今日は休日だったんですが、所要があったので作業場に来ました。
せっかくの休みだったので、こどもを連れて来たんですが「ひみつ基地みたいだ!」と大興奮でした
住居とは違う建物のカテゴリーに「作業場」と言うものが、まだない年頃の子にとっては新鮮かもしれないですね
「お父さん大工さんなのに、看板になんでお店って書いてあるの?」
単純な質問ですが、我々工務店が「お店」であるということをもう少し世の中に認知されなくてはいけない部分であることを指していると思います。
ものを作る人は確かに「職人」です。
大工さんも間違いなく職人さんでしょう。
しかし、「ものを作る」という商品をお客さんが購入してくれなくては、つくる機会も与えられないわけです。
「良いものを作る」と言う「良い」が作り手側のエゴの押し売りでは、購入してからもどこか不満が出ます。
良品が数多く揃うお店であっても、高圧的な接客態度だったらそもそも買う気も失せます。
粗悪品の安売りは問題外・・・
結局どのような商品を扱い、どのように接客し、幾らの値段を付けるのか、それはお店それぞれの考え方ですし、売る商品が変わっても根底は同じだと思います。
帰り際、「俺も大工さんになろっかな~」と。
工務店で「建築工事」を購入するという選択肢を、こども達が大きくなるまで維持できるかどうか。
ここからの10年が重要かな~
家を建てる、治すという行為を請け負う業種は、より多様化していく気がします。