空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

9月中旬:広島旅行(因島・鞆の浦)

2012-09-20 21:38:41 | 日々の物事
金土日に、広島に行ってきました。

広島には、ずっと前に行った事があります。
そのとき行ったのは、原爆ドーム、厳島神社、、、だったかな。
同行の友人も、2度目以降の広島。

なので今回は、行った事のない場所に行ってきました。

そうそう、いま広島では、有吉さんが観光大使で観光キャンペーンをしているようです。

「おしい!広島県」
http://oc-h.jp/
http://oc-h.jp/about/index.html
広島のあちこちで、ポスターや等身大のパネルを見かけました。
”おしい!”なので、ほめつつも残念な箇所を打ち出す方針で、残念な箇所といえけなしてはいけず面白さをついたポイントをつかなければいけない。考えてみるとずいぶん高度な観光方針。
サイトの中には、"おしい!名鑑X"、"おしい!プロジェクト"など。"マンスリーベストおしい!"は打ち切りになったようです。どうどう見せてる感じ、よいっすね。


さて、出発は、金曜の朝。
朝7時前の新幹線にのって、着いたのは11時過ぎ。
福山駅の近くで、広島に住んでいる友人とお茶をしたあと、広島市へ向います。
この日の夜は、マツダスタジアムで広島カープと中日ドラゴンズの試合観戦。


2日目は、尾道からスタート。
広島県の尾道と愛媛県の今治の間は、6つの島が9本の橋で結ばれていて、スタートからゴールまでの約60kmの道は、しまなみ海道と呼ばれているようです。会社の自転車好きの人たちから、行ってきたーという話を聞きました。
しまなみ海道の島々を巡ってみるのも楽しそうだけど、今回行くのはほぼ1島。

*島では、"おしい!しまなみ海道" のポスターを見ました。多島美とよばれる綺麗な島々、でも半分は愛媛県なのが、おしいポイントらしい。


↑尾道。川でなくて海です。向こう側は向島という、本土から数えて1つめの島。


↑尾道ラーメン。「喰海」というお店で食べました。背脂が浮いているんだけども、スープ自体はあっさりめ。ボリュームはいっぱいでした。



今回行ったのは、因島。本土から数えて2つめの島で、尾道から船で20、30分程度。
本数が実は少なくて、お昼食べてから船の時間を調べてみたら、1時間半ほど待つ事に。
その間、近辺ふらっとしたら、柑橘系のジェラート食べたり。

因島のある港に到着したあとは、レンタサイクル場所がある別の港に向かって歩いたのですが、、因島、ひろっ。
観光地図で見ると、島の中でとても近い位置にあるように見えるんですよね。でもなかなか着かない。
場所が初めてということや、荷物をかかえていたこと、とても暑かったこと、道に迷ったこともあるんだけど、目的地に着くまで、1時間ほど歩いたと思います。

まあ、何とか港を見つけて、レンタサイクルの貸し出し手続きを受けたら、民宿のある場所までサイクリングです。
上り坂はうわーって感じでしたが、車輪はすごいね。平地や下り坂はとても快適でした。


道の横には、海! 青い海、青い空です。



写真にうつっている端は、向島と因島を結ぶ、因島大橋。自転車で往復してきました。道が上下に2つあってね、上は車用、下は自転車と歩行者用になっています。海の上をこいでいるときの爽快感といったら!



民宿近くの、川が海に流れ込むあたりの河原というか砂浜というか・・のところ。
砂には穴がたくさん開いていて、シオマネキが地上に出ていました。ちょっと近寄ると、すぐに穴にひっこんでしまうんですよね。反応がにぶいものをつかまえてまじまじ見ましたが、かたっぽのハサミだけ、ずいぶんと大きい。

3日めは、朝早くに出島。



↑船乗り場待合室の、いたずら書き。「Q 愛とは何?」
Aの横には、うすい文字で書かれていました。「許し、受け入れること」

尾道まで戻ったら、電車とバスに乗って、鞆の浦へ。
ここにも、"おしい!鞆の浦"ポスターがありました。見所もいっぱい、坂本龍馬ゆかりの港町。でも読み方が分からない・・・なのがおしいポイントのようです。確かに私も分かりませんでした、鞆の浦(とものうら)。

