福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

ヴォツェック 千秋楽

2014-04-14 00:08:48 | コンサート


新国立劇場の「ヴォツェック」千秋楽。素晴らしかった!

歌手、オーケストラ、コーラス、演出、舞台すべてが絡み合い、高め合った渾身のパフォーマンス。

「死の都」に引き続き、レベルが高い。例えば、ウィーン国立歌劇場とて、本当に凄いのは年に数公演。大半の上演が平凡だったり、時には学芸会レベルのことを思えば、我らの新国立劇場の水準の高さは誇れるものだと思われる。

病み上がりで、詳細を記すエネルギーがないため、とにかく、良かったことだけでも伝えておく。

申し訳ないが、明日の仕事のため、今宵はこれにて就寝させて頂く。色々書きたい想いはあるので、機会を改めたいのだが、次々にこなすべき課題の待ち受けているため、お約束できないことが無念である。
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花を咲かせぬ山桜

2014-04-12 14:04:01 | 日記
ようやく、体調も落ち着いてきたところで、一念発起し布団を干すことにした。

一念発起といえば、大袈裟に聞こえるかも知れないが、我が家は予算の都合で二階のベランダ設置を諦めたため、一階のデッキに干さなければならない。これが、結構面倒臭いのだ。

デッキの手摺に布団を掛けながら、しみじみと見上げるは庭の山桜。ああ、お前は今年も花を咲かせなかったな。震災の前年に植えたものだから、4度目の春。まだ一輪も花を付けなていない。

花を咲かせないなんて、何だか、我が人生のようで悲しいが、ただの樹でしかない山桜を愛しく思えるほど人間の出来ていない自分が情けなく、しかし、健気に葉を茂らせている姿に愛おしさを全く感じないわけでもない。

そろそろ、別の木に植え替えようか? と悩んだりしながらも、結局、このまま[ま、来年の春を迎えるのかな。

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事務連絡も兼ねて

2014-04-12 06:55:29 | コーラス、オーケストラ
本日の「マタイ受難曲を歌いましょう」厚木支部のレッスンはお休みとなりました。
火曜日より体調が下降気味で微熱が続いておりましたが、今朝になって熱が上がってしまいました。団員の皆さんには申し訳ありません。

ただ、発熱のお陰で、くすぶっていた毒素が燃えたのか、咳が止まるなど、身体そのものは楽になりましたので、ご心配なきようお願いします。

取り急ぎ、お詫びとご連絡まで。

なお、ヴォイス2001の団員のみ、湘南合唱祭に向けての自主練習があるとのこと。
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双子のスタインウェイ

2014-04-09 21:46:59 | コーラス、オーケストラ


今宵は、長岡リリックホールにて、ステージ稽古。スタインウェイのコンサート・グランド2台とは贅沢!

練習するのは、三善晃先生編曲の「唱歌の四季」。来る5月25日に開催される「花いっぱい音楽祭」は、かつて長岡リリックホールの芸術顧問を務められた三善晃先生に捧げられますが、長岡混声合唱団は、この作品をもって、三善晃先生への感謝を歌うのです。

朧月夜、茶摘、紅葉、雪、夕焼小焼

日毎失われてゆく、美しい日本の原風景に寄せた三善先生ならではのオマージュ。編曲という枠を超越したファンタジー。

長岡リリックホールの2台のスタインウェイは、三善晃先生が自ら選定したという銘器。レッスン前に、我が拙い腕前で奏でてみましたが、同じモデルなのに、全く個性の異なるのが実に素敵です。
向かって左には高音に煌めきと華やぎがあり、向かって右は深々とした低音に秀でた落ち着いた音。この2台が合わさると、妙なる化学変化が起こり1+1=2に留まらず、4にも5にもなるのだから、本当に不思議です。恐らくは三善晃先生もそれをご存知の上で、或いは期待をして、この2台を選ばれたのだと思います。

5月25日、この2台のスタインウェイの響きが天国の三善晃先生に届きますように!





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さあ、始めるか!

2014-04-08 08:56:12 | レコード、オーディオ


さあ、始めるか!
手付かずだったゲラのチェック。

心のチャンネルを切り替えていこう。
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スウィングロビン 良い感じ!

2014-04-07 23:44:50 | コーラス、オーケストラ
12月21日にコンサートを控えたスウィングロビンは、昨日の8時間集中レッスンに引き続き、今宵も2時間45分レッスン。

やはり、2日続けると効果がありますね。声の出がまるで違うし、昨日取り組んだ課題を定着させることができたのは良かった。12月までに、どれだけ成長してくれるか楽しみ。
12月21日、杜のホールはしもとに於けるスウィングロビンのコンサート。10月26日、名古屋のブルックナー8同様、宜しくお願いします!

