黒赤の部分ができていた。



あと、決勝戦なので、必ず試合終了後にメインスタンドに上って表彰される。メダルはベンチ入り選手全員に掛けられる。
そこで山本キャプテンだけが表彰状と記念品を貰うか、次々と盾やら杯やら貰ってお立ち台の上でカップを会場に掲げるか(その役は川村優理選手しかイメージにはないのだが)、そこが大きな違いとなる。

その後、各チームが記念撮影をして、各ゴール裏へ。
引退や退任する選手・監督の胴上げなんかが行なわれる場合もある。
まあ、是非、勝って口木未来選手の小さな身体をサポーターの前で胴上げしたいところではある。




まあ、ともかく、「元旦国立」(←たぶん全女は午前中だからギリギリ言葉としては成立するんじゃなかろうか?)を楽しいもうとしたら、

1)チケットの確保
2)交通手段の確保
3)青山門、たぶん9:30には開門?
※ 試合終了後に選手に渡す(というか投げ入れる)お年玉代わりのプレゼント ← 口木未来選手に試合会場で渡せるのはこれが最後ね

これが大事。快晴の国立で1年で日本中で一番早い公式戦勝利を味わえたら良いね。

全女とスポンサー

2011-12-28 02:00:33 | アルビレディース
アルビレックス新潟レディースが出場した全女の準決勝がBS-NHKで生放送された。
平日での放送だったが、年末にはゴールデンタイムに再放送される。
さらに決勝戦に進出したので、元日の午前中に生放送される。
BS-NHKなので、島嶼部も含む全国(+実は韓国・台湾でも受信可能)で見られることになる。

チーム設立以来のユニフォームスポンサーである「亀田製菓」さんと「新潟日報」さんにはこの広告価値をお金に換算すればかなりの恩返しになったんじゃないだろうか。
また、「コロナ」は本当にスポンサーになって運が良いなと思った。
試合中、かなりアップで選手を抜いていたが、肩の「コロナ」はかなり目立っていたからね。
これだけCMを打とうものならいくら掛かるかわからない。

残念なのは背中スポンサーが空いていたことで、ここもかなりTVに映っていたので、運のある会社がここにスポンサーとしてど~んと会社名でも商品名でも入れておけば良い宣伝になったのにね。

まあ、これが最後というわけではないだろうから、各社の宣伝広報担当の人はちょっと次年度の予算に組み込めるかどうか考えてみても良いんじゃなかろうか。
TVCMだと思えばお得でっせ。

2011全女 準決勝 日テレ戦

2011-12-27 22:29:02 | アルビレディース


2011全日本女子サッカー選手権 準決勝 2011年12月27日 11:04K.O
東京都・国立霞ヶ丘競技場(2,866人)快晴 弱風 芝良 主審 山岸佐知子

アルビレックス新潟レディース 2-1(0-0、2-1) 日テレ・ベレーザ

51分 阪口夢穂、60分 川村優理、78分 失点



[日テレ・ベレーザ]

-------松林-------↓
-村松-岩清水--長船-小林海-
-------中里-------
-岩渕--原---伊藤--木龍-
-------永里-------

SUB:GK曽山、DF須藤、MF有吉、MF小林弥、FW田中

監督:野田朱美

55分 小林海青→有吉
65分 永里→小林弥
87分 中里→田中







[アルビレックス新潟レディース]

-------菅澤-------
-上辻---上尾野辺---佐伯-
-----阪口--川村-----
-山本--東山--中村楓-口木-
-------大友-------↑

SUB:GK諏訪、MF斎藤、MF児玉、FW大石、FW平井

監督:奥山達之

90分 佐伯→大石


レフリーは問題なさそうだ。ラッキー。



















入場曲がちょっと不満。両チーム選手・審判団の入場。






4分遅れ。前半、キックオフ。


よく耐えしのいで前半を0-0で折り返す。








両チーム、HT後のメンバー変更は無し。後半スタート。


最後、ちょっとわかりづらかったけど、勝ったようだ。
マスコミは日テレ・ベレーザの岩渕のゴールの絵が欲しかったのだろう。
パーフェクトにアルビゴール裏に固まっていた。


ということで、こちらの方は放送用のカメラ1台しかない。
喜びのシーンを捉えた希少なカメラとなった。


やはり、前半を無失点で抑えたことが大きい。風が余り強くなかったのでエンドはあまり関係なさそうだった。





勝者と敗者。日テレ・ベレーザ側には1人のカメラマンもいなくなり、全てのカメラマンがアルビ側にやってきた。マスコミってわかりやすいぞ。


国立でも普段どうりに態度LLだった優理。「たいへんよくできました。」


この試合の勝利の立役者の2人。
今回は大友選手が周りをぐいぐい引っ張っている感じがひしひしと感じる。
個人的にはこの大会のMVPは口木未来選手だと思う。



試合の方はBS‐NHKでも放送されているので、ちょっとだけ備忘録程度のメモ。

やはりこの大会で目立つのはリーグ戦で苦しんできた守備の部分。
特にCBの東山・中村楓両選手の危機回避能力が秀でている。
どちらかがチャレンジに行けばどちらかがカバーに付く。こんな単純なことだが、この2人だと4手先まで見えているので相手の先に入ることができる。
まあ、天才と秀才がコンビを組んだらこんなもんだいって言っているようだ。

このCB2人の守備範囲が広いので、GK大友選手は裏をカバーしやすくなり、そのおかげで両SBの山本・口木選手が相手のサイドの選手に正面から向かいやすくなっている。
この試合は日テレ・ベレーザの自慢の両サイドである岩渕と木龍をこのSB2人が抑え込んだことが勝因なのだが、それを可能にしているのは東山・中村楓のCBコンビだ。
ちなみに中村楓選手は「本来のSBからのコンバート」などと書かれている新聞などがあるが、あれはいかがなものか。むしろSBへのコンバートなわけで、中村楓選手はパスの得意な典型的な守備的MFであるのを、あえてSBで使っていたわけで、CBは入団した時からやっているポジションで急造などではない。SBは急造って言われてもしょうがない感じだけど。

あれだけチームの守備が連動していると選手を代えづらいところなんだけど、毎度毎度途中出場している大石選手はすごいと思う。流れを切ってしまったら時間的にアウトになってしまうので本当にこういう経験豊かなベテランがいてくれてよかったと思った。
チーム最年少の若手である児玉桂子選手が今回ベンチ入りしているが、こういうシーンをじかに見れるのは貴重な経験なので、ぜひ今後に活かしてほしいし、もし決勝で出番があったら流れを切らないプレーをしてほしいな。最後の切り札ではあるので。


最後に、今回の全日本女子サッカー選手権でアルビレックス新潟レディースは決勝に進んだわけだが、急に強くなったような論調があるのだけど、1年間を通して見てきたサポーターはわかるだろうが、やろうとしていることは何ら変わってはいない。多少の戦術変更はあるが。
試行錯誤してようやくチームが完成してきたような気がする。もうあとシーズンは1試合になってしまったが。
仕上がりが遅いのは毎年のことだが、今年は特にリーグ後半戦が迷走状態になってこれまでかと思ったので、ここで最初にやりたかったことができるようになったのは大きい。
控え選手も含めてこのメンバー全員がアルビレックス新潟レディースの選手でいられるのもあと5日。
今年のチームの究極体を見せてもらいたい。