坂本龍馬がいろは丸事件の交渉の際に滞在していたようで、ゆかりとされる場所が町にちらほら。
昔な街並みが残っていて、港なので船もちらほらあって、素敵な町でした。


また、宮崎駿が「崖の上のポニョ」の構想を練る際に滞在し、映画の舞台といわれることもあり、町のお店や道ばたに、ポニョのポスターや小物もちらほら。


そのほか、町の中のところどころに、現代アートのオブジェがありました。


↑昔、朝鮮通信使が立ち寄った場所でもあるようで、それにちなんだアート企画によるものらしいです。楽しいね。

「ふくやまアート・ウォーク2012」 鞆の浦 de ART ~朝鮮通信使なう。~

今回の心残りは、お好み焼きを食べられなかったことくらい。
景勝もラーメンも海の幸も、おいしくいただきました♪

「恐竜王国2012」と「元素のふしぎ」

2012-09-17 22:34:32 | 健康・科学, etc.
8月に行ってきた、特別展が2つ。

1つはこちら。

「恐竜王国2012」
 場所:幕張メッセ、
 期間:9月23日まで
 http://dino2012.com/

展示のみどころとしては、世界最大の羽毛恐竜らしい「ユティランティス」の化石標本の公開。
恐竜から鳥類へ、とは前から言われていることだし、羽毛を持った小型恐竜の標本やレプリカもだいぶ見かけるようになりましたが、今回はティラノサウルス類に属する大型の恐竜化石で、羽毛の痕跡が見つかったことが大きなトピックのようです。
恐竜→鳥類へのミッシングリンクを見つけたという進化の過程という位置づけでなく、恐竜には早めの時期から羽毛があったんじゃん!?ってことかしら。ざっくりとした理解ですが。
展示では、「ユティランティス」以外の羽毛恐竜の標本やレプリカのほか、今までトカゲのように示されていたティラノサウルスも羽毛をもった皮膚としてのレプリカが展示されるなど、ちょっと外見の印象が変わった形で示されていました。当時の標本っていうと、皮膚サンプルや毛の痕跡が残っている事ってほとんどなくて、まあ骨格化石の形で発見されるから、実際の皮膚がどんな触感だったとか色がどんなだったかって、ほとんどわからないんだよね。(いくつかは、体表の色まで分かる事もあるですよ。すごっ)。そんなことに、あらためて気づいてしまいます。

今年の新規トピックとしては上記の通りの羽毛恐竜ですが、それだけでないのはさすが恐竜王国。
幕張メッセのひろーい天井を思い切り使って、大型恐竜の全身骨格がたくさん展示されていました。
圧巻だよ。。。!

ティラノサウルスの目線の高さに立てる通路や、福井の恐竜博物館にいたような動くロボット、ティラノサウルスの視野の広さをモニターに再現するワークなど、その他のしかけもいろいろあって、楽しかったです。

もう1つは、こちら。

「元素のふしぎ ~世界は元素でできている~」
 場所:国立科学博物館(東京・上野公園)
 期間:10月8日まで
 http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2012/genso/

元素っていうと、あれです。高校の化学で、「すいへいりーべ、ぼくのふね~」と覚えたやつ。
水素とか酸素とか鉄とかナトリウムとか、そんなやつです。

ここ1・2年(?)は、「世界で一番美しい元素図鑑」(創元社)が書店のコーナーで話題になっていることもあって、一般的にもなじみはあるのかな?と思うけど、「元素」っていう言葉は普段の生活で目にしないし、恐竜のようにイメージしやすいものでもない。
テーマがテーマなもんで、どう見せるのかな?と気になっていたのです。

展示の構成としては、最初に元素ってなーに、元素ってどんなふうに発見されたの?っていう展示のあと、118個の元素1つひとつを紹介する展示があって、最後は最近発見された元素や産業とかかわりのある元素について扱って、フィニッシュ。