ところで、今夜は「ラインの黄金」の2日目。レッスンの休憩時間にも、どんなパフォーマンスだろうかと気にしていたものだが、終演後の友人・知人達の評判は芳しくないようで・・。土曜日のあの奇跡的な出来栄えを思えば、俄かは信じられないところ・・・。一体何があったのか?
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素晴らしかった「ラインの黄金」

2014-04-06 01:41:56 | コンサート
ヤノフスキの「ラインの黄金」素晴らしかった。

オケも歌手も指揮も、文句なし。

歌手別の感想などもあるのですが、今は、それをここに書く、時間的、精神的な余裕がないため、素晴らしかったとだけ報告しておきます。
これほど質の高い公演は、ドイツの歌劇場に通ってもなかなか出会えないものだと思います。

僕にとってのサプライズは、コンマスがライナー・キュッヒルだったこと。
事前に調べていれば分かったのでしょうが、舞台袖からその姿が現れて、ビックリしました。
N響の音がいつもと違って聞こえたのは、ヤノフスキの指揮のせいばかりではないでしょう。
キュッヒルの弓捌きを観るだけでも、感動的なコンサートではありました。

短文で申し訳ありません。

明日は、12月にコンサートを控えたスウィングロビンの1日合宿。
体力温存のため、そろそろ休みたいと思います・・・。
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ラインの黄金なのだ

2014-04-05 14:07:52 | コンサート


やって参りました。
上野は東京文化会館大ホール。
今日の演目は、ワーグナー「ラインの黄金」演奏会形式。ヤノフスキ&N響です。

演奏会形式の「ラインの黄金」といえば、30余年昔の朝比奈&新日本フィルを思い出します。会場も同じ東京文化会館。
音大生だった私は、えらく感動したものです。あの凄さは、後に山野楽器からリリースされたCDには入っていません。



人生初のクラシック演奏会に於けるEチケット。他人から譲り受けたものなので、少々不安でしたが、無事発券されました。ホッとしています。



上野公園は物凄い人出。
花見のできる今シーズン最後の週末なのですね。

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大須の大当たり!

2014-04-03 16:51:37 | レコード、オーディオ


HARRY JAMES AND HIS BIG BAND / STILL HARRY AFTER ALL THESE YEARS

Label: Sheffield Lab ‎LAB 11
Format: Vinyl, LP, Album
Country: US
Released: 1979
Genre: Jazz
Style: Big Band, Swing

A1 Caravan
A2 Satin Doll
A3 Roll 'Em
A4 Sanford And Son
A5 Moonglow / Theme From "Picnic"
B1 Take The "A" Train
B2 Undecided
B3 Ciao
B4 Dance
B5 Help Me Make It Through The Night

愛知祝祭管レッスンの翌日、訪ねた大須ハイファイ堂レコード店での最大の収穫は、クラシックではなく、これだったかも。
ハリー・ジェイムスと彼のビッグバンド!
リズムに人間の根源的な躍動感があって、フレーズに悲哀が宿って、アンサンブルは寛ぎつつも緊張感があって。
紛うことなき、本物の音楽。
シェフィールド・ラボの録音も最高水準で盤質も重厚。

また、新しい趣味が増えちゃった、ということは出費も増えちゃうんだなぁ。



アバド&ロンドン響のストラヴィンスキー バレエ音楽集
Made In West Germany 4 LP # DG 2740 257

「火の鳥」組曲
「ペトルーシュカ」
「カルタ遊び」
「春の祭典」
「プルチネッラ」


まずは「春の祭典」を聴いたけれど、これも、抜群に良い!
抜群の切れ味と、これがアバドか? と思わせるほどの凶暴ぶり。
それでいて、洗練されているのだから、鬼に金棒。
1975年録音。
この4LP boxは82年頃の発売(ベトルーシュカが1980年デジタル録音)ということは、「春の祭典」はオリジナルのプレスではないのか。
これでも十二分に凄い音だが、オリジナルにも興味津々。

残るレコードでは、サヴァリッシュのブルックナー6には失望。
以前CDで聴いた悪い印象は、LPでも覆らず。
パニアグアの「タランテラ」も、昔、古楽を聴き始めた頃のワクワク感はなかった・・・。
今聴くと、お遊びに思えてしまうところもあって・・・。
ヘレヴェッヘの「聖母マリアの夕べの祈り」は大作ゆえに未聴。
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福島章恭 ブルックナープロジェクト vol.1 情報

2014-04-01 10:37:12 | コーラス、オーケストラ
  

ブルックナー・プロジェクトに向けた愛知祝祭管弦楽団との船出も順調だったと言うことで、ここに演奏会情報を掲載します。


愛知祝祭管弦楽団 福島章恭ブルックナー・プロジェクトvol.1

ワーグナー 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
J.S.バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
ブルックナー 交響曲第8番ハ短調〔ハース版〕

ヴァイオリン: 古井 麻美子, 清水 里佳子

指 揮 福島 章恭
愛知県祝祭管弦楽団

平成26年 10月26日(日)
開演 13:30 (開場 13:00)

指定席 2,000円(1,2階) 自由席 1,500円(3階)

愛知県芸術劇場コンサートホール
http://www.aac.pref.aichi.jp/gekijyo/c_hole.html

お問い合わせ
愛知祝祭管弦楽団/スタジオ・フォンテーヌ 佐藤悦雄 090-7851-7303


チケットは早くも好評発売中です!
1,2階席は全席指定です。
もちろん、まだお席に余裕はございますが、満席が予想されますので、お好みのお席のある場合は早めにお買い求めください。
また、福島章恭関連の合唱団員の方には、各コーラスでのまとめてのお取り扱いも予定しています。

アイ・チケット
http://clanago.com/i-tickethttps://yyk1.ka-ruku.com/i-ticket/

チケットぴあ
http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1400819

愛知芸術文化センタープレイガイド
http://www.aac.pref.aichi.jp/facility/playguide.html

ヤマハプレイガイド
http://www.yamahamusic.jp/shop/nagoya/p/playguide
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