親身

　　　　　　
　　　　

水回りリフォーム完了♪
予定していた工程より約1週間短縮した形で終わりました。

今回の工事は、仮の住まいで生活されていた御客様への報告を兼ねた内容だったので、少し説明に近い文面だった事と思います。
これで御自宅に対する愛着が、より強くなってくれる事を祈ります。


改修工事を相談される場合、いつも私が念頭に置いていることは「自分の家族がこの環境で生活するとしたら・・・」です。
工事の内容や掛る費用を過剰に大きくするのではなく、「ここはこのままではマズイだろう」と言う部分を的確に処置して行きたい。

どんな方でも住まいに掛る費用はなるだけ抑えたい訳ですが、かと言って生活しているだけで心や体を蝕むような状況は改善したいはず。
住まいに掛る費用を大幅に捻出した結果、食生活が貧しくなったり、身だしなみも整わなくなったのでは問題がありますよね。

「こんな環境では、自分の親は住ませられない」
「この部屋の環境で生活するには兄弟が可哀想だ」
「この家の耐震状況で、大きな地震でも来たら子供達はどうなるのか・・・」

あまり口には出しませんが、工事内容の選考基準ではこのような事を参考にしています。

勿論、そこで長く生活していた人の意見と言うのは、そこに住んでいる人にしか分からないので最大限尊重しますが、ある程度の不便と言うのが家族間に良い影響を及ぼしている事も否定できない場合もあります。

本当の意味で「親身になる」というのは、親族の身になると言うことなのではないかと思います。

優しい言葉ばかりでなく、時には厳しい選択も投げかけ、それでも出した答えを一緒に受け止める。
工事を通して、一人でも多くの身内ができる事を望みます。


短い間でしたが、お世話になりました！！
ありがとうございました♪



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