118個の元素紹介の部分は、元素番号順にパネルの説明文のほかにそのものの実物やそれが使われている物や製品が置かれていて、元素図鑑が3次元になったものを見ているような気分。
1つひとつの紹介とは別に、ある性質に焦点をあてて比較した展示。たとえば、あるコーナーでは、いろんな宝石を展示しています。色の違う宝石の主成分が同じで、微量に含まれている元素によって色が異なってくるというあたりは、おもしろいなと思いました。ルビーもサファイヤも、化学式で見ると酸化アルミニウム♪
あとは、すごく純度の高いシリコンの巨大結晶が置いてあったり、超強力磁石であるネオジム磁石の強さを実感してみようコーナーがあったりなど。
周期表も終わりのほうは、放射性元素が多くてパネルのみの展示が増えてきます。性質もまだまだわかっていないものが多く、用途についても「研究上の興味だけで用途はない」と言い切っているものが多数。見つかりはしたけどまだ名前を決めていないものもありました。

工夫はいっぱいあるものの、恐竜とか宇宙とかの展示に比べれば、やっぱり地味になるのは仕方ないよね。大迫力というよりは細かに凝っているところが多くて、1つひとつ読んでいたら、全部見るのに3時間かかっていました。足がつかれたー。

なお、この展示で一番好きだったのは、導入部分。いきなり宇宙誕生のときのことから始まります。宇宙をつくる元素、地球をつくる元素、、、と超巨大なスケールから少しずつスケールダウンしていって、最後は人間のからだをつくる元素、植物をつくる元素と身近なところに落ち着きます。この流れがあるからこそ、展示テーマ「世界は元素でできている」に納得できて、あとの展示が楽しくなるわけです♪

「恐竜王国2012」と「元素のふしぎ」、どちらもまだ開催中の、気が向いたときにおすすめの展示でした☆

シャボンだまとんだ。

2012-08-29 23:19:15 | 日々の物事
この夏は、ずいぶん日焼けしてしまいました。
半袖着てたからなあ。。。会社への行き帰りだけでなく、山行ったり海行ったりと外出する機会が多かったからというのも大きな要因ですが。

そんな8月後半ですが、この前も外遊び。
大学時代の友人らと原宿の百均でグッズを買い込んだら、代々木公園でバレーボール、フリスビー、水風船キャッチボール、シャボン玉遊び!
百均でシャボン玉は買っていたのですが、公園に行ったらしゃぼん玉おじさんが大きなシャボン玉を飛ばしていたので、遊ばせてもらいました。

※しゃぼん玉おじさんのブログ(http://yoyogishabondama.blogspot.jp/









光が当たって、きれいですね。膜が薄くなるにつれて、色が虹色から透明に近づいていくさまも、なかなか。


妖怪おばけ屋敷大博覧会2012@静岡

2012-08-21 23:10:07 | 旅行とか食べ物とか
1ヶ月遅れの更新ばっかなので、たまには近頃の話。

この前の土曜は、テレビ静岡主催の「妖怪おばけ屋敷大博覧会2012」(http://www.sut-tv.com/event/obake2012/)に行ってきました。
場所は静岡市のツインメッセ静岡、開催期間は8月19日までだったので、もう終わっちゃった。

妖怪話は好きだけど、おばけやホラーは嫌い、お化け屋敷は苦手。一緒に行った友人も怖いの嫌いなので、ある意味心強い(笑)

アトラクションは主に8つあるんですが、そのうち5つに行ってきました。

☆セッシャー1からくり迷路 ~妖怪を退治するでござる~
 子どもむけの、アスレチック系のところ。テレビ静岡のキャラクターがいっぱい出てきました。かわいい。

☆謎解きホラーゲーム「おばけトイレの秘密」(http://www.sut-tv.com/event/festival/post_46/
 リアル脱出ゲームをいろいろ開催している「SCRAP」が出しているイベント。行こうとなったきっかけ。
 途中、頭を悩ませましたが、無事ヒント無しで解決!でも、怖かった。。。ホラーゲームと書いていましたね、はい。

☆よしもと爆笑ホラーハウス「呪われた劇場おーこわっ」
 怖いのかギャグだけなのか判断できず、びくびくしながら進みましたが、よしもとらしいハウスでした。

☆恐怖のゴーストタウン
 ざ・おばけ屋敷、西洋バージョン。
 置物中心だったので、目の前にしてみればそこまでの恐怖では無いのですが、途中の通路で真っ暗な場所があり、2人揃ってなかなか前に進めず。結局、真っ暗な場所には何もなかったんですけどね。。

