ほっかも!!
ゴールキーパー北野貴之のつれづれ日記
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お盆  


こんばんは!
お盆という日を、海の島で過ごし、はじめての土地で過ごすお盆。

その土地、その土地での、文化を感じながらお盆を過ごしています。

朝、9時から限界集落の中にある1店舗のお店。
お店に招待されてバーベキュー。
いつもの、おばちゃんと、漁師の方と用意をしながら、11時から21時までバーベキュー。
11時〜16時までは、外でバーベキュー。
16時〜21時までは、室内でバーベキュー。

こんな長いバーベキューは、はじめてだけど、いろんな会話がでてきます。

もう、認知症が始まるおばあちゃんからでる、深い言葉。
「健康だったらなんでもできる。」
「健康だったらなんでもできる。」
この繰り返し言われる言葉に深みを感じていました。
今、とくになにかの道があるわけでない自分にとって、身に染みる言葉でありました。
おばあちゃんありがとう。
そして、ご飯をつくって出せば、ただの卵焼きかもしれないけど
「おそろしくうまいなっ」
「おそろしく、うまいな〜」

味を分かってるか、分かってないかは、そこは分からないけど、この言葉を言われて嬉しくないわけがないです。

何度も何度も言われました。
そのたんびに、おばあちゃんの肩を触りながら
「ありがとうねっ!おばあちゃん」
「ありがとうねっ!おばあちゃん」と声をかけて、心が温まったり。

毎日、同じことを聞かれては、おばあちゃんが………すぐにもの忘れるんだと言うんだけど。
忘れるたんびに言うから大丈夫だよっ!っていうとお前さんはどこの子だ?
毎日同じことの繰り返しだけど、笑顔で優しく返すと、おばあちゃんは、ときに頭をなぜます。
この優しくて、温かい手、どんな年になっても忘れてはいけないなと。

5歳の女の子がきて、バーベキュー中に、散歩いこうと誘ってきました。
海岸線を歩く前に、「手、おいで」と声をかけると、「うん!」
手を繋ぎながら海岸線の防波堤までお散歩。
帰りには、「おんぶか抱っこしようか?」いうと、「抱っこがいい。」ニコッと。

こんな、心。
どんなに年を重ねて、どんなに大人になっても、今37歳ですが……どんなに色んなことを経験しても、大人の立場になっても、いつも心の中の行動を素直に表して、その行動で人に幸せを、素直に伝え与えられる人でありたいなと。

認知者のおばあちゃんに会えるのが楽しみで、素直のまま全てをだし、表情に表す5歳の心。
本当に素敵でした。

まだ、1つ。
限界集落のたった1店舗しかないお店の、あいこ姉さん72歳の名言もあります。

「おかってと、トイレは女の身だしなみ」

いつも、素晴らしいお言葉、ありがとうございます。


海の島で過ごす、サマーライフ。
明日は、お盆最終日。
どこからでも、ご先祖様に感謝の心を忘れず、手を合わしたいなと思います。








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