長崎は著名な観光地だし、山口からそう遠いわけでもないので、周囲の知人はほとんど一度は行ったことがあります。
でも私はたまたま一度もなかった。
もともと洋館大好きなので行っててもおかしくないんだけど、不思議と行く機会がないままでした。
今回つくづく思ったこと、それは「今まで行かなくてよかった。今初めて行ってよかった」ということでした。
なぜなら、150~160年前に長崎を訪れた人たちに興味を持ってから行ったので、彼らの心境をわずかながらでも想像することができたからです。
長崎は今も異国だった。
・・・のです!
今、私たちは映像などを通して、頭では「知っている」。
それですら、目にする「当たり前のように同居している異国」のカルチャーショックを感じました!
ということは、160年前の彼らが受けたショックはどれほど大きかったか。
西洋と中国が流れ込んでくる、このおもちゃ箱のような美しい街で、彼らも「龍馬伝」の龍馬と同じように、思わず口を開けて街を見回たに違いない。
「なんじゃこりゃ」
「まるで異国じゃねーか」
と、遊園地で迷子になった子供のようにうろついたに違いない。
見知らぬ食べ物をおっかなびっくり食べて「美味い!」と盛り上がったに違いない。
私は、彼らと同じ海を見、同じ坂を登り、同じ寺社を歩きました。
それがすごくうれしかった。彼らと同じ場所に自分がいるという実感がありました。
今、そんな気持ちになれる街はあまりないと思います。
私にとっては、萩と長崎かな。
京都は好きだけど、もう変わりすぎて、残念ながら私にはそういう気持ちにはなれないのです。
以下、写真ウジャウジャ。
丸山花月
丸山花月。「龍馬伝」で麻雀のシーンに使われていた、日本初の「洋室」ですが、ほぼ華風ですねー。
孔子廟の見事な屋根
西洋館、唐人系が同居する風景
こちらも完全に中華。
銭湯に中国語が…
駐輪禁止の市の貼り紙が中国語!
祀られているのは「媽祖様(まそさま)」。航海の守り神だから、海軍伝習生も行ったかもしれない。きっと行ったと思う!
こんなくぐり口のデザインなんて、もう全く日本じゃないって。
夕暮れのオランダ坂
出島とグラバー園の西洋館たち
若い彼らもきっと魅了されたであろう、異国が同居する街、長崎です。
私は松岡磐吉のファンだから、こんなこともふと思った。
彼は若い晩年を獄中で過ごし、そこで亡くなりました。
その無聊の日々に、誰かが「長崎では…」と言ったら、その地名をどれほどの思いをもって聞いただろうかと。
もう二度と行くことのないその地は、くさい言い方をすれば、彼が青春の日々を過ごした地。
未来がどうなるかなんて思いもせず、ひたすらに新しい知識を吸収した日々です。
胸が痛くなるような懐かしさや愛おしさをもってその地名を聞いたのではないでしょうか。
・・ま、結局松岡に行き着くのねアタシ( ^ω^)・・・
いやーもう長崎ええですよーーー。住みたいわー ←
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でも私はたまたま一度もなかった。
もともと洋館大好きなので行っててもおかしくないんだけど、不思議と行く機会がないままでした。
今回つくづく思ったこと、それは「今まで行かなくてよかった。今初めて行ってよかった」ということでした。
なぜなら、150~160年前に長崎を訪れた人たちに興味を持ってから行ったので、彼らの心境をわずかながらでも想像することができたからです。
長崎は今も異国だった。
・・・のです!
今、私たちは映像などを通して、頭では「知っている」。
それですら、目にする「当たり前のように同居している異国」のカルチャーショックを感じました!
ということは、160年前の彼らが受けたショックはどれほど大きかったか。
西洋と中国が流れ込んでくる、このおもちゃ箱のような美しい街で、彼らも「龍馬伝」の龍馬と同じように、思わず口を開けて街を見回たに違いない。
「なんじゃこりゃ」
「まるで異国じゃねーか」
と、遊園地で迷子になった子供のようにうろついたに違いない。
見知らぬ食べ物をおっかなびっくり食べて「美味い!」と盛り上がったに違いない。
私は、彼らと同じ海を見、同じ坂を登り、同じ寺社を歩きました。
それがすごくうれしかった。彼らと同じ場所に自分がいるという実感がありました。
今、そんな気持ちになれる街はあまりないと思います。
私にとっては、萩と長崎かな。
京都は好きだけど、もう変わりすぎて、残念ながら私にはそういう気持ちにはなれないのです。
以下、写真ウジャウジャ。
丸山花月
丸山花月。「龍馬伝」で麻雀のシーンに使われていた、日本初の「洋室」ですが、ほぼ華風ですねー。
孔子廟の見事な屋根
西洋館、唐人系が同居する風景
こちらも完全に中華。
銭湯に中国語が…
駐輪禁止の市の貼り紙が中国語!
祀られているのは「媽祖様(まそさま)」。航海の守り神だから、海軍伝習生も行ったかもしれない。きっと行ったと思う!
こんなくぐり口のデザインなんて、もう全く日本じゃないって。
夕暮れのオランダ坂
出島とグラバー園の西洋館たち
若い彼らもきっと魅了されたであろう、異国が同居する街、長崎です。
私は松岡磐吉のファンだから、こんなこともふと思った。
彼は若い晩年を獄中で過ごし、そこで亡くなりました。
その無聊の日々に、誰かが「長崎では…」と言ったら、その地名をどれほどの思いをもって聞いただろうかと。
もう二度と行くことのないその地は、くさい言い方をすれば、彼が青春の日々を過ごした地。
未来がどうなるかなんて思いもせず、ひたすらに新しい知識を吸収した日々です。
胸が痛くなるような懐かしさや愛おしさをもってその地名を聞いたのではないでしょうか。
・・ま、結局松岡に行き着くのねアタシ( ^ω^)・・・
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