☆恐怖の第一トンネル
 イベント側が設定した恐怖レベルが最上級になっていまして、、、入るかどうかかなり迷いました。「ここに来て入らなかったら後悔するよ」というイベントの人の言葉と、4-8人のチームで入るという性質により、何とか決意。ただ、しんがりになった状態が怖かったため、「スタッフが後ろについてもOK」という言葉に甘えることに。いやはや、体験型って、、、2人だけだったら危険でした(笑)。

このほか、休憩スペース間近では、「妖怪パレード」として、テレビ静岡のキャラクターや猫娘っぽい女性や貞子さんが踊る時間帯があったり、サプライズイベントとしていきなり狐面の男性が音楽と一緒に踊っていたりで、愉快でした。
設置型の見せ物としては、精巧な妖怪造形の展示があったり、貞子の井戸というのがあったり、緑のおばけがいたり。
貞子さんって、いつの間にか、おばけとして確固たる地位を気づいていたんですね。映画効果、すごし。

なお、今回のお化け屋敷展で、いちばん心に残ったのは、スタッフの人が言っていた「平常心でいたら、まったく怖くないですよ~」という言葉(お化け屋敷の怖さを聞いたとき)。そりゃそうでしょうとも! 

7月中旬:福井・石川の旅その2

2012-08-16 21:58:42 | 旅行とか食べ物とか
気づいたら寝てて、気づいたら寝ててを繰り返して、夜は過ぎる。
あらら。

さて、北陸のたび3日目は、甘いものからでした。



自由が丘などでお店をひらいている著明なパティシエ、辻口博啓さんの美術館&カフェ、ルミュゼドゥアッシュ(http://www.kagaya.co.jp/le_musee_de_h/)に行ってきました。
海の見える席で、おいしいケーキ♪

その日は、和倉を離れて金沢市内へ。
金沢21世紀美術館(http://www.kanazawa21.jp/)へ。
楽しい展示から、不可思議な展示まで、いろいろでした。




この日の宿は、川のすぐそば。風情たっぷり!






夜ごはんは、自由軒というお店で「昔ながらのカツ丼」。卵が無くて、カツの上にキャベツとキュウリが乗っていて、ソースをかけて食べる。


最終日は、お茶屋の見学をしたり、東茶屋街の近辺を観光したり。この日も暑かった・・・


このあたり、土産物も金箔あれこれだったり油取り紙あったり和小物あったりお麩があったりと、いろいろ見ていて楽しい。
不室屋(http://www.fumuroya.co.jp/)の、麩焼きの中にすましやみそ汁の具材が入っているものは、買って帰ってながーく楽しめました♪

7月中旬:福井・石川の旅その1

2012-08-05 23:02:54 | 旅行とか食べ物とか
オリンピックで連日寝不足。
がっちり見ているというか、気づいたら寝てるんだけども。

さてさて、これも7月中旬。
福井・石川に行ってきました。

1日目。
朝の始発の東海道線で出発。静岡市で新幹線に乗り換えて、米原経由で福井駅へ行って、そこで友人らと集合。
1~3日目の足であるレンタカーを借りたら出発。

1日目の1つめの目的地は、福井県立恐竜博物館(http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/


動くティラノのレプリカや、大画面を使用した肉食恐竜VS草食恐竜の映像、そして、数々の骨格標本、化石標本。フクイラプトルやフクイサウルスなどの恐竜化石が見つかった福井県で、その地にふさわしい博物館ですね。
展示の説明はややマニアックな部分もふくみ、子ども向け・・・とは言いづらい部分もありますが、動いたり音が出たりなどの多彩な展示方法や、動物園にいるような空間の使い方に、すぐ近くにあって化石発掘体験などもできる「かつやま恐竜の森」と合わせ、教育施設としてもばっちりかと思います。

常設展示のほか、現在開催中の企画展「翼竜の謎 -恐竜が見あげた『竜』」も見てきました。
翼竜と恐竜、鳥類の違いや進化に伴う変化など、初公開の化石をおりまぜながら展示。
翼竜と恐竜は早い段階で分岐しているんだという話や、鳥類は恐竜から分岐しているけど翼竜から進化しているわけじゃないってこととか、詳しいことはよくわからなくなったけど、それでもへーと思う事がいろいろ。


今、横浜では「ヨコハマ2012 恐竜展 ~福井恐竜博物館コレクション~」(http://www.yokohama2012kyouryu.com/)が行われているみたいですね。私らが行ったのは、その開催開始の数日前。ただ、不自然な空白部分も無かったし「ただいま出張中」などの看板がかかったものも見受けられなかったので、おそらくは移動前だったのではないかと思っています。


1日目の2つめは、東尋坊。


ここ!すごく行きたかったのです。。。

人が入れるよう整備された崖ってあまりないし、景観もよく、サスペンスの王道ロケーション。
米澤穂信の「ボトルネック」(新潮社)にも出てくる場所。




◯◯の名所と言われてはいるけれど、観光客も多く、すぐ近くには飲食店も並んでいたりで、陰鬱な雰囲気は全くありません。そして、伊豆の城ヶ崎海岸と同様、崖っぷちのすぐ近くまで、自己責任で行ける。ので、寄ってみた。








崖の上からだけでなく、下までも降りれます。


岩の割れめを観察すると、フジツボがくっついていたり、カニがいたり。愉快。

この日は福井駅近辺で宿泊。

2日目は、福井県から石川県へ入り、そのまま能登半島ドライブ。

巌門に立寄。





世界一長いベンチ。確かに長く作ってあったけど。。。





千枚田。日本海に面した傾斜地に1004枚の棚田があるらしい。






この日は、和倉温泉に宿泊。塩濃度高めのとろっとした湯。よい湯でございました。

7月中旬の尾瀬たび2日目

2012-07-31 21:58:02 | 旅行とか食べ物とか
さて、2日目です。

朝7時くらいに山小屋を出発して、尾瀬沼まではやや登りの行程。


こちらは大きなカタツムリ。

弥四郎小屋に貼ってあったポスターには、これっぽいカタツムリが「森の主」として紹介されていました。

ずっと登りというわけではなく、こんなふうにひらけた場所も。


歩くこと2時間くらいで、尾瀬沼の西端、沼尻に到着。


沼だから水面が穏やかで、山の影がうつっています。

一休みしたら、尾瀬沼の南側をぐるりと回るルート。
ただ、沼と同じ高さで歩くのではなく、林に入って登ったり下ったりしながらのルート。

沼の近くだからか、林の中で、カエル何匹もと遭遇。かわいい。。。





同行の友人が、細く高い草の中に鳥を発見。

種は特定できず。細い草に、よくつかまってられるもんだ。

1時間ほど歩くと、沼の南端、三平下の分岐に。そこからは、大清水の登山口まで下りのルート、2時間ほど。


真白の色がとてもきれい。ギンリョウソウ(銀竜草)。ユウレイタケともいいます。ツツジ目。
調べてわかったけど、似た植物にギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)もあるみたいなので、その可能性も。
どちらにせよ、色からわかるように、緑色の葉をもたず、光合成はしません。菌類と共生している腐生植物。


ショウキラン(鍾馗蘭)。白っぽい茎にピンクの花の、こちらも腐生植物。ラン目ラン科。
ギンリョウソウは何度か見たけど、ショウキランを見たのは1度。
道の前方で立ち止まっている一行がいて、そのかたたちから名前を教えてもらいました。
尾瀬3日目で、ようやく出会えたって言ってました。鍾馗というのは神様の名前のようです。教えてもらってとてもラッキー。


斜面を登ろうとしている大きめのカエル。
滑り落ちながらもがんばってのぼってました。きゅんときますね。

三平下の分岐から1時間ほどで林道に出て、さらに1時間くらいで、大清水の登山口へ到着!


板の道は、湿地帯を人の足から守るためのもの。実際、多くの人が訪れる場所ではあるものの、とてもよく植物、環境が保護されているように感じました。また、今回行った尾瀬ケ原、尾瀬沼のほかにも、至仏山や燧ヶ岳など、いろんな山につながっている場所のようで。他のルートでも巡ってみたいなあ。。。

7月中旬の尾瀬たび1日目

2012-07-30 23:04:46 | 旅行とか食べ物とか


携帯の不携帯はしょっちゅうですが、今日は携帯を携帯先に忘れてきました。
まあ、何かが起きないかぎりはたいした問題ないのですが。

さて、7月も末ですが、ふりかえるのは夏の初めの7月中旬。

尾瀬(http://www.oze-fnd.or.jp/)に行ってきました。

ルートとしては、
1日目に鳩待峠から出発して、尾瀬ケ原へ。2日目は、山小屋から尾瀬沼のほうへ抜け、そこから大清水の登山口へと下って終わり。
ちなみに登山口までは、東京駅→上毛高原駅が新幹線1時間強、上毛高原駅→登山口が2時間ほどと、ちょっと遠め。
尾瀬内部のしっかり見たいしと、日曜月曜の2日を使って行ってきました♪。

出発は、鳩待峠の登山口から出発。
そこから尾瀬ヶ原の端、山の鼻までは、高度200mほどの下りのルートで、1時間くらい。
小雨が降っている中だったので、きつい斜面がなかったのはいいけど、すべりやすいので足下に注意。

で、尾瀬ケ原。


前にずっと続いていく木の板道、一面に広がる原、広い空。思い描いていた尾瀬の景色です。
緑の中に見える黄、赤、白は、尾瀬の植物(http://www.geocities.jp/mhnskow/situgen-hana2.html#nikoukisuge)。湿原植物、高山植物の、平地では珍しい植物もいっぱいなのです。



ニッコウキスゲ。
尾瀬の代表花。この花の見頃時は、人の数もすごいらしい。



ヒツジグサ。たぶん。
沼に浮いていました。



ウラジロヨウラク・・・というツツジ科の花かな、違うかな。


ワタスゲ。
白い綿のような花。
雨で濡れた犬の毛並みっぽくなっているけど、晴れてたらもっとふわふわしてるんでしょう。



オゼタイゲキ。たぶん。
葉のつきかたが面白い。


ミズバショウ。
花の時期は終わり、実がついています。ツキノワグマの食べものらしい。



モウセンゴケ。
窒素分を昆虫の捕食によって補う事ができる、食虫植物。
黄緑の丸を囲んだ赤いもしゃもしゃの先端から、粘液を出していて、それが昆虫を捕らえる。
最初に見た記憶、高校の部活で山に行ったとき。尾瀬で見られると知って、すごく会いたかった植物。


ナガバノモウセンゴケ。
最初に出会ったのは、こっち。
上の写真よりも、葉の部分が円というか楕円に近い形になっていて、そんなもんかしらと思っていたら、上とは近縁の別種みたい。寒いところに生息しているらしく、日本では北海道、本州以南では尾瀬にしか知られていないらしい。
尾瀬ケ原のあちらこちらで見られました。こんなに多く見たのは初めてだよ・・・!


ええと・・・カキツバタ?

雨上がりということもあり(関係なくいるのかもしれない)、それっぽい生き物も。


ヤマナメクジ。大きい。



なんだっけ、これ。
どっかで見た気もするが、どうにもわからない。

そうこうしている間に、宿泊の山小屋「弥四郎小屋」へ。
鳩待峠の登山口から尾瀬ケ原まで1時間、そこから小屋まで2時間くらい。

山小屋は、清潔感のある快適な場所でした。就寝・起床が早いこととお風呂でシャンプー石けん類の使用が不可だった以外は、通常の民宿同様の感じ。夜は、山小屋の明かりが点灯している状況下においても、星がとてもよく見られた。星座早見表、欲しいなあ。。。

7月頭の浜松旅行

2012-07-22 20:32:22 | 旅行とか食べ物とか
今度は7月頭の話。
親を地元から呼んで、一緒に浜松へ行ってきた。

に行ったのは2010年の12月 。

同じ静岡県内と行っても、住処は県の東側で神奈川県に近く、浜松は西側で愛知県に近い。
東京に行くのと同じだけの時間が浜松へ行くのにかかる(新幹線で1時間、ローカル線で2時間)といえば、距離感の度合いがわかるでしょか。ふふ、静岡ひろーい。


「浜名湖ガーデンパーク」
花がいっぱい。









「大草山」
かんざんじロープウェイで、浜名湖を見渡せる大草山の上まで。


「海」
海あり県の静岡ですが、浜名湖は、とても海に近い。




海水浴場らしいですが、海開き前だったのであちらこちらに枝などが溜まっています。海水浴場のまっさらな砂浜は、人の手がかかって整理されているんですね。



このほか、浜松市楽器博物館も世界各国の楽器があって◎。各所に楽器演奏時の映像や音を聞ける場所があって、耳と目で楽しむ博物館。

静岡県も、知った土地がだいぶ増えてきました。
日帰り・宿泊問わずに上げるなら、熱海、三島、沼津、修善寺、伊東、河津、下田、田子の浦、静岡、富士山、御殿場、朝霧高原、袋井、そして浜松。
1つの県内で、これだけ見るとこあるもんだ。日本全国、世界各国含めたら、行きたいところにきりはないが、できるだけ巡っていきたいもんです。

6月末の福岡旅行

2012-07-19 23:41:47 | 旅行とか食べ物とか


こちらは6月末の話。
友人の結婚式で、福岡に行ってきました。
せっかくの機会なので、1日半の平日休みを土日にくっつけて、3泊4日の福岡旅に。



上は、到着直後の博多のまちで、もつ鍋。上は火をつける前、下はいただきますの直前。




足をのばして柳川(http://www.yanagawa-net.com/)へ行ってきました。舟下りをゆるり楽しみました。通りの横から、両側に家のたつ場所、林にはさまれた場所、小さな橋の下。ヘビとカメとカモとカッパを見ました。












お昼はうなぎのせいろ蒸し。
柳川は、昔家族で来たことがあり、うなぎが好きでなかった当時の自分がうなぎ好きに変わった思い出の土地な。せいろで蒸したうなぎは、全てがやわらかくふんわりとしていて、たれもご飯に優しく染み通っていて、やっぱり好き。



お昼の時間をとうに越えていたため、川が見える窓際の席に座る事ができました。舟下り中の人と手をふりあってみたり。その後は、近辺のお散歩。北原白秋の記念館や、明治に建てられた柳川藩主の邸宅「御花」(http://www.ohana.co.jp/index.html)などぶらぶら。








もつ鍋の別日には、水炊きも食べました。




大学時代はほとんど行かなかった九州ですが、1年と半前に熊本・大分・福岡へ、半年前には佐賀・長崎へと、九州に行く事が増えました。人も食も場所も、好き。今度は九州の南部へも行きたいなあ。。。

6月中旬のクレマチスガーデン

2012-07-19 22:08:09 | 旅行とか食べ物とか


6月中旬の花の話。
クレマチスの丘(http://www.clematis-no-oka.co.jp/)に行ってきました。




クレマチスといっても、色も形もさまざま。








この時期だと、アジサイやバラも咲いてました。








クレマチスの丘にある「ヴァンジ彫刻庭園美術館」では、開館10周年の記念展「庭をめぐれば」が開催中。
館内では通常展示のヴァンジさんの彫刻のほか、花や虫、庭に関するさまざまなアーティストさんの絵や写真、置物などが、屋外では庭と同化したような置物から、妙に存在感のある置物などがありました。
8月末まで開催しているようなので、機会ありましたらぜひ☆

いっかげつ。

2012-07-01 21:31:51 | 日々の物事
あ。7月1日。
いっかげつたっちゃった。
かんたんに1かげつたっちゃうもんですね。
2012年になってからは、6かげつたっちゃいました。
あっというまに6かげつ。

先日、2年一緒に過ごしていたメダカが昇天しました。
2年前に10匹ほど譲ってもらい、少しずつ減っていって、そして誰もいなくなりました。
ポンプで循環させていた水音もやんだし、
背中の存在を気にすることもなくなったし、
メダカのサーカディアンリズムを心配することもなくなった。
家から帰ったときに水槽のほうを見る癖は残っていますが、もう慣れた。
これから夏だしね。今後どうするかを考えてます。
魚類は今はいいや。昆虫もいいや。植物がいいかな。陸生植物かな、水生植物かな、、、。

空と山

2012-05-30 22:08:54 | 書いた
ふじさんふじさーん。
晴れている日、雪がかかっていない部分は、青灰色に見えるのです。

んで、遊んでみた。





昨日は雨が降っていました。
明日は、よい天気だといいな。

日食振り返り

2012-05-22 22:19:29 | 健康・科学, etc.
5月21日の金環日食。

住んでいた地域は、金環が見られるぞゾーンのどまんなかだったのですが、、、あいにくの曇り空により、見られませんでした。

朝に早起き(うとうとしてたら朝だったって話ですが)して、6時30分くらいに家を出て、近所のスーパーの駐車場で待ってたんですけどね。近所の小学生が集団登校している姿も何集団か見送ってさ。思ったより寒くて、パーカーはおってくるんだったと後悔しながら。

欠け始めのころは雲の合い間で見えてたんだけど、そのうち雲で、全く見えなくなっちゃった。残念!



曇り空。光が差し込んでいる様子はわかるんだけどね。。。


今回の観測で、いちばんよく撮れた写真はこちら。


部分日食の時点だけども、雲にほどよく隠れていたおかげで、カメラをそのまま向ける事ができました。
(日食グラス越しでもチャレンジしたけど、ピントが合いにくかったりグラス表面で反射したりとなかなかうまく撮れない。。。)

東京では見られたみたいですね。
ニュースで、東京の街中で人がたくさん日食グラスを片手に観測している様子が写っていました。

「太陽を肉眼で見ないように!」といろんなところで念押しはされていたけれど、前回の記事でとりあげた網膜症の影響は大丈夫だったかしら。既に100人前後、網膜症の疑いの受診があるようですね。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120522/k10015289511000.html

富士山のご来迎で直視していた自分がいうのも何ですが、やっぱり目は大切です。異変を感じたら、早めのご受診を!


日食は終わっちゃいましたけど、6月6日には太陽面を金星が横切る現象が起こり、8月14日には金星食が起きるようですね。
こっちも楽しみ。金星横断の撮影に挑戦するなら、減光フィルターは必須だな。。。黒点まで撮影できんならいっそと思うけど、そもそも、手持ちのレンズでどれだけの解像度でとれるかも不明だしな。。迷う!


日食と網膜症

2012-05-17 22:11:20 | 健康・科学, etc.
5月21日の朝は、金環日食の日ですね。
自分が住んでいるエリアは、日食が見られる帯エリアのわりと真ん中のほう。
天気さえよければ見られるはず。

天気さえ、、、(&ちゃんと起きて外に出られる格好さえすれば、、、)

久々の日食、しかも金環日食!ということで、世間はおおいに盛り上がると同時に、太陽を直視したり良くない方法で観測したりすることで、目を痛める人がいるんではないかと、懸念も高まっているようですね。

日食網膜症。
太陽の光によって、網膜が傷つくわけです。失明の恐れもあるとか。

通常失明する恐れって、角膜が傷つくことによる障害だったり、水晶体が濁ってしまう白内障が、よく聞くところですが、太陽の光による影響は、網膜なんですね。
へーと思ったあと、そういえば当たり前かも、と思いました。

人間の目がものを見るときって、もので反射した光が、水晶体を通り、網膜のところで像を結ぶわけです。
水晶体は、虫眼鏡のようなもの。学校の授業で虫めがを使って光を集めて、明るくなったとか熱くなったりとかするわけですが、それと同じことが目の中で起きているわけですよね。

と思ったら、ちょっと怖くなってきた。
そこまで考えなかった昔、太陽を見るのって実は好きだったんですよね。

太陽ってまぶしいので、まあるい形がぱっと見てもわからない。
光に慣れたら見えるようにならないかと、つい眺めたくなっちゃうんですよね。
電球を見て大丈夫なら、太陽見たって大丈夫じゃん、とたかをくくっていました。
こわー。

まあ今更な話ではありますので、これを気に今後は気をつけよう、と思うわけです。
既に家系によりメガネ生活なのに、これ以上目が悪くなりたくないよ。

日食グラスも買ってあるしね。
使用説明書をよく読んで、目を大切に観測したいと思います!


☆マイナビニュース「金環日食を楽しむための事前知識。当日気を付けたい「日食網膜症」を防ぐ4つのポイント」
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/myspi/2012/05/4_15.html

☆ケンコー・トキナー「金環日食」
http://www.kenko-tokina.co.jp/special/celestial/eclipse-2012.html

☆日蝕性網膜炎とは?
http://www.0ns.biz/sick30.html